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キッチン断捨離の方法|引っ越し時に行いたい、ものの捨て方、残し方

キッチン断捨離の方法|引っ越し時に行いたい、ものの捨て方、残し方

日々、家族が調理で使うキッチンには、非常に多くの物が集まっています。食器類も調理器具も、料理をして食事をするために必要な物です。一方で、キッチンには必要以上に物が増えすぎることがあるのもまた事実……。ご自宅にほとんど使用していない食器類や調理器具がないでしょうか。

ここでは、そんなキッチンを断捨離して、きれいに使うためのコツをご紹介します。特に、引っ越しは自分にとって必要な物と不要な物を見極めるチャンスです。この機会にキッチンの断捨離に取り組みましょう。

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キッチン断捨離の手順

まずは、キッチンを片付けて断捨離をする手順をご紹介します。物はカテゴリーに分類して整理しましょう。不要な食器類やキッチンツールを減らして、引っ越しで運び出す荷物を最小限に留めることが大切です。

収納から物を全部出す

まずはキッチンの収納スペースから物を全部出して、1カ所にまとめます。たとえば、冷蔵庫の中、食器棚や吊り戸棚の引き出し、シンク下やコンロ下の収納などの中身を取り出しましょう。やや手間がかかりますが、目視で確認することで持っている物の量を正確に把握できるようになります。

分類する

次に、キッチンの物を「食材」「調理器具」「食器」の3カテゴリーに分類してください。さらには、各カテゴリーの物を使用頻度ごとに「よく使う物」「たまに使う物」「ほぼ使っていない物」に分類します。使用頻度の分類は、1年以上使っていなければ「ほぼ使っていない物」に入れるといったように、機械的に行います。食材や調味料の場合は賞味期限もご確認ください。

使用頻度が低いものから断捨離する

分類後、「ほぼ使っていない物」のうちで、これまで一度も使っていない物は断捨離しましょう。

よくある例として挙げられるのは、いずれ使う可能性があると考えて取ってある物です。たとえば、日常的に使用しないクッキー型や来客用の食器やグラス、余分に保管してある保冷剤、使用頻度が低い水筒やタッパーなどは、断捨離を検討してみてください。

ほかに、今後使用する可能性が低いとはいえ、心理的に捨てにくい物も挙げられます。結婚祝いにもらった食器、子どもが小さいときに使っていた食器、親から引き継いだ食器などです。

ただし、大事に感じる物や捨てる判断に迷う物は、無理に処分しなくても構いません。また、「たまに使う物」であっても、頻度によっては断捨離を検討しましょう。

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断捨離したキッチンをきれいな状態のまま維持するには?

引っ越しへ向けて断捨離したキッチン。新居でも生活感のないシンプルな状態を保てたら理想ですよね。ここでは、キッチンのきれいな空間を保つためのポイントをご紹介します。

1つ購入したら1つ手放すようにする

断捨離後、余計な物を増やさずにミニマリストとして暮らすには、物を1つ購入するごとに1つ手放すのがおすすめです。新しい物を買っても物の数が増えないため、収納場所を取らずに済みます。自宅にある物が次々と新しいお気に入りの品に入れ替われば、日常生活を送るうえで気分が高まるでしょう。

収納に詰めすぎない

物は収納スペースに詰めすぎないよう、収納方法にもお気をつけください。物が多いと中身に何が入っているかわかりにくく不便です。ストック用の食品はすぐに補充せず、使い切る寸前に補充する習慣をつけましょう。また、お皿やプレートなどの平たい食器は、立てて収納したほうが取り出しやすくなります。

使用後はすぐ定位置に収納する

使用した物はすぐに定位置へ収納し直すと、キッチンの見た目がスッキリします。たとえば、調理に使ったフライパンはコンロの上に置きっぱなしにせず、洗ったらすぐに収納棚へ戻してください。周辺のスペースが常に片付けられていれば、出しっぱなしにした物が目立つため、定位置へ戻す習慣がつきやすいでしょう。また、物の定位置が決まっていると紛失のリスクが減り、新たに余計な物を買わずに済みます。

なるべく物を増やさないように意識する

キッチングッズや収納グッズは、できるだけ新しく買い足さないように心がけましょう。物が少ない状態のほうが日常的に掃除をしやすいためです。キッチンに関連する買い物は、本当に必要かどうかをよく考えたうえで判断します。キッチンをきれいに保つために、買い物の仕方を見直してみてください。

キッチンの断捨離を始めやすいタイミング

調理器具やカトラリーなど物が多くなりがちなキッチン。断捨離は思い立ったときに着手するのがおすすめです。毎日快適に料理をするために、タイミングが合うときを見つけて掃除に取り組んでみてください。

年末の大掃除の前

年末の大掃除を始める前に、キッチンの断捨離を済ませておくのがおすすめです。キッチンツールやカトラリーに整理には手間がかかります。事前に物を減らしておけば、掃除の負担が減り楽になるでしょう。その際は、大掃除の前に無理のない断捨離の範囲を決めておくのがポイントです。

新しい収納棚を購入したとき

キッチンに新しい収納棚を購入したときは、物を棚に入るだけの量まで減らすよう、ルールを決めてはいかがでしょうか。お気に入りの家具でキッチンを模様替えすると、気分転換によってモチベーションが高まり、物を増やさないルールを導入しやすくなります。

引っ越しの予定が決まっているとき

引っ越しは、当日までの時間制限がある状況であり、断捨離に取り組みやすいといえます。また、新居での新たな生活をイメージすると、「いる」「いらない」の判断がしやすいでしょう。さらに、引っ越し前の断捨離には、引っ越し作業の負担削減や費用の節約など、さまざまなメリットがあります。

引っ越しのタイミングはキッチンの断捨離におすすめ!

ご自宅のなかでも特に生活感が出やすい場所であるキッチン。基本的にアイテムが多いため、収納スペースを有効活用しつつ、不要な物はこまめに処分することが大切です。引っ越しは断捨離に最適なタイミングでもあります。荷物を減らし荷造りの手間を抑えるために、キッチンの掃除を始めましょう。

近いうちに引っ越しを控えている方は、当日までに一体どのような準備が必要なのか、気になっているのではないでしょうか。その際は、引っ越しの住所変更手続きをまとめて行える「引越れんらく帳」が便利です。無料で利用できるため、引っ越しのスケジュール管理にお役立てください。

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