ページトップへ

新社会人の準備・完全ガイド|仕事で必要なアイテムから暮らしの日用品まで

新社会人の準備・完全ガイド|仕事で必要なアイテムから暮らしの日用品まで

新社会人の方々は、入社までにさまざまな準備を済ませる必要があります。仕事で使うアイテムや新生活で使える日用品などは、早めに用意しておきましょう。また、仕事が始まるまでにマナーや仕事に関する知識などを身に付けておくのも大切です。

今回は、これから新社会人になる方へ向けて、新生活の準備・完全ガイドをお伝えします。何を準備すべきかお悩みの新社会人の皆さまは、ぜひこちらの記事をご覧ください。

あわせて読みたい引っ越しTips

新社会人が入社までに準備すべき身の回り品

新社会人になると、学生時代には必要のなかったアイテムを新たに購入することになります。特に、どんな仕事でも使う基本の品物は、できるだけ入社までに準備しておきましょう。

仕事で着用する物

準備物 準備のポイント
スーツ 最低限1着は必要です。就職活動中のスーツでも問題はありませんが、毎日着用する人は2~3着ほど用意しておくと良いでしょう。
ワイシャツ 肌に直接触れるアイテムのため、毎日取り換えるのがおすすめです。1週間分は用意できると良いため、5枚程度は準備しておきましょう。
ネクタイ 5本程度持っておき、1週間の勤務でローテーションを組むのがおすすめです。柄については、シャツやスーツとの相性も考慮して選びましょう。
ベルト 毎日ベルトを着用する場合は、ひとつのものを使い続けていると傷みが早くなるため、2本以上持っておくと良いかもしれません。スーツや靴の色と合わせるとバランス良く見えます。
腕時計 派手すぎるものは避け、ビジネスの場にふさわしい時計を選びましょう。外回りの多い職業であれば、荒天時も気にせず動けるよう防水性にもこだわるのがおすすめです。
基本の一足として黒の革製靴を持っておくと便利です。高級でも質の良いものを購入しておけば、メンテナンスしながら長く使えます。
靴下 ボトムスの色に合わせ、暗めの色を用意しましょう。柄は無地か、控えめなものを選びます。白い靴下は学生らしくなってしまうため気をつけましょう。
ストッキング ご自分の肌の色に近いストッキングを選びます。勤務中に伝線する可能性があるため、常に替えのストッキングを持ち歩くと安心です。

ビジネスの場では、ご自分の着用したものが相手の方へどういった印象を与えるのか意識してアイテムを選ぶのが大切です。業界の雰囲気や職場のルールなども参考にしながら、ビジネスシーンにふさわしい服装で仕事をしましょう。

仕事で使用する物

準備物 準備のポイント
ビジネスバッグ 書類やパソコンなどの入る大きさで、控えめなデザインのものを選びましょう。機能性の高いものを選んでおけば、持ち歩く際に便利です。
サブバッグ 休憩時間に外へ出る際、財布やスマートフォンなどを入れておけるサブバッグが役立ちます。コンパクトに折りたためるものだと邪魔になりません。
手帳 スケジュール管理に欠かせないアイテムです。社外の方の前で取り出すことも多いため、上質で派手すぎないデザインを選ぶと良いでしょう。
メモ帳 ポケットに入れて持ち歩けるミニサイズと、ミーティングでたくさん書きやすい大きめのサイズの2種類を用意しておくのがおすすめです。
文房具 ボールペンやノート、蛍光ペンなどは最低限用意しておきましょう。文房具はまとめて収納しておき、書きたいときにサッと取り出せるようにしておくとスマートです。
印鑑 さまざまな書類作成時に使います。朱肉に押して捺印するタイプの印鑑を用意しておきましょう。インク浸透印は支給してくれる会社もあります。
名刺入れ 入社したばかりのタイミングでも使う機会が多いため、入社前に忘れず準備しておきましょう。シンプルな革製で、落ち着いた色のものが無難です。
定期入れ 通勤で公共交通機関を利用する場合は定期入れも用意しましょう。社員証を一緒に入れておけるものや、バッグにつなげておけるタイプのものなど、使いやすいものがおすすめです。
電卓 ビジネスの場では計算が必要な状況が頻繁に訪れるため、電卓を持っていると便利です。大きな桁も計算できる、しっかりしたサイズのものを選びましょう。

仕事で使用するものは、ビジネスシーンにふさわしい落ち着いたデザインのものをお選びください。また、アイテム選びでとくに重視したほうが良いのは実用性です。機能にすぐれたものを探し、仕事がスムーズに進められるように意識してみましょう。

身だしなみを整える物

準備物 準備のポイント
手鏡 顔についたゴミや伸びすぎた鼻毛などがないかチェックできます。取引先との商談前や顧客への接客前などは、欠かさずに身だしなみを整えましょう。
メイクアイテム カジュアルなものは避け、落ち着いた印象を与えられるアイテムをそろえておくのがおすすめです。必要最低限のものをケースに入れて持ち歩きましょう。
エチケットブラシ スーツやコートなどにゴミがついていたり、毛流れが乱れていたりするときに使えます。薄く折りたためるものを購入し、カバンに入れておきましょう。
歯ブラシ 食事の後やミーティングの前などは、口臭が気にならないようケアしておくのがエチケットです。歯ブラシでしっかりと磨き、口のなかをきれいにしましょう。

仕事をする相手に不快感を与えないためには、身だしなみを整えておく必要があります。清潔感のある装いをすることで、良い印象を持ってくれる方は多いはず。普段から意識してケアしておくことで、自然と身だしなみの整え方が身に付いていくでしょう。

緊急時に備える物

準備物 準備のポイント
折り畳み傘 突然の雨に備えて持ち歩きましょう。びしょ濡れのまま客先へ出向いても、良い印象は与えられません。濡れた傘を入れておける防水カバーがあると便利です。
絆創膏 書類で手を切ったときや靴擦れしてしまったときなどに備えて準備しておきましょう。患部をそのままにしておくと血が流れて、大切な書類や衣服などに染みついてしまうことがあります。
胃薬や頭痛薬、その他持病の薬など、必要な薬は手元に置いておきましょう。突然体調が崩れてしまうのに備え、常備薬を持ち歩くのも大切です。
礼服 冠婚葬祭に着ていける礼服を用意しておきましょう。突然必要になる機会が来るかもしれないため、入社前に準備しておくと安心です。
数珠 同僚や取引先などの方が亡くなった場合、葬儀に参列することがあります。仏式の葬儀が多いため、数珠をひとつ持っておくと便利です。

社会人として過ごしていくなかでは、天候の変化やケガ、体調不良など、さまざまなトラブルが起こり得ます。突然のできごとにも冷静に対処できるよう、日ごろから備えを怠らないのが大切です。また、緊急時に大人としてふさわしい立ち居振る舞いができるよう、シミュレーションしておくと良いでしょう。

一人暮らしを始める新社会人が準備すべき家具家電、家庭用品

初めての一人暮らしになる方は、生活に必要なアイテムを準備する必要があります。まずは最低限のものだけそろえ、後から買い足していくのもおすすめです。

家具

届出をする人 本人または代理人
PC操作をしたり食事をしたりする際に必要になります。一人暮らしの場合はスペースがないことも多いため、ひとつの机を仕事用机やダイニングテーブルとして使っても良いでしょう。
イス 集中して作業をしたり、リラックスしたりする際に座ります。事務作業するためのデスクチェアやくつろぎたいときのためのソファなど、用途に合わせて購入しましょう。
ベッド お部屋にスペースがない場合は、収納のついたベッドや折りたためるベッドなどがおすすめです。フローリングに布団を敷く場合は、カビ対策を行いましょう。
衣類や書籍など、さまざまな持ち物を収納するために必要です。背の高い棚を置くときは、突っ張り棒や耐震マットなどで倒れないように対策しましょう。
カーテン プライバシー保護や部屋の保温、日光の遮断など、さまざまなメリットがあります。引っ越し当日から取り付けられるよう準備しておきましょう。

家具は一つひとつの値段が高額になりがちですが、購入するお店を選べば安価でそろえることもできます。こだわりの強い方は、DIYで自作の家具をつくっても良いでしょう。また、家具を用意する際はお部屋のスペースを考慮し、空間を圧迫しないよう配慮するのがポイントです。

家電

届出をする人 本人または代理人
照明 引っ越しの前に照明がついているか確認しておきましょう。ない場合は電球やシーリングライトなどを購入しておき、引っ越し作業中に取り付けます。
冷蔵庫 自炊をする方は大きめのサイズを、自炊しない方は小さめのサイズをご用意ください。冷蔵庫と冷凍庫の2ドアタイプのものがおすすめです。
炊飯器 お米を炊くと食費の節約につながります。一人暮らしの場合、3合炊きや5合炊き程度の大きさが丁度良いでしょう。余ったお米は冷凍しておくと便利です。
電子レンジ シンプルな機能のものであれば安価で手に入ります。惣菜や冷凍食品の温めに使えるため、自炊をしない方も持っておきたい家電です。
ドライヤー 髪の毛が短い方も、濡れたまま眠ってしまうと寝癖がついてしまいます。お風呂上りにドライヤーで乾かし、寝癖がつかないようにご注意ください。
アイロン 服にシワがついたまま出社すると、だらしない印象を与えてしまいます。身だしなみを整えるため、洗濯の後はアイロンがけを行いましょう。

新社会人の一人暮らしでは、生活に必要な家電に加えて、身だしなみを整えるのに必要な家電も用意しておくと安心です。一度に購入するとお金がかかるため、リサイクルショップを利用したり、どなたかに譲ってもらったりして節約しましょう。

炊事用品

届出をする人 本人または代理人
フライパン フライパンがひとつあると、焼く・炒める・煮るなどの調理が行えます。キッチンのサイズにもよりますが、大きめのものを用意しておくと幅広い用途で使えます。
自炊をするなら、フライパンに加えて鍋も持っておきたいところです。深さがあり大きいものであれば、作り置きをする際にも便利です。
キッチン用のはさみ 食品の袋を開けるときだけでなく、食材を切るときにも役立ちます。包丁を出さずに調理を済ませたいときに便利です。定期的にお手入れすると切れ味を保てます。
栓抜き 瓶入りのお酒をよく飲む方なら、特に用意しておきたいアイテムです。缶切りもついているものだと、缶詰を開けるのにも使えます。

自炊をする方はもちろん、外食中心の方も必要最低限の炊事用品を持っておくと便利です。必要に応じて包丁やまな板、菜箸などをそろえていきましょう。ピーラーや計量カップ、大さじや小さじなどもあると調理しやすくなります。

食器

届出をする人 本人または代理人
飯椀や汁椀、平皿など、よく食べる料理に合わせて購入しましょう。ご自宅によく人を招く方は、来客用のお皿も置いておくと安心です。
マグカップ、コップ 耐熱のマグカップやコップがあると、温かい飲み物にも冷たい飲み物にも使えます。大きめのマグカップがあれば、スープやお味噌汁などを入れる汁椀の代用もできます。
自分用のお箸は、いくつか持っておくのがおすすめです。お弁当を持参する場合は、持ち運びしやすいタイプのお箸も用意しておきましょう。
フォーク・スプーン 食事によっては箸以外の食器が必要になります。食器のバリエーションがあると食べやすくなるため、1セット以上は用意しておくと良いでしょう。

一人暮らしでもお友達を招く機会が多い場合は、来客用の食器もご用意ください。食器を洗うためのスポンジと洗剤も忘れずに購入しましょう。また、自炊をあまりしない方は、お皿をボウルがわりにしたりスプーンをお玉がわりにしたりと、調理器具の代用品としても使えます。

洗濯用品

届出をする人 本人または代理人
洗剤 気に入った香りのものや汚れが落ちやすいものなど、お好きなものを購入しましょう。必要であれば柔軟剤や漂白剤なども追加します。
洗濯ネット 繊細な衣服を洗うときは、洗濯ネットに入れましょう。サイズや形状などはさまざまなものが販売されているため、必要に応じて購入します。
洗濯バサミ 洗濯物を干すときに使います。服のずり落ち防止や小さな靴下やハンカチなどを留めておくのに役立ちます。いつの間にか紛失してしまうことが多いため、たくさん購入しておくと安心です。
ハンガー 服の形が崩れないよう、肩幅のサイズと合ったものを選びましょう。同じ形のハンガーでそろえておくと、収納スペースの節約につながります。
物干し竿 洗濯物を干すために使います。物件によってはベランダに物干し竿を設置するスペースがないため、室内用物干しを購入しましょう。
ゴミ箱 最低でも1個はゴミ箱があると便利です。ニオイが気になる方は、蓋つきのものを購入しましょう。ペダルを踏んで開けられるタイプなら、両手が塞がっているときでも簡単にゴミを捨てられます。
ゴミ袋 お住まいの自治体によって使えるゴミ袋が異なるため、事前に確認しておきましょう。引っ越し作業のときから使うことになるため、早めに用意しておくのが大切です。
掃除機 一人暮らしのお部屋なら、収納スペースを圧迫しないスティックタイプがおすすめです。お部屋がフローリングの場合はモップやワイパーなどでもきれいに掃除できます。
ぞうきん 床に飲み物をこぼしたときや、棚を水拭きしたいときなど、さまざまな場面で活用できます。汚れが蓄積してきたら買い替えて、清潔に使いましょう。
ブラシ 水回りのお掃除に使えます。トイレ用やお風呂用など、洗う場所に応じて異なるブラシを用意しましょう。掃除する場所の材質によってはブラシが適さないことがあるため、注意書きをよく読むのが大切です。

洗濯は、きれいな服を着て仕事するためにも欠かせない家事です。干す時間が取れないという方は乾燥機能のついた洗濯機を購入する方法もあります。また、掃除を怠っているとどんどん家が汚くなってしまいます。必要なアイテムはきちんとそろえ、こまめに掃除を行いましょう。

衛生用品

届出をする人 本人または代理人
ティッシュペーパー 鼻をかむときや汚れを拭き取りたいときなどに役立ちます。花粉症や鼻炎の方などは、柔らかいティッシュペーパーをご用意ください。
トイレットペーパー 引っ越し初日から備えておきたいアイテムです。引っ越しの荷物を梱包する際、すぐに取り出せる場所へしまっておきましょう。新居へ到着したらすぐにトイレへ設置します。
マスク ホコリの吸い込み防止や風邪予防、花粉対策など、さまざまな目的で使います。顔のサイズに合わせたものを買うとズレにくくなります。
体温計 急な体調不良の際や日々の健康チェックなどで活躍します。脇に挟むタイプが定番ですが、耳や額などにつけるだけで体温を測れる製品も登場しています。

衛生用品は買い忘れてしまうことも多いアイテムのひとつです。日常的に必要となるものも多いため、欠かさずに購入しておきましょう。ご紹介したほかにも、爪切りや綿棒、耳かき棒なども用意しておくと安心です。

新社会人が入社までに準備すべきこと

内定が出てから入社にいたるまでは、新社会人にとって大切な準備期間です。理想の社会人に近づくため、入社前から努力を重ねていきましょう。

身だしなみを整える

社会人は、上司やクライアントと接する際にふさわしい身だしなみにする必要があります。入社する企業の髪型や服装の基準をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。たとえば、企業によっては過度な染髪を認めていないことがあります。髪を染めている場合は自然な色に抑えましょう。また、パンプスを履く職場の場合は、ヒールの高さを指定していることがあります。高すぎるものは避けて、指定された範囲のものを用意しましょう。

生活習慣を整える

社会人は時間厳守での行動が基本です。無理なく仕事をスタートできるよう、コンディションを整えておきましょう。生活習慣を整えるには、規則正しい生活を送るのが大切です。夜型の人は朝型に切り替え、仕事中にはっきりと覚醒していられるようにしましょう。

仕事に関わる分野の勉強をする

入社する企業の業界や職種などで必要になる知識を学んでおきましょう。入社前から勉強しておけば、実際に働き始めてからの知識習得が早くなるかもしれません。ほかにも、語学やパソコン操作など、ビジネスに役立つスキルを身に付けておくのもおすすめです。入社後に取りたい資格があれば、試験へ向けて勉強しておきましょう。

ビジネスマナーの知識を得る

挨拶のことばや名刺の渡し方、メールの送り方など、ビジネスに必要なマナーは多岐にわたります。学生のころは当たり前だったことも、社会人になってからは通用しないということもあり得ます。入社前にビジネスマナーについて学んでおくと安心です。言葉遣いや服装、心構えに関することなど、幅広く情報を集めておきましょう。

給与口座を確認する

給与を受け取るための口座を準備しておきましょう。すでに所有している口座が使えるなら良いですが、会社によって金融機関の指定があるかもしれません。新しくつくる場合はATMの手数料や振り込み手数料などに着目し、できるだけ使い勝手の良い銀行をお選びください。また、ついお金を使いすぎてしまうという方は、貯金用の口座を開設しておくと良いでしょう。

新社会人になる前にさまざまな準備を済ませておこう

新社会人として働き始める前に、服や小物、生活用品など、さまざまな準備が必要です。通勤がスタートすると時間が取りにくくなるため、入社前にできることを済ませておきましょう。ご紹介したポイントを参考に、楽しい社会人生活をお過ごしください。

あわせて読みたい引っ越しTips