iPhoneは毎年、新型機種が発売されるほか、同じシリーズで4つもモデルが用意されているため「どれを購入すればよいのかわからない」とお考えの方も多くいるでしょう。
どの機種が自分に適しているのかを選ぶ際は、それぞれの機種の特徴を比較して知ることが大切です。
そこで、今回の記事ではiPhoneのおすすめ機種を比較して、レビューします。
具体的にはサイズや価格・性能などを比較・調査します。
iPhoneの乗り換えや機種変更を迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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iPhoneとは

出典:Apple
iPhoneとは、アメリカに本社を置くApple社が開発するスマートフォンで、日本で高い人気を誇っています。
スマートフォンの脳とも言えるOSは、多くのスマートフォンが搭載しているGoogle社の「Android OS」ではなく、Apple社独自の「iOS」を搭載しています。
Apple製品であるMacやiPad、Apple Watchとの連携がスムーズにできるため、日常的にApple製品を利用する方にとっては、かなり利便性が高いことが特徴です。
どの機種もシンプルに洗練されたデザインであり、その美しさも多くの日本人を魅力する要因の1つと言えます。
2020年以降に発売が開始されたiPhoneは、以下の4シリーズです。
- iPhone12シリーズ
- iPhone13シリーズ
- iPhone14シリーズ
- iPhoneSE(第3世代)
最新機種はiPhone 14シリーズとiPhoneSE(第3世代)の2つであり、どちらも2022年に発売が開始されています。
型落ちモデルではありますが、いまだに高性能な部類に入るiPhone12シリーズ、iPhone13シリーズと併せて、それぞれのシリーズがどのような特徴、性能を持っているのかを比較・解説します。
iPhone12の特徴と性能
出典:Apple
iPhone12シリーズは、2020年10月から11月にかけて発売が開始されたiPhoneで、iPhoneでは初めて5Gに対応したモデルです。
iPhone12シリーズには、以下のような特徴があります。
- A14 Bionicチップ搭載
- Super Retina XDRディスプレイ搭載
- デュアルカメラ・トリプルカメラ
- Ceramic Shieldにより耐久性向上
- MagSafeにより高速充電可能
iPhone12シリーズでは、A14 Bionicチップを搭載しています。Appleの発表によると、一つ前のモデルであるA13 Bionicチップと比較し、CPUによる処理能力・GPUによる描画能力が最大50%、機械学習の処理能力が80%向上したとのことです。
また、有機ELディスプレイであるSuper Retina XDRディスプレイを搭載することにより、より高解像度で映し出されることも大きな特徴だと言えます。
カメラ性能では、iPhone12 mini・iPhone12がデュアルカメラ、iPhone12 Pro・iPhone12 Pro Maxは望遠が追加されたトリプルカメラを採用しており、高い精度で被写体を捉えることが可能です。
加えて、耐落下性能が4倍も向上したCeramic Shieldを採用することで耐久性が向上しているほか、MagSafeによりワイヤレス充電を用いた高速充電にも対応しています。
そんなiPhone12シリーズでは、以下の4つの機種が発売されています。
- iPhone12 mini
- iPhone12
- iPhone12 Pro
- iPhone12 Pro Max
上から価格が安い順番に並べていますが、これらを比較すると、大きな違いとして「本体の大きさ」が挙げられます。
iPhone12 miniが5.4インチと手のひらにぴったり収まるサイズであるのに対し、iPhone12 Pro Maxは6.7インチと片手で操作するのは難しいほど大きいサイズです。
iPhone12・iPhone12 Proはその間の6.1インチであり、片手でも両手でも操作しやすいサイズです。
また、カメラの性能が大きく異なります。
iPhone12 mini・iPhone12を下位モデル、iPhone12 Pro・iPhone12 Pro Maxを上位モデルとして比較すると、上位モデルはカメラの機能をメインに設計されたiPhoneだと言えます。
プロ顔負けの映像が撮影できるレンズ・機能が搭載されているため、一眼レフカメラの代わりにiPhoneを持ち歩く人もいるでしょう。
一方、下位モデルでもきれいな画像・映像が撮影できますが、上位モデルほど鮮明に映すことはできません。
他にもさまざまな違いがありますが、詳しくは次章で後述しますので、気になる方は次章も続けてお読みください。
iPhone13の特徴と性能

出典:Apple
iPhone13シリーズは、2021年9月に発売が開始されたiPhoneです。
前作が発売されてから1年も経たずに発売が開始された機種ですが、チップが前作と比較して向上しています。
iPhone12ではA14 Bionicチップというチップが使われていました。
しかしiPhone13ではA15 Bionicチップという新しいチップが開発されています。
iPhone12とiPhone13を比較すると、速度・グラフィック性能などが前作に搭載されていたチップと比較して向上しています。
そんなiPhone13シリーズでは、以下の4つの機種が発売されています。
- iPhone13 mini
- iPhone13
- iPhone13 Pro
- iPhone13 Pro Max
ラインナップはiPhone12と変わらず、miniからPro Maxまでの4機種です。
サイズがどんどん大きくなる印象の強いiPhoneですが、画面サイズはどの機種もiPhone12と変わりません。
基本性能については、上位モデルと下位モデルでは比較的差がない項目も多い傾向にありますが、特にカメラ性能とバッテリー容量では大きな差があります。
iPhone12シリーズでは、広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラが採用されていましたが、iPhone13の上位モデルであるiPhone13 Pro・iPhone13 Pro Maxには望遠カメラも加わり、トリプルカメラになっています。
望遠カメラが搭載されたことにより、今までよりも遠くの被写体がより鮮明に映し出せるようになりました。
ただし、望遠カメラは上位モデルにしか搭載されていないため、下位モデルは従来どおりデュアルカメラしか利用できません。
また、iPhone13シリーズの4つの機種のバッテリー容量はそれぞれ以下のとおりです。
iPhone13 mini:2,406mAh
iPhone13:3,227mAh
iPhone13 Pro:3,095mAh
iPhone13 Pro Max:4,352mAh
iPhone13 miniとiPhone13 Pro Maxを比較すると、およそ1.8倍もの違いがあります。
バッテリー容量が大きくなればなるほど1回の充電あたりの利用可能時間が長くなることを考えると、iPhone13 miniとiPhone13 Pro Maxとでは充電の保ち方が大きく異なるでしょう。
特に、iPhone13 miniを使う方は、早めに充電することを心がけないと、日中に充電が切れ、大事なことにiPhoneが使えなくなってしまう可能性もあるのです。
より詳しい比較は、次章で後述しているので、興味のある方は次章もぜひ目を通してみてください。
iPhone 14の特徴と性能

出典:Apple
iPhone14 シリーズは、2022年9月に発売が開始されたiPhoneです。
2023年10月現在、最新のiPhoneであり人気を集めています。
iPhone13からの1番の変更点は、miniが廃止され、Plusが登場したことです。
miniは、のちほど紹介するiPhoneSEと並び、手軽に利用できるコンパクトサイズのiPhoneとして多くの方に親しまれていましたが、iPhone13を最後に開発がストップしました。
一方、iPhone 14 PlusはiPhone 14の大きい版としての位置づけが強い端末というイメージです。
そのため、カメラ性能はProシリーズと比較するとそこまで高くないものの、サイズはiPhone 14 Pro Maxと同じ6.7インチです。
また、iPhone 14シリーズになったことで、カメラ性能が一段と向上しました。
iPhone12・iPhone13では光学式手ぶれ補正・デュアル光学式手ぶれ補正というレンズを固定することで手ぶれを補正する技術が使われていました。
一方、iPhone13の上位モデルから使われるようになったセンサーシフト光学式手ぶれ補正が、上位モデル・下位モデル問わず搭載されるようになったため、より手ぶれが修正された画像を撮影できるようになったのです。
センサーシフト光学式手ぶれ補正はレンズではなくセンサーを固定する方法で手ぶれを補正するようにしたことで、より手ぶれを抑えることができるようになっています。
そんなiPhone 14シリーズでは、以下の4つの機種が発売されています。
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
先述のとおり、miniが廃止され、Plusが追加されたラインナップです。
これらを比較した際にわかる大きな違いは、チップです。
下位モデルであるiPhone 14・iPhone 14 PlusではiPhone13シリーズと同じA15 Bionicチップが使われている一方、上位モデルであるiPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro MaxではA16 Bionicチップが使われています。
A16 Bionicチップは、5nmプロセスのA14 Bionicチップ・A15 Bionicチップと比較して一回り小さい4nmプロセスで製造されています。
処理速度が向上しただけでなく、消費電力も20%削減することに成功しているのです。
そのため、バッテリー容量はiPhone 13シリーズとiPhone 14シリーズで大差ないのですが、使用可能時間は大幅に向上しています。
他にも、さまざまな細かい違いがありますが、比較した結果については次章で後述しているので、興味のある方はぜひ次章も続けてお読みください。
iPhoneSE(第3世代)の特徴と性能

出典:Apple
iPhoneSE(第3世代)は、2022年3月に発売が開始されたiPhone SEシリーズの最新機種です。
iPhoneSE(第2世代)の発売開始が2020年4月であるため、約2年ぶりの新作です。
前作のiPhone SE(第2世代)と比較すると、画面サイズや性能はほとんど変わっていないため、開発コストを下げることで低価格を実現しています。
iPhoneSEの特徴であるホームボタン・指紋認証も相変わらず搭載されています。
ホームボタンや指紋認証を好んでいる方には、嬉しい継続だとも言えるでしょう。
とはいえ、iPhone SE(第2世代)から何も変わっていないわけではなく、大きく分けると以下の3つの点が向上したと言えます。
- 5G対応
- カメラ性能
- チップ
5G対応
iPhoneSEシリーズでは初めて5Gに対応した端末です。
まだ5Gは一部エリアにしか提供されていませんが、5Gが利用できるエリアであれば、4Gよりも高速な通信をiPhoneSEでも利用できるようになりました。
5Gは今までにない高速通信が可能であり、それにより大容量通信がしやすくなったり複数端末の接続が容易になったり遅延が少なくなったりするなどの恩恵も得られます。
5G対応に追加の料金はかからず、5Gに対応している事業者のSIMカードを挿し込むことで、対象エリア内では5Gが利用できるようになるのです。
今後、ますます5Gのエリアが広がるため、5G通信に対応したiPhone SE(第3世代)の需要も高まるでしょう。
カメラ性能
iPhoneSE(第2世代)に比べると、カメラ性能も大きく向上しています。
iPhoneSE(第2世代)と同じく1,200万画素の広角カメラしか搭載していませんが、比較してみると多くの違いが見られるのです。
- ニューラルエンジンが倍増
- スマートHDR 4
- Deep Fusion
- フォトグラフスタイル
iPhoneSE(第3世代)が発売された時点での最新機種であるiPhone13に搭載されている機能を利用できるため、カメラ性能はかなり高いと言えるでしょう。
チップ
その高度なカメラ性能を可能にしているのがチップの改良です。
iPhoneSE(第2世代)で使用されていたA13 Bionicチップとは異なり、iPhone SE(第3世代)ではA15 Bionicチップが使用されています。
これにより、処理性能が約1.3倍高速になり、グラフィック性能に影響するGPUも約1.2倍になっているのです。
そのため、大幅な性能向上が見られるわけではありませんが、iPhone SE(第2世代)と比較するとスムーズな操作性に期待できます。
ほかに、どのような特徴を持っているのかを比較した結果は以下の章で解説しますので、ぜひ続きを読み進めてみてください。
iPhone12・13・14・SE(第3世代)を徹底比較
では、以上の特徴を持つiPhone 12・13・14・SE(第3世代)にはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、8つの項目について徹底比較します。
iPhone | 価格 | 画面サイズ |
---|---|---|
iPhone12 mini | 96,480円(税込)から※ソフトバンク公式オンラインショップ | 5.4インチ |
iPhone12 | 92,800円(税込)から | 6.1インチ |
iPhone12 Pro | 販売終了※中古でのみ購入可能 | 6.1インチ |
iPhone12 Pro Max | 販売終了※中古でのみ購入可能 | 6.7インチ |
iPhone13 mini | 92,800円(税込)から | 5.4インチ |
iPhone13 | 107,800円(税込)から | 6.1インチ |
iPhone13 Pro | 144,800円(税込)から※楽天モバイル | 6.1インチ |
iPhone13 Pro Max | 159,800円(税込)から※楽天モバイル | 6.7インチ |
iPhone14 | 119,800円(税込)から | 6.1インチ |
iPhone14 Plus | 134,800円(税込)から | 6.7インチ |
iPhone14 Pro | 149,800円(税込)から | 6.1インチ |
iPhone14 Pro Max | 164,800円(税込)から | 6.7インチ |
iPhoneSE(第3世代) | 62,800円(税込)から | 4.7インチ |
iPhone | カメラ | チップ |
---|---|---|
iPhone12 mini | デュアルカメラ(超広角+広角) | A14 Bionicチップ |
iPhone12 | デュアルカメラ(超広角+広角) | A14 Bionicチップ |
iPhone12 Pro | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠) | A14 Bionicチップ |
iPhone12 Pro Max | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠) | A14 Bionicチップ |
iPhone13 mini | デュアルカメラ(超広角+広角) | A15 Bionicチップ |
iPhone13 | デュアルカメラ(超広角+広角) | A15 Bionicチップ |
iPhone13 Pro | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠) | A15 Bionicチップ |
iPhone13 Pro Max | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠) | A15 Bionicチップ |
iPhone14 | デュアルカメラ(超広角+広角) | A15 Bionicチップ |
iPhone14 Plus | デュアルカメラ(超広角+広角) | A15 Bionicチップ |
iPhone14 Pro | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠2倍+望遠3倍) | A16 Bionicチップ |
iPhone14 Pro Max | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠2倍+望遠3倍) | A16 Bionicチップ |
iPhoneSE(第3世代) | 広角カメラ | A15 Bionicチップ |
iPhone | ディスプレイ | 容量 |
---|---|---|
iPhone12 mini | Super RetinaXDRディスプレイ | 64GB128GB256GB |
iPhone12 | Super RetinaXDRディスプレイ | 64GB128GB256GB |
iPhone12 Pro | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB |
iPhone12 Pro Max | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB |
iPhone13 mini | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB |
iPhone13 | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB |
iPhone13 Pro | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhone13 Pro Max | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhone14 | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB |
iPhone14 Plus | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB |
iPhone14 Pro | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhone14 Pro Max | Super RetinaXDRディスプレイ | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhoneSE(第3世代) | Retina HDディスプレイ | 64GB128GB256GB |
iPhone | バッテリー容量 | 生体認証 |
---|---|---|
iPhone12 mini | 2,227mAh | 顔認証 |
iPhone12 | 2,775mAh | 顔認証 |
iPhone12 Pro | 2,775mAh | 顔認証 |
iPhone12 Pro Max | 3,687mAh | 顔認証 |
iPhone13 mini | 2,406mAh | 顔認証 |
iPhone13 | 3,227mAh | 顔認証 |
iPhone13 Pro | 3,095mAh | 顔認証 |
iPhone13 Pro Max | 4,352mAh | 顔認証 |
iPhone14 | 3,279 mAh | 顔認証 |
iPhone14 Plus | 4,325 mAh | 顔認証 |
iPhone14 Pro | 3,200 mAh | 顔認証 |
iPhone14 Pro Max | 4,323 mAh | 顔認証 |
iPhoneSE(第3世代) | 2,018mA | 指紋認証 |
それぞれの項目で、どのような違いが生まれるのか、比較していきましょう。
iPhoneを価格で比較
iPhone | 価格 |
---|---|
iPhone12 mini | 96,480円(税込)から※ソフトバンク公式オンラインショップ |
iPhone12 | 92,800円(税込)から |
iPhone12 Pro | 販売終了※中古でのみ購入可能 |
iPhone12 Pro Max | 販売終了※中古でのみ購入可能 |
iPhone13 mini | 92,800円(税込)から |
iPhone13 | 107,800円(税込)から |
iPhone13 Pro | 144,800円(税込)から※楽天モバイル |
iPhone13 Pro Max | 159,800円(税込)から※楽天モバイル |
iPhone14 | 119,800円(税込)から |
iPhone14 Plus | 134,800円(税込)から |
iPhone14 Pro | 149,800円(税込)から |
iPhone14 Pro Max | 164,800円(税込)から |
iPhoneSE(第3世代) | 62,800円(税込)から |
iPhoneは機種により価格が大きく異なるのが特徴です。
例えば、iPhoneSE(第3世代)は62,800円(税込)から購入できるのに対し、iPhone 14 Pro Maxは164,800円(税込)からと、その価格差は10万円以上あります。
また、同じシリーズ同士でもiPhone 14は119,800円(税込)から購入できるため、およそ5万円の差があります。
ただし、当然ながら高い機種のほうが性能が高く、安い機種のほうが性能が劣るため、一概に価格だけを比較して選ぶのはおすすめできません。
価格を下げるために下位モデルを購入すると、上位モデルとは異なり利用できない機能もあるため、価格だけで下位モデルに飛びつくことは控えたほうが良いでしょう。
この後紹介する、サイズやカメラ、チップなどの性能を比較した上で検討することをおすすめします。
なお、以下の機種はApple Storeでは発売終了となっており、ソフトバンクや楽天モバイルなど在庫を抱えている一部キャリアでのみ販売されています。
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
在庫がなければ新品で購入することは難しく、Apple公式や一部の通信事業者が提供する整備済端末(中古品を使えるように検査した端末)や中古品市場などでの購入になるでしょう。
iPhoneを画面サイズで比較
iPhone | 画面サイズ |
---|---|
| 5.4インチ |
| 6.1インチ |
| 6.7インチ |
iPhoneSE(第3世代) | 4.7インチ |
iPhoneは「どんどん大きくなっている」という印象を持っている方もいるかもしれませんが、比較表のとおり、iPhone 12からは画面サイズが全く変わっていません。
- 5.4インチ
- 6.1インチ
- 6.7インチ
- 4.7インチ
以下では、画面サイズについて比較したいという方のために、それぞれのサイズ感についてまとめました。
5.4インチ
iPhone 12 mini・iPhone 13 miniの5.4インチは手のひらにピッタリ収まるサイズです。
ほとんどの方は、画面内で届かない場所がないため、片手で楽に操作できます。
しかし、画面が小さいため、動画や映画を視聴する際にはやや物足りないと感じる方も少なくないでしょう。
6.1インチ
iPhone 12・iPhone 12 Pro、iPhone 13・iPhone 13 Pro、iPhone 14・iPhone 14 Proの6.1インチは、大きすぎず小さすぎず、というサイズです。
人によっては片手で操作するのには比較的大きめに感じるかもしれませんが、ほとんどの操作を片手で行うことが可能です。
5.4インチは動画・映画の視聴にやや不向きですが、6.1インチであれば十分に迫力を楽しめるサイズでもあります。
そのため、小さい画面が良いのか大きい画面が良いのか迷った方は、6.1インチの端末を購入しておくと無難でしょう。
6.7インチ
iPhone 12 Pro Max、iPhone 13 Pro Max、iPhone 14 Plus・iPhone 14 Pro Maxの6.7インチについてですが、6.7インチは片手で操作することは難しいでしょう。
手が大きめの方は可能かもしれませんが、多くの方は両手での操作が必要になります。
そのため、ポケットからさっと取り出し、片手で楽に操作する、ということができないため、やや不便に感じられる方もいるでしょう。
大きすぎてポケットに入らない場合もあるため、カバンなどに入れて持ち運ぶことになり、その点でも不便を感じるかもしれません。
一方、大きな画面で動画コンテンツを楽しんだり文章を読んだりしたい方にはおすすめのサイズです。
大画面で迫力のある映像が見られたり、文章の視認性が高まったりするなど、メリットも大きいと言えます。
とはいえ、人によってはかなり大きく、また重く感じられることもあるため、6.7インチの端末を購入する際は店頭などで実物を手にとってサイズ感を確認してから購入することがおすすめです。
4.7インチ
iPhone SEは、iPhone 12 mini・iPhone 13 miniと比較して一回り小さい4.7インチです。
従来のスマートフォンに慣れている方は、やや小さいという印象を持つかもしれません。
小さいスマートフォンは持ち運びしやすい、楽に操作できるなどの利点がありますが、画面が小さいと見えづらいこともあるため、必ずしも利点ばかりではないことも事実です。
また、画面サイズはiPhone 12 mini・iPhone 13 miniよりも一回り小さいのですが、本体サイズではやや、iPhone 12 mini・iPhone 13 miniよりも大きいのです。
これは、iPhone 12 mini・iPhone 13 miniとは異なり、ホームボタンが付いているため、その分の大きさも確保しなければならないことが影響しています。
結果として、本体サイズはiPhone 12 mini・iPhone 13 miniのほうがやや小さくなっているのです。
iPhoneをカメラで比較
iPhone | レンズ | 画素数 |
---|---|---|
iPhone12 mini・iPhone12 | デュアルカメラ(超広角+広角) | 広角:1,200万画素超広角:1,200万画素 |
iPhone12 Pro | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠) | 広角:1,200万画素超広角:1,200万画素 |
iPhone12 Pro Max | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠) | 広角:1,200万画素超広角:1,200万画素 |
iPhone13 mini・iPhone13 | デュアルカメラ(超広角+広角) | 広角:1,200万画素超広角:1,200万画素 |
iPhone13 Pro・iPhone13 Pro Max | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠) | 広角:1,200万画素超広角:1,200万画素望遠:1,200万画素 |
iPhone14・iPhone14 Plus | デュアルカメラ(超広角+広角) | 広角:1,200万画素超広角:1,200万画素 |
iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Max | トリプルカメラ(超広角+広角+望遠2倍+望遠3倍) | 広角:4,800万画素超広角:1,200万画素望遠:1,200万画素 |
iPhoneSE(第3世代) | 広角カメラ | 1,200万画素 |
iPhone | 手ぶれ補正 | LiDARスキャナ/Apple ProRAW |
---|---|---|
iPhone12 mini・iPhone12 | 光学式手ぶれ補正 | ×/× |
iPhone12 Pro | デュアル光学式手ぶれ補正 | ○/○ |
iPhone12 Pro Max | センサーシフト光学式手ぶれ補正 | ○/○ |
iPhone13 mini・iPhone13 | 光学式手ぶれ補正 | ×/× |
iPhone13 Pro・iPhone13 Pro Max |
| ○/○ |
iPhone14・iPhone14 Plus | センサーシフト光学式手ぶれ補正 | ×/× |
iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Max | センサーシフト光学式手ぶれ補正 | ○/○ |
iPhoneSE(第3世代) | 光学式手ぶれ補正 | ×/× |
iPhoneは、カメラ性能にも力を入れているのですが、利用する機種により搭載されている機能が異なります。
そのため、カメラの性能が気になる方は、以下の5つの点についての違いを押さえておくと良いでしょう。
- レンズ
- 画素数
- 手ぶれ補正
- LiDARスキャナ
- Apple ProRAW
レンズ・画素数
上に記載した表をもう一度整理すると、それぞれの機種に搭載されているカメラは以下のとおりです。
iPhone | カメラ |
---|---|
iPhoneSE(第3世代) | 単眼カメラ(広角カメラ) |
| デュアルカメラ(広角+超広角) |
| トリプルカメラ(広角+超広角+望遠) |
すなわち、iPhoneSEシリーズは広角カメラのみで、下位モデルは広角+超広角のデュアルカメラ、上位モデルは広角+超広角+望遠のトリプルカメラが搭載されています。
望遠レンズが搭載されることで、遠方の被写体もより鮮明に撮影できるようになり、より一層本格的なカメラに性能が近づいてきていると言えるでしょう。
画素数に関しては、iPhone 14の上位モデルであるiPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Max以外、すべて1,200万画素であるため、画素数のみを見ればそこまで大きな違いはありません。
しかし、絞り値やレンズの枚数などが異なるため、実際には同じ広角レンズ、同じ超広角レンズでも映り方が変わることが多くあります。
そのため、カメラ性能を重視して購入したい方は、一度店頭でカメラの性能を確かめてみることをおすすめします。
手ぶれ補正
iPhoneのカメラを比較すると、手ぶれ補正にも大きな違いがあります。
光学式手ぶれ補正・デュアル光学式手ぶれ補正・センサーシフト光学式手ぶれ補正の3つがあり、それぞれの手ぶれ補正では性能に違いがあるのです。
光学式手ぶれ補正は、いわゆる通常の手ぶれ補正機能であり、完璧に手ぶれを修正してくれるわけではありませんが、少しぶれてしまった程度なら綺麗に映せます。
また、デュアル光学式手ぶれ補正は、第2世代の手ぶれ補正であり、光学式手ぶれ補正よりも、より手ぶれを修正してくれます。
さらに、センサーシフト光学式手ぶれ補正は、デジタル一眼レフカメラなどに搭載されている技術です。
光学式手ぶれ補正・デュアル光学式手ぶれ補正はレンズを固定することにより手ぶれを防いでいますが、センサーシフト光学式手ぶれ補正はセンサーを固定しています。
これにより、より一層手ぶれ補正に磨きがかかり、鮮やかに被写体を映し出せるようになっているのです。
この、センサーシフト光学式手ぶれ補正は、iPhone12シリーズではiPhone12 Pro Maxだけ、iPhone13シリーズでも上位モデルにのみ搭載されていましたが、iPhone 14シリーズでは全機種に搭載されています。
すなわち、iPhone 14シリーズでは手ぶれ補正に限ると、どの機種でも性能が同じであり、下位モデルでも非常にクリアな画像を撮影できます。
こだわりの手ぶれ補正技術を使ってみたい方は、上位モデルかiPhone 14シリーズを購入してみてください。
LiDARスキャナ
上位モデルであるPro・Pro MaxにはLiDARスキャナと呼ばれる機能も搭載されています。
LiDARスキャナは、レーザー光の反射を使って距離を読み取る機能です。
LiDARスキャナが搭載されているスマホには「計測」と呼ばれるアプリが標準搭載されており、モノの縦・横・高さを瞬時に計測できます。
近年では、LiDARスキャナを3Dスキャンに応用する技術が注目を集めています。
アプリを導入し、実際にスキャンしたいモノを撮影するだけで、簡単に3Dスキャンができるのです。
VR機器を装着すれば、VR上でも確認できるため、3Dスキャンをより身近に感じられます。
ただし、LiDARスキャナでスキャンする際は、iPhoneのCPUをフルに活用するため、カバーを付けている場合は必ず外すようにしてください。
カバーを付けたままだと、iPhoneが熱を持ちすぎてしまい、場合によってはiPhoneが変形する可能性もあります。
便利な機能ではありますが、誤った使い方をすると危険ですので、必ずカバーを外してから利用するようにしてください。
Apple ProRAW
上位モデルには、Apple ProRAWという機能も搭載されています。
Apple ProRAWとは、Apple独自のRAW形式フォーマットであり、より高いクオリティの写真を撮影し、現像するための機能です。
露出やカラー、ホワイトバランスを柔軟に調整でき、プロのカメラマンと同等の編集技術が使えるようになります。
特に、iPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Maxでは4,800万画素での撮影が可能になったため、より細かい部分の描写も可能です。
これは下位モデルでは対応していないため、プロレベルの撮影をiPhoneでもしたい場合は、上位モデルの購入をおすすめします。
iPhoneをチップで比較
iPhone | チップ |
---|---|
iPhone12 miniiPhone12iPhone12 Pro
iPhone12 Pro Max | A14 Bionicチップ |
| A15 Bionicチップ |
iPhone14 ProiPhone14 Pro Max | A16 Bionicチップ |
iPhoneをはじめ、スマートフォンにはチップが搭載されており、これがiPhoneの処理性能を決めているのです。
一般的には、最近開発されたチップのほうが性能が高く、処理速度も速い傾向にあります。
ただし、iPhoneを通常利用するだけであれば、チップによる性能の変化が直接大きな影響を与えることはほとんどないでしょう。
というのも、近年発売されたiPhoneはどれも高い性能を持っているため、性能の高いチップが搭載された端末を利用したからと言って、直接的に恩恵を受けることは多くないからです。
チップの性能向上により、バッテリーが保ちやすくなるなどのメリットはたしかにありますが、iPhoneを1日中利用している方でなければ、気になることはほとんどないでしょう。
とはいえ、iPhoneを頻繁に利用し、グラフィックなどにこだわる方にとってはチップの性能は非常に重要なポイントになるため、表に掲載した3つのチップについて紹介します。
A14 Bionicチップ
A14 Bionicチップは、iPhone 12シリーズに搭載されているチップで、スマホ業界で初めて5nmプロセスを使用しています。
開発当初は、最速で効率的に動作するチップとして注目を集め、高度なグラフィックの再現も可能になっています。
また、効率的に動作することにより、バッテリーの消耗を減らすことにも成功し、iPhone 12シリーズはiPhone11シリーズよりもバッテリー容量が減少しているのにもかかわらず、利用可能時間はほとんど変わりません。
今では2世代前のチップであるA14 Bionicチップですが、非常に快適に利用できることに変わりはないでしょう。
A15 Bionicチップ
A15 Bionicチップは、iPhone 13シリーズとiPhone 14・iPhone 14 Plus、iPhone SE(第3世代)に搭載されているチップです。
A14 Bionicチップと同じ5nmプロセスを使っており、他社製品と比較して50%も高速に動作することが特徴です。
グラフィック性能も向上しているため、より緻密に表現された画面を見られるでしょう。
A16 Bionicチップ
A16 Bionicチップは、iPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Maxに搭載された最新のチップで、4nmプロセスで製造されています。
A15 Bionicチップよりも高速な処理が可能なだけでなく、消費電力を20%削減することにも成功しているため、iPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Maxはバッテリー容量に対する利用可能時間が長くなっているのです。
また、当然ながらグラフィック性能もA15 Bionicチップと比較して向上しているので、性能が高いiPhoneを利用したい場合は、A16 Bionicチップが搭載されたiPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Maxを利用することをおすすめします。
iPhoneをディスプレイで比較
iPhone | ディスプレイ |
---|---|
| Super Retina XDRディスプレイ |
iPhoneSE(第3世代) | Retina HDディスプレイ |
iPhoneで使用されているディスプレイはすべて同じに見えるかもしれませんが、実は大きな違いがあります。
表に掲載した2つのディスプレイはそれぞれ性能が異なり、映し出される表示の精密さや表現の豊かさなどに差があるのです。
ここでは、表に掲載した2つのディスプレイについて、それぞれの特徴を見ていきます。
Retina HDディスプレイ
iPhoneSE(第3世代)に搭載されているRetina HDディスプレイは、LEDバックライトと環境光センサーが搭載されたRetina ディスプレイの後継ディスプレイとして、iPhone6から搭載されています。
Retina ディスプレイから周囲の明るさに応じて画面の明るさを調節できる機能を備えているため、バッテリーの消費を抑えたり目の疲れを和らげたりすることが可能です。
また、Retina HDディスプレイになったことで画面の解像度が向上し、iPhoneの画面がより繊細に映るようになっています。
iPhone6が発売開始されたのは2014年と今から約9年も前のことですが、今でも十分綺麗な品質であるため、画面の解像度にあまりこだわりがない方は不満を感じることもないでしょう。
Super Retina XDRディスプレイ
Super Retina XDRディスプレイは、iPhone 11 Proから搭載されているディスプレイであり、有機ELディスプレイが採用されている点が特徴です。
Retina HDディスプレイではLEDバックライトにより画面が照らされていますが、有機ELディスプレイを採用したSuper Retina XDRディスプレイではバックライトを使いません。
有機EL素子という材料に電流を流すことで、バックライトを使わずとも自ら発光し、鮮やかな発色が出せるようになりました。
有機ELディスプレイを採用しているiPhoneのほうが消費電力を抑えられるほか、応答速度が速いためゲームやスポーツ観戦など、動きが素早い場面でも鮮やかに映し出すことが可能です。
しかし、有機ELディスプレイを採用しているiPhoneでは、明るい場所に行くと画面が見づらくなることがあります。
また、画面の焼き付きという現象が起こる時があり、長時間同じ映像を見続けることで、その画面が薄っすらと残ってしまうのです。
焼き付きが起きてしまうと元に戻すことができなくなってしまうため、ダークテーマを利用したり直射日光下に放置しないなどの対策をすることをおすすめします。
iPhoneを容量で比較
iPhone | 容量 |
---|---|
| 64GB128GB256GB |
| 128GB256GB512GB |
| 128GB256GB512GB
1TB |
iPhoneでは、同じ機種ごとに複数の容量が用意されています。
しかし、自分に適切な容量がわからないという方も少なくないのではないでしょうか。
AndroidスマホではSDカードを追加することにより、購入後でも容量を追加できることが多くありますが、iPhoneでは購入後に容量を追加できないため、余計に困ってしまう方もいるでしょう。
ここでは、以下の3つのパターンに分けてそれぞれどの程度利用できるのかを解説します。
- 64GB
- 128・256GB
- 512GB・1TB
64GB
64GBは、日常的にスマホを利用する方にとっては、比較的少なめだと言えるでしょう。
写真・動画を保存したり容量が大きめのアプリなどをダウンロードしたりすると、かなり早く容量がいっぱいになってしまいます。
そのため、写真や動画をあまり撮らない方やアプリをほとんど使わなかったりアプリを頻繁に整理したりする方にはおすすめです。
また、AppleにはiCloudというクラウドサービスがあり、iPhoneで撮った写真や動画をクラウド上で保管しておくこともできます。
クラウド上で保管しておくと、iPadやMacBookでもすぐに閲覧できるため、双方の端末を便利に利用できるでしょう。
iCloudで保管しておくと、その分iPhoneの容量に空きが出るため、他のアプリなどを入れることもできるようになります。
そのため、iCloudで写真などを管理する方にも64GBはおすすめです。
128GB・256GB
128GBや256GBは、どっぷりハマるほどではないけれど、写真や動画・ゲームなどを利用しているという方におすすめの容量です。
少なすぎず、多すぎずといった表現が適切なデータ容量であるため、多くの方は128GBか256GBを契約しておけば間違いないでしょう。
想定より使いすぎてしまった場合でも、アプリや写真を整理したりiCloudを利用したりするなどすれば、問題なく利用できる容量です。
ただし、音楽や動画のダウンロードはしないほうがおすすめです。
どうしてもダウンロードするだけでかなりの容量を取られてしまうため、すぐに容量がいっぱいになってしまう可能性があります。
音楽や動画を楽しむ場合は、ダウンロードするのではなく、ストリーミングで視聴することで容量を圧迫せずに音楽や動画を楽しめます。
どの容量を選べばよいのかわからないという方は、128GB・256GBを選択してみてください。
512GB・1TB
512GB・1TBは、大量にデータをiPhoneに保存する方におすすめです。
写真や動画、音楽やアプリなどといった容量を多く費やすデータをiPhoneの中に保存しておきたい場合には大量のストレージが必要であり、128GBや256GBでは足りません。
特に、最新のゲームアプリは複雑な機構が多数組まれており、容量もかなり大きくなってきているため、複数のゲームアプリをインストールしていると、すぐに容量が足りなくなってしまいます。
また、iPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Maxなどの高性能カメラを頻繁に使用し、写真や動画を撮影する場合もいずれ容量が足りなくなる可能性があるので、容量の大きいiPhoneを選択しておけば容量が足りずに困ることがなくなるでしょう。
512GBは相当の量のデータを保存してもいっぱいになることがないため、どれほど多くのデータを保存される方でも512GBがあれば足りると考えられます。
心配な方は1TBのiPhoneを購入しても良いのですが、本格的なカメラマンやYouTuberでないと512GBを使い切ることはほとんどないため、512GBのiPhoneを購入しておき、足りなければiCloudで対応することがおすすめです。
iPhoneをバッテリー容量で比較
iPhone | ビデオ再生時間 |
---|---|
iPhone12 mini | 最大15時間 |
iPhone12 | 最大17時間 |
iPhone12 Pro | 最大17時間 |
iPhone12 Pro Max | 最大20時間 |
iPhone13 mini | 最大17時間 |
iPhone13 | 最大19時間 |
iPhone13 Pro | 最大22時間 |
iPhone13 Pro Max | 最大28時間 |
iPhone14 | 最大20時間 |
iPhone14 Plus | 最大26時間 |
iPhone14 Pro | 最大23時間 |
iPhone14 Pro Max | 最大29時間 |
iPhoneSE(第3世代) | 最大15時間 |
Appleはバッテリー容量を公式に発表してないため、ビデオ最大再生時間数で表の比較をしています。
表にあるとおり、機種ごとにバッテリー容量が大きく異なることがわかるでしょう。
実はiPhone12シリーズは、iPhone11シリーズに比べてバッテリー容量が減少しているのですが、先ほど紹介したA14 Bionicチップのおかげで、利用可能時間はほとんど変わっていません。
それに比べてiPhone 13シリーズは、かなりバッテリー性能が向上し、最新シリーズであるiPhone 14シリーズとは大差ありません。
実際は、CPUの改善によりiPhone 14のほうが利用可能時間は長くなりますが、iPhone 13シリーズもそれに匹敵するバッテリーを備えていると考えて差し支えないでしょう。
一方、バッテリー容量が最小であるiPhone SE(第3世代)は、想像よりも早く充電が減ります。
特に、それまでiPhone SEではないiPhoneを利用されている方にとっては大きな違いになるため、注意が必要です。
今までは1日中充電せずに利用できていた方でも、気づいたら夕方頃には充電が底をつきそうになっているということも少なくないため、心配な方はモバイル型バッテリーを持ち歩くと良いでしょう。
バッテリー容量は1日中スマホを利用する方にとっては、チェックすべきポイントの1つであるため、容量や利用可能時間を比較して選んでみてください。
iPhoneを生体認証で比較
iPhone | 生体認証 |
---|---|
| 顔認証 |
iPhoneSE(第3世代) | 指紋認証 |
iPhoneの生体認証には顔認証と指紋認証の2種類があります。
顔認証はiPhone Xから採用が始まり、iPhone 11・iPhone 12・iPhone 13・iPhone 14シリーズの全機種で搭載されています。
一方、iPhone SEシリーズは発売当初から指紋認証を搭載し続けており、最新のiPhone SE(第3世代)でも指紋認証が使われています。
顔認証はiPhoneに顔を向けるだけでロック解除できる点から、非常に便利です。
2020年のコロナ禍以降、マスクを着用するようになり、顔認証をするには毎回マスクを外さなければならず、不便になっていましたが、2022年3月15日にリリースされたiOS15.4からマスク着用時でも顔認証ができるようになりました。
これにより、どんな場面でも楽に顔認証ができるため、かなり有用性が高いと言えるでしょう。
一方、指紋認証もいまだに根強い人気があり、iPhone SEでは最新機種にも搭載されています。
指紋認証では顔を向ける必要がなく、机にiPhoneを置いたままロック解除ができることや、指紋認証に使われるホームボタンが付いているほうが使いやすい方もいるなどの理由が考えられます。
顔認証か指紋認証かでスマホを選択することはあまりないかもしれません。
しかし、甲乙つけがたい2つの機種で悩んだときに、最終的にどちらにするのかを判断する際、顔認証か指紋認証かで判断するのも1つの手だと言えるでしょう。
自分に合ったiPhoneの選び方
自分に合ったiPhoneを選ぶにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは4つの判断基準をもとに解説します。
- 価格で選ぶ
- カメラの性能で選ぶ
- 容量で選ぶ
- サイズで選ぶ
価格で選ぶ
1つ目は価格で選ぶことです。
先ほどiPhone12からiPhone 14、さらにはiPhoneSEを比較しましたが、iPhone SEが62,800円(税込)からなのに対し、iPhone1 4 Pro Maxが164,800円(税込)からという価格設定になっています。
実に10万円以上も異なるため、価格差は大きな判断基準になり得るでしょう。
また、同じiPhone 14シリーズであっても、iPhone 14は119,800円(税込)からであるため、およそ5万円もの差があります。
当然、価格が高いほど性能も高い傾向にあるのですが、iPhoneを頻繁に利用しない方にとっては性能を持て余してしまう可能性もあるため、価格と利用が釣り合ったiPhoneを選ぶと良いでしょう。
カメラの性能で選ぶ
2つ目はカメラの性能で選ぶことです。
iPhoneはカメラにも力を入れているため、機種によっては、一眼レフカメラにも負けず劣らずの品質で撮影できます。
もちろん一眼レフカメラよりiPhoneのほうが持ち運びが便利であり、手軽に利用できるため、一眼レフカメラの代わりにiPhoneを使う方もいるほどです。
しかし、すべてのiPhoneで一眼レフカメラレベルの写真・動画が撮影できるわけではなく、Proモデルと言われるiPhone ProやPro Maxなどが特に高性能なカメラを搭載しています。
カメラの性能には画素数や手ぶれ補正、Apple ProRAWなど、さまざまな要素が含まれているため、どの機能が搭載されているのかを事前に確認してから購入することをおすすめします。
容量で選ぶ
3つ目はカメラの容量で選ぶことです。
iPhoneでは購入時に選択した容量から増やすことができないため、はじめの段階でどの容量を選ぶのかは非常に大事な要素だと言えます。
64GBから1TBまでさまざまな容量から選べますが、一般的な利用の仕方をする方は、128GBや256GBを選択しておけば問題ないでしょう。
メールなど一部の機能しか利用しない方は64GBでも足りる場合があり、一方で写真や動画、音楽などを撮影したり作成したりする頻度の高い方は512GBや1TBのiPhoneを契約したほうが良い場合もあります。
特に、Proシリーズで頻繁にカメラを使う方は容量が大きいiPhoneを購入して損することは少ないでしょう。
また、容量が足りない場合はiCloudで補うこともできます。
iCloudは従量課金制であるため、容量を増やせば増やすほど、データの保管にお金がかかりますが、iPhoneを失くしたり壊したりしてもiCloudには保管されているため、安心して利用できるでしょう。
サイズで選ぶ
4つ目はサイズで選ぶことです。
発売当初に比べ、iPhoneのサイズはかなり大きくなり、iPhone 14 PlusやiPhone 14 Pro Maxなどの6.7インチのiPhoneは片手で操作することが難しいと言えます。
一方、iPhone 13 miniやiPhone SE(第3世代)は、5.4インチ、4.7インチと小さく、手にちょうどフィットするサイズで、片手でもかなり使い心地が良いのです。
ただし、画面が小さいため映像や文書を見るのには向いていません。
その点では6.7インチのiPhoneのほうがかなり優れており、映像に迫力を感じることもあるでしょう。
どんなに性能がよくても日常的に使いづらければ、満足度は向上しません。
持ち運びやすさ、使いやすさ重視なのか、大画面での利用を重視したいのかを考えた上で機種を選ぶと良いでしょう。
なお、大きい端末か小さい端末か悩む場合には、6.1インチのiPhoneをおすすめします。
iPhoneを買うならいつがおすすめ?
iPhoneを買うならいつがおすすめなのでしょうか。
新型モデルをすぐ購入したい方は新型iPhoneの発売時期を狙うのが良いでしょう。
ドコモ、au、ソフトバンクから発売予定の新型iPhone情報はこちらです。
また、ドコモ、au、ソフトバンクの新型iPhoneの在庫状況も知っておきたい方はこちらもご覧ください。
一方、iPhoneをなるべく安く手に入れたい方におすすめのタイミングも2つあります。
- 新型iPhone発売後の値下げのタイミング
- 格安SIMのキャンペーンに追加されたタイミング
どのタイミングでiPhoneを買えばよいのか1つずつ見ていきましょう。
新型iPhone発売後の値下げのタイミング
1つ目におすすめのタイミングは、新型iPhone発売後の値下げのタイミングです。
iPhoneは毎年9月に新型iPhoneが発売されるのですが、新型iPhoneが発売されると、それまで最新機種だったiPhoneが型落ちモデルとなり、値下げされることが多くあります。
新型iPhone発売後、すぐに値下げされる場合もあれば、数カ月経ってから値下げされることもあります。
いずれにせよ、新型iPhoneが発売されると、それまで最新機種だったiPhoneが値下げされるため、このタイミングで購入するのがおすすめです。
型落ちモデルではありますが、まだ1年、2年前に発売されたばかりの新しい機種には変わりがなく、性能も非常に高いものばかりです。
そのため、古い機種だからといって使い心地が悪いということはなく、高性能スマホとして十分使いやすいと言えるでしょう。
このように、新型iPhone発売後に値下げされるタイミングを見計らってiPhoneを購入するのがおすすめです。
格安SIMのキャンペーンに追加されたタイミング
2つ目におすすめのタイミングは、格安SIMのキャンペーンに追加されたタイミングです。
格安SIMでは利用者を増やすためにさまざまなキャンペーンが実施されており、中には端末代金を大幅値下げするキャンペーンが実施されることもあります。
例えば、ワイモバイルの特価スマホやIIJmioのスマホ大特価セール、スマホ乗り換えドットコムのスマ割などが実施されています。
このようなキャンペーンでは、大幅にiPhoneが値下げされており、iPhoneなどのスマホを1円(税込)から購入できることもあるのです。
他にも、楽天モバイルが実施しているiPhoneトク得乗り換えキャンペーンなどでは、端末代金こそ値下げされないものの、ポイント還元を受けられるためお得に端末を購入できます。
加えて、格安SIMは大手キャリアに比べて、そもそも通信料金が安く利用できるため、端末代金だけでなく通信料金も安くできるのです。
このように、格安SIMのキャンペーンに追加されたタイミングでiPhoneを購入すると、かなり安い金額で手に入れることができます。
常時開催されているキャンペーンもあれば、期間限定のキャンペーンもあるため、格安SIMの情報を頻繁にチェックすることをおすすめします。
iPhoneをコスパ良く購入する方法
ここでは、タイミングにかかわらず、iPhoneをコスパ良く購入する方法を6つ解説します。
- 単純な新品価格ならApple
- プログラム利用なら3大キャリアでほぼ半額
- 格安SIMのキャンペーンを利用で1円から買える
- 家電量販店でのキャンペーンを利用する
- 下取りを活用する
- 中古のiPhoneを買う
単純な新品価格ならApple
単純な新品価格だけで比較をするなら、Apple Storeがおすすめです。
大手キャリアや格安SIMでは通信利用するための契約も一緒に行うため、端末代金の支払いだけで済むApple Storeでは安く入手できるのです。
ただし、このあと紹介するように、3大キャリアではプログラムが用意されていたり、格安SIMでもキャンペーンを実施していたりする場合があります。
そのため、必ずしもAppleで買うほうが安いとは言い切れません。
ただし、単純な新品価格で比べるのであればAppleが安いため、単純に端末だけ欲しい場合はAppleで買うのがおすすめです。
プログラム利用なら3大キャリアでほぼ半額
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアでは、iPhoneの新品を購入する際に使えるプログラムが用意されています。
- ドコモ|いつでもカエドキプログラム
- au|スマホトクするプログラム
- ソフトバンク|新トクするサポート
これらのプログラムを利用することで、実質およそ半額で新品のiPhoneを手に入れられるのです。
ここでは、それぞれのプログラムの適用条件などについて解説します。
ドコモ|いつでもカエドキプログラム
出典:ドコモオンラインショップ キャンペーン名 いつでもカエドキプログラム 期間 2021年9月24日〜終了日記載なし 条件 内容 購入した端末の返却時期によって以下の割引が受けられる 【1~22か月目に端末を返却した場合】 【23か月目に端末を返却した場合】 【24~46か月目に端末を返却した場合】
ドコモのいつでもカエドキプログラムは、指定された方法・機種で購入したスマホを返却することで、端末代金の支払いが一部免除されることで、結果的にスマホを安く手に入れられる方法です。
対象機種は以下のとおりです。
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14
- iPhone 14 plus
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
指定された方法とは、対象のスマホを残価設定型の24回払いで購入することです。
残価設定型とは、24回目の支払いが多めに設定されている支払い方法で、23カ月目までにスマホを返却すれば残価分の支払いが免除されます。
しかし、23カ月目までにスマホを返却しなければ、24回目に支払う残価が再分割され、翌月からも継続してスマホの端末代金を支払うことになるのです。
最大で48回払いになりますが、それまでにスマホを返却すれば翌月以降の端末代金の支払いが免除されます。
例えば、総額105,500円(税込)を23カ月目で返却した場合、負担額は50,900円(税込)で済みます。
また、35カ月目までスマホを利用した場合でも、負担額が81,500円(税込)であり、およそ2割支払代金を減らせるのです。
ただし、やはり割引率が悪くなることに変わりはないため、一番オトクに利用するためには24カ月目までにスマホを返却すると良いでしょう。
au|スマホトクするプログラム
出典:au
キャンペーン名 | スマホトクするプログラム/スマホトクするボーナス |
---|---|
期間 | 2021年9月17日〜終了日未定 |
条件 |
【スマホトクするプログラム】
【スマホトクするボーナス】 スマホトクするプログラムで購入した機種の分割支払金をau PAY カードで支払う |
内容 |
【スマホトクするプログラム】 機種代金の分割支払い金のうち、最終回分の支払いが不要 【スマホトクするボーナス】 分割支払金総額の最大5%をPontaポイントで還元 |
auのスマホトクするプログラムも、基本的な制度設計はドコモのいつでもカエドキプログラムと同じです。
対象機種は以下のとおりです。
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone 8
対象機種の購入後13カ月目~25カ月目にスマホを返却すれば、最終回分(24回目)の支払いが不要になります。
ただし、いつでもカエドキプログラムでは早めに端末を返却したらその分の割引が受けられることや、スマホトクするプログラムでは12カ月間は利用しなければならないことなど、比較すると細かな違いが見受けられます。
また、対象機種もスマホトクするプログラムのほうが多い傾向にあります。
ただしauではすでに発売終了となっている端末も多くあるため、購入前に端末が販売されているのかを確認してみてください。
ソフトバンク|新トクするサポート
出典:ソフトバンク
キャンペーン名 | 新トクするサポート |
---|---|
期間 | 2021年11月17日~終了未定 |
特典 | 端末を返却することで最終支払い分が免除される |
条件 | (申込時)新トクするサポートに申し込みのうえ機種を48回の分割払いで購入 (利用時)24回目までの支払いが完了したあと購入した端末を返却する |
ソフトバンクの新トクするサポートも、機種を回収してもらうことで端末代金の支払いが不要になるプログラムです。
対象機種は以下のとおりです。
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14
- iPhone 14 plus
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
適用条件がやや細かいのですが、どれもそこまで大きな要素ではなく、案内通りに手続きを踏めば特に問題になることもないでしょう。
なお、端末の状態によっては特典の対象にならない場合がありますが、それでも最大22,000円(不課税)の支払いが不要になります。
通常の購入方法と比較してかなり安く購入できるため、iPhoneを安く手に入れたい方はぜひ利用を検討してみてください。
格安SIMのキャンペーンを利用で1円から買える
格安SIMでは、キャンペーンが頻繁に開催されており、場合によってはiPhoneを1円(税込)で購入できることがあります。
- ワイモバイル
- スマホ乗り換えドットコム
Y!mobile
キャンペーン名 | ソフトバンク認定中古品 iPhone |
---|---|
概要 | 特別価格で購入できる |
条件 | キャンペーン対象機種を購入 |
期間 | 終了日未定 |
たとえば、ワイモバイルの「オンラインストア限定 ソフトバンク認定中古品」では、2023年10月時点で、以下の機種が値下げの対象です。
対象機種 | 定価 | 特別価格 |
---|---|---|
iPhone12 64GB | 55,440円(税込) | 33,480円(税込) |
iPhone12 128GB | 62,640円(税込) | 40,680円(税込) |
iPhoneSE(第2世代) 64GB | 26,800円(税込) | 4,800円(税込) |
iPhoneSE(第2世代) 128GB | 31,900円(税込) | 9,900円(税込) |
iPhone11 64GB | 51,120円(税込) | 10,800円(税込) |
iPhone11 128GB | 59,760円(税込) | 20,800円(税込) |
iPhoneXR 64GB | 26,400円(税込) | 9,600円(税込) |
iPhoneXR 128GB | 31,200円(税込) | 14,400円(税込) |
iPhone8 64GB | 21,840円(税込) | 480円(税込) |
これらの機種は「ソフトバンク認定中古品」であるため、安く提供されています。
Appleでも認定整備済品を販売していることがありますが、それとは別でソフトバンクが独自に設定している商品です。
万が一の時には交換にも対応してくれるため、かなり良心的なサービスだと言えます。
ただし、中古品であるため、在庫次第では価格が高くなったり出品が停止されたりすることがあるため、早めに利用するようにしてください。
タイムセールの場合は1円で買えることがありますのでこまめにキャンペーンの確認をしてみましょう。
スマホ乗り換えドットコム

また、スマホ乗り換えドットコムでは、2023年10月限定で「スマ割」を実施し、最安月額1円からiPhoneを購入できます。
対象機種 | 定価 | 特別価格 |
---|---|---|
iPhone13 128GB | 138,240円(税込) | 実質24円(税込) |
iPhoneSE(第3世代)64GB | 73,400円(税込) | 48円(税込) |
iPhoneSE(第3世代)128GB | 81,360円(税込) | 24,480円(税込) |
他にも、割引キャンペーンを行っている格安SIMは少なくありません。
スマホ乗り換えドットコムの「スマ割」のように期間限定キャンペーンである場合が多くあるため、キャンペーン情報をよく確認しておきましょう。
スマホ乗り換えドットコム:https://mobile-norikae.com/
\ スマ割キャンペーン実施中!/
家電量販店でのキャンペーンを利用する
家電量販店でもキャンペーンを実施していることがあるので、利用できる場合は利用してみても良いでしょう。
家電量販店ではSIMフリーのiPhoneを販売しているところとキャリアのiPhoneを発売しているところがあります。
なお、SIMフリーのiPhoneとは、どの通信回線でも利用できるiPhoneのことです。
家電量販店では本体価格が定価よりもかなり安く売られていることは多くないのですが、キャリアのiPhoneはキャンペーンで安く購入できる場合があります。
ただし、家電量販店のキャンペーンがいつ実施されているのかを知るのは簡単ではありません。
あまり大々的に宣伝をしていないため、公式サイトを見たり、チラシを確認したりするなど積極的にキャンペーン情報を手に入れる必要があります。
忙しい方にとっては現実的な方法ではないでしょう。
また、家電量販店で購入すると、余計なプランに入らざるを得ない場合があります。
たとえ、本体価格が安くなっていたとしても余計なプランにはいることで月額費用が増えてしまえば、結果的に損してしまう可能性も十分にあるでしょう。
そのため、家電量販店での購入を検討している場合は、利用できる条件などを確認してから訪れるようにすることをおすすめします。
下取りを活用する
それぞれの事業者では、スマホの下取りを行っています。
今使っているスマホを下取りに出すことで、その分割引がされ、新しいスマホを安く手に入れられるのです。
値引き幅は事業者によって異なるほか、機種の状態によっても異なります。
状態がよければ割引額が大きくなり、新しいスマホをかなり安く手に入れられますが、状態が悪ければ値引き額が小さくなり、場合によっては下取りしてもらえない可能性もあります。
そのため、下取りを活用することを想定しているのであれば、なるべくスマホが傷つかないように、カバーを付けたり保護シートを付けたりするなどの対策をしておきましょう。
中古のiPhoneを買う
ベタな方法ではありますが、中古のiPhoneは安く購入できる方法の1つとして多くの方が頭に思い浮かぶ方法でしょう。
格安SIMのキャンペーンでは中古品が販売されていることが多くありますが、もちろん中古のiPhoneが手に入るのは格安SIMのキャンペーンだけではありません。
Yahoo!ショッピングやAmazon、メルカリなどさまざまな場所で中古のiPhoneが売られており、値段設定もさまざまです。
ただし、中古のiPhoneを買う際には注意点があります。
それは「相手の顔が見えない」ことです。
特にメルカリなどで個人間の取引を行う場合、相手の顔が見えず本当に信頼できる人が出品しているのかを見極めるのは非常に困難でしょう。
そのため、中古のiPhoneを購入する際は少なくとも個人ではなく業者から購入することがおすすめです。
とはいえ、業者の中にも悪質な業者が混じっていることもあります。
口コミの評価が高くても、その評価やコメントの付き方が不自然だったり、抽象的でふわっとした答えしか書いていなかったりすると、それは純粋なお客さんが記載した評価・コメントではない可能性が高いのです。
そのため、自然な口コミがついていて、評価の高い業者から購入することをおすすめします。
iPhoneの比較でよくある質問
最後に、iPhoneの比較でよくある質問を3つ紹介します。
- iPhone 何が一番売れてる?
- iPhoneの寿命は何年?
- iPhoneSEはなぜ安いのか?
iPhone 何が一番売れてる?
iPhoneの中で売れているスマホについて、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのランキングをもとに解説します。
それぞれのランキングは以下のとおりです。
順位 | ドコモの売れ筋ランキング(2023年1月1日~2023年1月31日) | auのスマートフォン・ケータイ売れ筋ランキング
(2023年1月1日~2023年1月31日) |
---|---|---|
1位 | iPhone14 128GB | iPhone14 128GB |
2位 | iPhone14 Pro 128GB | iPhone14 Pro 128GB |
3位 | iPhone14 Pro 256GB | iPhone14 Pro 256GB |
4位 | iPhone14 256GB | iPhone13 mini 128GB |
5位 | ー | iPhone14 256GB |
順位 | ソフトバンクのヨドバシカメラ ベストセラーランキング
(2023年2月13日更新) |
楽天モバイルのスマートフォン売れ筋ランキング
(2023年2月8日更新) |
---|---|---|
1位 | iPhone13 128GB | iPhone14 |
2位 | iPhoneSE(第3世代)64GB | iPhone13 |
3位 | iPhoneSE(第3世代)128GB | iPhoneSE(第3世代) |
4位 | iPhone13 mini 128GB | iPhone13 mini |
5位 | iPhone13 Pro 128GB | iPhone14 Pro |
ソフトバンクのみ公式の情報が存在しないため、ヨドバシカメラでのランキングを参考にしています。
集計形式に差があるため、一概に同じ比較とは言えませんが、それでも最新シリーズであるiPhone 14シリーズの人気が高いことがおわかりいただけるでしょう。
ソフトバンク以外の3つのキャリアで1位となっているほか、2位以降にもiPhone 14 Proを含めたiPhone 14シリーズが多く含まれています。
また、注目に値すべきはドコモ以外ですべてランクインしているiPhone13 miniです。
最新のiPhone 14シリーズではminiが発売されず、その代わりにiPhone 14 Plusが発売されました。
しかし、日本国内ではminiの需要が依然として高いようで、miniでは最新であるiPhone13 miniの売れ行きが好調です。
一方、iPhone 14 Plusはどのランキングにも入っていないため、やや苦戦を強いられている状況だと言えます。
以上のことから、最新機種のiPhone 14シリーズとiPhone 13 miniが人気だと言えるでしょう。
iPhoneの寿命は何年?
Appleの公式見解によると、iPhoneは3年を使用年数としています。
しかし、Appleの公式見解にも書いてあるとおり、3年で寿命が尽きる端末はほとんどなく、多くの端末が3年以上使われています。
3年以上使えるからこそ中古品が高い値段で取引されることもあるのです。
もちろん使い方によって、iPhoneの寿命に差が出てしまいますが、落下させたり水没させたりするなど、iPhoneに損傷を与えるようなことがなければ、4〜5年は利用できる可能性も高いでしょう。
iPhoneの寿命を伸ばすには、なるべく丁寧に扱うことが重要であるため、雑な利用をしないだけでなく、カバーや保護シートを付けることをおすすめします。
iPhoneSEはなぜ安いのか?
iPhoneSEが安い理由には主に以下の3つが挙げられます。
- 本体性能が他のiPhoneに比べて劣る
- 第2世代と第3世代の筐体にすることで開発コストを下げる
- 低〜中価格層にも視野を広げる
本体性能が他のiPhoneに比べて劣る
本体性能はiPhone 14やiPhone13などに比べると劣ります。
チップはiPhoneSEが登場した時点での最新モデルと同じものを使用していましたが、カメラはデュアルカメラやトリプルカメラが定番であるものの単眼カメラを採用しています。
また、ディスプレイも価格の高い有機ELディスプレイを使わずに、液晶ディスプレイにすることで価格を抑えているのです。
とはいえ、iPhoneをこだわって利用しない方にとっては何ら問題ない性能は担保されているため、安価な価格帯で多くの方に購入されているのです。
第2世代と第3世代の筐体をほとんど同じにすることで開発コストを下げる
また、第3世代では第2世代と筐体をほとんど同じにすることで、本体の開発コストを下げているのです。
新しいデザインにしてしまうと開発コストが高くなってしまい、その分を価格に転嫁しなければならないため、価格も高くなってしまいます。
なるべく筐体を同じにしつつ性能をやや高めることで、利用者の満足度を確保しつつ価格を抑えることに成功しているのです。
低〜中価格層にも視野を広げる
しかし、なぜそこまでして価格を下げるのでしょうか。
それには、Appleが低〜中価格層にも視野を広げることでiPhoneの利用者を増やす狙いがあると想像できます。
iPhoneは発売当初からどんどん進化を遂げている一方、価格もどんどん高くなっており、手が出せないと感じる方が多くいます。
価格が高いiPhoneばかり発売していると、低価格でスマホを利用したい層にとっては選択肢から外れることとなってしまい、潜在顧客が一気に少なくなってしまうのです。
そこで、iPhoneSEのような割安なiPhoneを作ることで、低価格でスマホを利用したい層にも興味を持ってもらえます。
iPhoneSEを手に取ってもらいiPhoneの魅力を感じてもらえれば、iPhone 14などの高価格帯へのiPhoneに移行する方が出てくる可能性もあるため、低〜中価格層もターゲットとして疎かにできないと想像できます。
たしかに、iPhone 13やiPhone 14が毎年のように発売されているのと比較すると、開発スピードはゆっくりではありますが、今後も低〜中価格帯向けのiPhoneSEは開発が続けられるでしょう。
iPhoneの比較まとめ
iPhone | 価格 | 容量 |
---|---|---|
iPhone12 mini | 96,480円(税込)から | 64GB128GB256GB |
iPhone12 | 92,800円(税込)から | 64GB128GB256GB |
iPhone12 Pro | 販売終了※中古でのみ購入可能 | 128GB256GB512GB |
iPhone12 Pro Max | 販売終了※中古でのみ購入可能 | 128GB256GB512GB |
iPhone13 mini | 92,800円(税込)から | 128GB256GB512GB |
iPhone13 | 107,800円(税込)から | 128GB256GB512GB |
iPhone13 Pro | 144,800円(税込)から | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhone13 Pro Max | 159,800円(税込)から | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhone14 | 119,800円(税込)から | 128GB256GB512GB |
iPhone14 Plus | 134,800円(税込)から | 128GB256GB512GB |
iPhone14 Pro | 149,800円(税込)から | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhone14 Pro Max | 164,800円(税込)から | 128GB256GB512GB
1TB |
iPhoneSE(第3世代) | 62,800円(税込)から | 64GB128GB256GB |
今回は、おすすめのiPhoneを比較し、レビューしました。
さまざまなiPhoneが毎年のように発売されているため、それぞれの特徴をすぐに理解するのは簡単ではありません。
自分がどんなことをiPhoneに期待しているのかをもとに比較することで、利用すべきiPhoneの候補が見えてくるでしょう。
まずは上記表のような機種、値段、容量を参考に、自分に最適なiPhoneを探してみてください。