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年末年始は引っ越しできる?12月に引っ越す際の注意点と費用は?

年末年始は引っ越しできる?12月に引っ越す際の注意点と費用は?

引っ越し予定の方の中には、年末年始で日程を検討している方もいらっしゃるかもしれません。引っ越し業者は、大晦日や元旦でも営業しているのでしょうか。

引っ越しの予約では、12月下旬や1月初めを選ぶことも可能です。ただし、年末年始の引っ越しは、一般的な繁忙期や閑散期の引っ越しとはさまざまな面で事情が異なる点に留意してください。
こちらでは、年末年始に行う引っ越しの特徴や注意点、忙しいときに役立つ便利な「引越れんらく帳」についてご説明します。

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年末年始も引っ越しは可能?

引っ越し業者といえば、定休日がなく土日祝日も稼働しているイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかし、年末年始はやや事情が異なります。まずは引っ越し業者と年末年始との関係についてご説明します。

引っ越し業者によっては休みとなるため注意

年末年始の営業状況は、引っ越し業者によって異なります。通常では定休日のない会社であっても、12月30日前後から1月3日前後の年末年始には、休業となる業者が目立ちます。年末年始を使って休暇を取るのが、引っ越し業界での慣習となっているようです。

一方で、年中無休の引っ越し業者もあります。ただし選択肢は限られてくるため、年末年始の引っ越しが決まったら早めにリサーチすることが大切です。料金は相場と比較してどれくらいか、予約はいつまでに申し込むべきか、どのような注意点があるか。ホームページで確認したり、問い合わせたりしてみましょう。

年末のほうが料金は高め

年末年始に引っ越しサービスを依頼する際、気を付けたいのが費用です。特に12月31日前後の年末は、年始と比べて需要が高いため、料金が割高になる傾向にあります。

年内に引っ越しを済ませ、すっきりとした気持ちで新年を迎えたいと考える人は少なくありません。また、お正月は実家で過ごしたり、家族と出かけたりする方も多く、この時期に引っ越す人は少数派といえます。年末のほうが引っ越し希望者は多くなるため、自然と費用相場も高くなります。裏を返せば、できるだけコストを抑えたいのであれば、年末よりも年始のほうが狙い目といえるかもしれません。

ただし、年始でも引っ越しの特別料金が発生します。そのため、費用を抑えるために年末ではなく1月1日以降の引っ越しを検討しても、一般的な費用相場よりも高い料金を支払うことは避けられません。年末年始の引っ越しでは、多少のコストの高さは許容する必要があるでしょう。

年末年始に引っ越しをするときの注意点

年末年始の引っ越しで気を付けたいのは、料金相場だけではありません。手続きや交通状況など、いくつかの注意しておきたいポイントを踏まえつつ、準備を始めましょう。

引っ越しにともなう手続きは早めに行う

引っ越しでは、住所変更や保険などの役所手続き、公共サービスの申し込みなど、さまざまな手続きが発生します。以下の手続きは、引っ越しと並行して早めに行うようにしましょう。

  • 転居届・転出届・転入届
  • インターネットの移設・新設
  • 電気・ガス・水道の申し込み
  • 固定電話の変更手続き
  • 金融機関の住所変更
  • 郵便局の転送サービスの申し込み など

12月末は多くの業界が多忙となりますが、役所もその例外ではありません。手続きの関係で、通常よりも多くの人が訪れることが予想されます。年末年始の引っ越しを検討するのであれば、遅くても1週間前には手続きを済ませておきましょう。

また、転居届や転入届は正月明けの1月上旬に提出することになりますが、休み明けも窓口が混雑しやすくなります。これらの手続きは引っ越し後14日以内と期限が決まっているため、可能であれば休暇をとるなどの対策をして、1日がかりで手続きを済ませる計画を立てたほうが安心です。

引っ越し当日、道路が渋滞している可能性がある

年末年始は物流の増加や帰省ラッシュの関係で、道路が大変混み合います。一般道路から高速道路まで渋滞が続き、交通の流れが慢性的に悪くなる状況です。

このような状況下でトラックの移動に時間がかかり、引っ越し作業に影響を及ぼす可能性があります。大幅な遅刻により、引っ越しの日程がずれ込む可能性も考えられるでしょう。さらに、同日に引っ越しの予約が集中している場合には、予定通りに作業できないリスクが高まります。

そのため、引っ越し当日は余裕のあるスケジュールを組むのが、想定外の事態を避けるコツです。その日はほかの予定を入れず、1日を引っ越しに充てるようなゆとりがあると安心できます。

年末年始の引っ越し時に便利な「引越れんらく帳」

多忙な中で進める引っ越しの準備。効率よく手続きを進めたいとき、活用できるサービスが「引越れんらく帳」です。こちらでは、「引越れんらく帳」の特徴やメリット、使い方などについてご説明します。

「引越れんらく帳」とは

「引越れんらく帳」とは、転出届の提出や転入(転居)届提出のための来庁予約、電気・ガス・水道などの公共料金、インターネットのプロバイダー・固定電話・新聞などの手続きを一括で行えるサービスです。たった1回の情報入力だけで、幅広いサービスの開始・停止から住所変更までが完了します。面倒な作業を繰り返し行う必要がなく、手続きの抜け漏れを防げることから、忙しい引っ越し前後にぴったりなサービスといえるでしょう。

「引越れんらく帳」の会員登録は無料です。登録後、引っ越しの日程や引っ越し先の住所を登録し、手続きリストを作成。その後は、リスト化された手続き先をページ上で確認できます。引っ越し当日までに必要な手続きがスケジュール表示され、さらには進捗も表示され、きめ細やかなサポートを受けられます。このような優れたリマインド機能も、「引越れんらく帳」の強みです。

各種手続きの申し込みは、インターネットを通じて24時間可能です。忙しい年末年始、多くの方はわずかな時間でも無駄にできない状況にあるでしょう。時間の確保が難しく、手続きに不安を感じている方は、ぜひ「引越れんらく帳を」ご活用ください。

「引越れんらく帳」は以下のURLからご利用いただけます。

「引越れんらく帳」の使い方

「引越れんらく帳」に登録する主な情報は、氏名・旧居と新居の住所・引っ越しの日程などです。同時に、手続きを行う対応事業者を確認します。これで「引越れんらく帳」の作成は完了です。

作成が済んだら、本サービスが対応している事業者の申し込みフォームに必要事項を入力し、そのまま送信しましょう。確認のメールが届けば申し込みは完了し、住所変更の手続きに入れます。

「引越れんらく帳」が対応する事業者は、多岐にわたります。役所で行う転出届の提出や転入(転居)届提出のための来庁予約、水道局・電力会社・ガス会社などの公共サービスはもちろん、インターネットの大手プロバイダー・NHK・各種クレジットカード・保険会社・NTTなど、多くの方が利用中の主要なサービスには一通り対応しています。

中には未対応の事業者もあるため、事前の確認をお忘れなく行いましょう。未対応の事業者と手続きを行う場合は、個別に申し込む必要がある点にご注意ください。

忙しい年末年始の引っ越しで、便利なサービスを上手に生かそう

年末年始のタイミングで引っ越しをするなら、大晦日やお正月に休まず営業している業者を見つけ、早めに申し込みを済ませましょう。特別料金が発生するため、見積もり費用をご確認ください。また、大変な混雑が予想されますから、引っ越し当日は余裕のあるスケジュールを組んでおくと安心です。

引っ越しにともない、各種手続きも発生します。年末年始の混雑を避けるなら、転居届や転出・転入届の提出は早めに済ませておきましょう。「引越れんらく帳」を使えば、転出届の提出や転入(転居)届提出のための来庁予約とライフラインなどの各種変更手続きを、まとめてインターネットで申請できます。簡単な入力作業だけで、スムーズに手続きを済ませられるため、忙しくて時間のない方におすすめのサービスです。

引っ越しでは、荷造りや荷解きなど、行うべき作業がたくさんあります。効率よく時間を使うためにも、便利なサービスを活用してスムーズに各種手続きをお済ませください。

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