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同棲におすすめの間取りとは?各間取りの特徴を知って失敗しない部屋選びを

同棲におすすめの間取りとは?各間取りの特徴を知って失敗しない部屋選びを

楽しい同棲生活を送るために、間取り選びは重要なポイントになります。賃貸物件は一般的に明るく広いところが好まれますが、場合によっては狭くても部屋数が欲しい、日当たりは悪くても安い方が良いなど、それぞれのライフスタイルに合わせて、希望も変わるでしょう。

一緒に暮らすことで、より多くの時間をともにすることになる新生活。お互いを尊重しながら仲良く過ごすためにも、部屋選びで押さえておきたい注意点を確認しておきましょう。

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同棲にぴったりの間取りの選び方

2人にぴったりの部屋選びをするために、まずお互いの希望を出し合い、それに優先順位をつけてみましょう。このとき、条件を思いつくままに出し合ってもまとまらないかもしれません。出た意見を項目分けして、希望を整理してから話し合うと良いでしょう。

プライベートの時間を充実させたいか

以下の項目に心当たりがあるカップルは、部屋数を確保した方が良さそうです。

  • 1人になる時間が欲しい
  • 熱中している趣味があり、休日はそれに多くの時間を費やす
  • 友人が多い
  • 家で過ごす時間が長い

趣味の内容にもよりますが、道具やそのメンテナンスが必要で、置き場所をとるものもあるでしょう。友人が多い人は、自宅に人を招く機会も想定して、独立した部屋があると便利です。また在宅ワークなど家で過ごす時間が長い場合も、空間を区切った1部屋を別に確保した方が良いでしょう。

広くてもワンルームだと、家にいるほとんどの時間を顔を合わせて過ごすことになり、ストレスからケンカに発展することもあります。反対に、仕事が忙しく家は帰って寝るだけだったり、2人共通の休日は出掛けることが多かったりというカップルなら、部屋数を優先する必要はないかもしれません。

どれくらいの収納量が必要か

衣類や本、捨てられない思い出のグッズなどの数は、個人差が相当大きいものです。ウォークインクローゼットやパントリー、サービスルーム(納屋)完備の物件を重視しても良いですが、そもそも荷物をあまり持たない2人なら、そこまでこだわる必要はなさそうです。
「あえて見せる収納」をすることもできますし、どのくらいの荷物を運び込むことになるか、あらかじめ話し合っておくと良いでしょう。

将来を見据えているか

結婚を前提としていて、子供も望んでいるなら、将来的なことも意識しておく必要があります。母体の負担や出産後の忙しさを考えると、妊娠がわかってから改めて広い部屋を探すのは難しいかもしれません。

出産後は、赤ちゃん関連のグッズが部屋の一角を占めることになるでしょう。生活費の負担が増えるという現実も踏まえて、新たな出費を出さないためにも、最初から広めの部屋を選んでおくと良いでしょう。

同棲におすすめの間取りの例

間取りを表すときは、1DK、2LDKというように略号を使います。Lはリビングルーム(居間)、Dはダイニングルーム(食堂)、Kはキッチン(台所)、最初の数字はそれ以外の部屋の数を表します。これは部屋の構成を表すもので、広さはまた別です。どのような間取りがライフスタイルに合うか、見てみましょう。

1LDK

寝室と、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)がそれぞれ1部屋ずつある間取りです。普段はリビングで一緒の時間を過ごし、1人だけのプライベート空間はあまり必要ないというカップルに向いているでしょう。
このタイプの物件は数が多く探しやすいですが、寝室が1つなので、生活リズムが異なる2人だと暮らしにくいかもしれません。

2DK

2部屋とDK(ダイニング・キッチン)が1部屋ずつという組み合わせです。2部屋を2人それぞれの個室にすることもできますし、片方を寝室にしてもう一方はリビングにするなど、好みに合わせてレイアウトできます。
比較的古い物件に多い間取りのため、家賃も低めという傾向があります。一緒に暮らしていても、プライベートな時間は重視したいというカップルに向いていますが、コミュニケーションの時間が少なくなる可能性も考えられます。

1DK

DK(ダイニング・キッチン)以外に寝室が1部屋あるだけなので、家ではほとんどずっと一緒に過ごすことが想定されます。リビング部分がなく、収納スペースも少ないので、家具や家財の配置が限られるでしょう。
家で過ごす時間が短い、家賃を抑えて貯蓄したいというカップルには良さそうです。

2LDK

独立した部屋が2つとLDK(リビング・ダイニング・キッチン)があるので、寝室以外に趣味の部屋を作ったり、ゆくゆくは子ども部屋にしたりと、ライフスタイルの変化にも対応可能な間取りです。
家賃は高めになる傾向があるため、比較的お金に余裕のある社会人カップルに向いているでしょう。

部屋の数は仕切りによって数えられるので、物件の中には1K(キッチンと1部屋)というのもあります。一見狭そうですが、たとえばその1部屋が20畳あっても表記は1Kですから、4畳半2部屋の2LDKより床面積が広いこともあるわけです。間取りと広さは、併せて見ておく必要があります。

同棲時の間取り選びで失敗しないためのポイント

物件を探すとき、どうしても譲れないポイントは人によって違うものです。お風呂とトイレは別が良い、布団ではなくベッドが良いなど、互いの必須条件は十分確認しておきましょう。

パートナーとよく話し合う

特に、次の点についてはよくすり合わせておく必要があります。

家賃の上限をいくらにするか

一般的に、家賃は収入の4分の1程度に抑えるのが理想とされます。水道光熱費を加えて3分の1くらいを目安と考えると良いでしょう。2人の収入から、無理のない上限を決めると良いですね。

水回り関連にこだわりがあるか

一緒に暮らさないと分かりにくいことのひとつに、水回り関連の習慣があります。お風呂・洗面所・トイレは一体型でも良いか、独立したスペースが必要か、話し合っておきましょう。

個室が必要か

それぞれの個室が必要かどうかは、間取りを選ぶうえで重要なテーマです。生活を始めてから「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、シミュレーションしてみましょう。

自分と恋人の理想の間取りが違う、ということは少なくありません。快適な2人暮らしのために、互いが納得できる間取りを考えましょう。

わからないことは不動産屋さんに相談する

インターネットで気に入った物件を見つけても、夫婦でなければ契約不可という場合もあります。取扱件数の多い不動産会社なら、同棲可の物件を扱う機会も多いので、困ったときは相談してみると良いでしょう。

また、2人の希望が平行線のときなどは客観的な意見を聞くことができます。同棲をするカップルがどのような部分で悩んだり、けんかになったりするか、過去の具体例が参考になるかもしれません。

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