@nifty光の評判・口コミまとめ｜他社比較でメリット・デメリットも解説

最近話題の@nifty光。インターネットのプロバイダとしては古株ですが、評判としてはどうなの？と疑問に思ってしまうかもしれません。しかし、インターネット上では@nifty光に関しては良い評判が多く、おすすめできる光回線です。

今回、@nifty光の評判・口コミなどを見ていき、他社比較でメリット・デメリットを解説いたします。

【この記事を読めばわかること】

• @nifty光の概要について
• @nifty光と他社回線の違いについて
• @nifty光のメリットとデメリットについて
• @nifty光の口コミや評判について

@nifty光の基本情報を紹介

@nifty光は、家電量販店のノジマの子会社であるニフティ株式会社が運営しています。もともと、富士通の関連会社ということもあり、インターネットプロバイダとしては、長年の実績があります。

@nifty光では、NTT東西の光回線を使ったインターネット接続サービスです。工事が必要なものの、携帯電話の電波を使う「SoftBank Air」などと異なり、安定した通信が可能となります。

さらに、auスマートフォンを契約していれば、セット割の展開もあるので、auユーザーの固定回線検討先としては最適です。

提供エリア	ほぼ全国
月額利用料（戸建て・マンション）	5,720円（戸建て）・月額4,378円（マンション）
契約期間	2年・3年
最大通信速度	1Gbps
平均通信速度（下り）	273.28Mbps
キャンペーン	キャッシュバックもしくはニフティポイント進呈
回線工事費（戸建て・マンション）	22,000円
スマホセット割	auスマートバリュー
オプション	IPv6対応ルーターレンタル

@nifty光はお得？良い評判や口コミまとめ

@nifty光はお得なのか、いろいろと疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、Twitterで評判や口コミを調べてみます。

結果として、月額料金の安さや、auスマートフォンとのセット割があること、キャッシュバックなどキャンペーンの豊富さ、次世代通信プロトコル・IPv6に対応している点、引越し時に必要な工事料金の安さが魅力的と答えるユーザーがいました。

@nifty光は、インターネット黎明期からプロバイダ事業を行っていて、その実績があることから、ユーザーの細かいニーズにうまく応えているといえます。

• 月額利用料が安い
• auスマホユーザーはセット割でお得
• キャッシュバックなどキャンペーンが魅力的
• IPv6に対応しているから通信速度が早い
• 引越し時の移転工事費が無料で嬉しい

月額利用料が安い

@nifty光は、月額料金が安いとTwitterで口コミを投稿したユーザーがいました。他社の光回線の半額以下になると嬉しい声を上げています。

実際の料金も、一戸建ての場合、キャンペーン抜きで月額5,720円。この場合、他社と比較してもあまり変わりませんが、24ヶ月料金を割引するキャンペーンを適用することで、さらに安くなります。

やはり、@nifty光は、インターネットプロバイダとして長期で事業を行っていますが、設備投資が一巡しているからか、他社と比較して、安い料金で光回線を提供できるのだと思います。

他社光回線としては、excite MEC光も人気ですが、安定した回線を安く利用できる@nifty光は魅力的といえるでしょう。

auスマホユーザーはセット割でお得

auスマートフォンを使っている方は、@nifty光を契約することで、「auスマートバリュー」という割引を受けることが可能です。

具体的には、auスマホのプランによっても異なりますが、最大月額1,100円の割引を受けられます。

もちろん、auひかりでも「auスマートバリュー」がありますが、住居によっては、auひかりの敷設工事が難しい場合もあります。

そこでKDDIは、ライバルであるNTT東西の光回線を使いながらも、企業としての距離が近いニフティとコラボすることで、auスマートフォンのシェア拡大を図っています。

とはいえ、ユーザーとしては、auスマートフォンの割引を受けられることは嬉しいと言えます。金額もドコモ・ソフトバンクから乗り換えをしても良いと思うぐらい高いので、MNPをするのも手です。

キャッシュバックなどキャンペーンが魅力的

2024年4月現在、@nifty光公式サイトでは、以下のキャンペーンが実施されています。

一つ目は、最大30,000円のキャッシュバックに加えて、月額料金を24ヶ月割引を受けられます。

二つ目は、ニフティポイントを30,000ポイント進呈です。

受け取ったニフティポイントは@nifty光使用権と交換することで45,000円分となります。

それを月額料金の支払いに利用することで、最大13ヶ月分が無料^※となります。

※初月無料に加え、特典のニフティポイント30,000Pを@nifty使用権に交換し、月額費用24カ月割り引き適用後の@nifty光ご利用料金に充当する事で@nifty光3年プラン(N)の月額料金がホームタイプ10ヶ月、マンションタイプ13ヶ月分無料となります。

なお注意点として、上記のキャンペーンは3年プラン（N）で契約した場合となりますのでお気をつけください。

他社でも、同じようなキャッシュバックキャンペーンはありますが、@niftyをずっと使うと考えるなら、ニフティポイント還元は嬉しいと言えます。

もちろん、代理店経由で申し込むと、公式サイトよりも条件が良いキャンペーン適用を受けられる可能性も高くなります。公式サイトで申し込むのも良いですが、Web代理店で比較してみるのもベストです。

当記事では正規代理店「NEXT」をおすすめします。

また、家電量販店のノジマでも、家電とのセット割引が実施されています。対面で申し込みたい方は、ノジマに行くのもおすすめです。

IPv6に対応しているから通信速度が早い

@nifty光では、次世代の通信プロトコルのIPv6に対応しています。

従来のIPv4でもインターネットを楽しめますが、IPv6を利用することで快適に利用できるようになります。また、「@nifty v6サービス」では、IPv4のサイトもIPv6を通じて見れるので、従来よりも高速にインターネットが利用可能です。

もちろん、@nifty光では、ユーザーのサポート体制がしっかりしているので、何かわからないことがあれば、サポートセンターに問い合わせてみてください。

Twitterでも、@nifty光において、IPv6を通じて利用することで、インターネットを爆速で利用できるようになって嬉しいと報告されています。

引越し時の移転工事費が無料で嬉しい

@nifty光では、NTT東日本エリアからNTT西日本エリア、もしくはNTT西日本エリアからNTT東日本エリアへ引っ越しをせず、それぞれのNTT東日本・NTT西日本エリアで完結する引っ越しの場合、工事費が無料となります。

他社では、同じNTT東日本・西日本エリアで完結する引っ越しの際には、工事費がかかってくるので、引っ越しが多い方は、excite MEC光やenひかりよりも、@nifty光が得なケースがあります。

ただし、@nifty光は、東京から大阪へ引っ越しというパターンは、NTT東西の境界線をまたぐ形となるので、手数料が発生します。場合によっては、その際に他社へ乗り換えたほうがいいケースもあるので、無理して@nifty光を使い続けず、excite MEC光やenひかりなどを検討することも考えてみて下さい。

@nifty光は通信速度が遅い？悪い評判や口コミまとめ

Twitterなどでは、@nifty光は、夜間は通信速度が遅いと書き込まれていたり、契約更新時以外の解約は違約金が高い、何かトラブルがあった際にサポートセンターへ電話が繋がらないといった声も上がっています。

今回は、@nifty光のそのような悪い評判や口コミについて見ていきたいと思います。

しかし、どちらにしても、サービスも価格もサポートも完璧な光回線サービスは存在しないので、ある程度の妥協は必要かもしれません。

• 夜間は通信速度が遅いという声もある
• 契約更新時以外の解約は違約金が高い
• サポートセンターに電話が繋がらない

夜間は通信速度が遅いという声もある

Twitterでは、@nifty光は、全体的に回線速度が遅く、具体的には、夜間はさらに遅いという口コミも存在します。

最近では、@nifty光や他社でいうドコモ光・ソフトバンク光が使うNTT東西のフレッツ回線（NGNネットワーク）が利用者急増で速度が全体的に遅くなってきており、特に従来のPPPoEという技術を使ったサービスでは、2～3Mbpsしか出ないことも確認されてます。

これも@nifty光も例外ではなく、Twitterの口コミ通りになってしまうのも否定できません。

基本的に、速度が遅くなる現象は@nifty光側で通信制限をかけているのではないのは頭に入れておいて下さい。

ニフティでは、「@nifty v6サービス」を利用することを呼びかけていて、こちらを利用することで、通信速度が改善することもありますので、利用を検討してみて下さい。

契約更新時以外の解約は違約金が高い

@nifty光は、Twitterの投稿によると、契約解除の際に7万円がかかったという方もいらっしゃるようです。この具体的な内訳についてはわかりませんが、契約更新時以外の解約に必要な違約金は高いということがわかります。

実際に、@nifty光のサイトを見てみると、3年契約の場合、更新満了月から翌々月の3ヶ月以外にコース変更または解約をすると、22,000円がかかるとされています。

さらには、@nifty光を30ヶ月（2年半）までに解約する場合、光回線敷設工事の工事費の残債が一括で請求されます。これは、工事費が契約時に一括で請求されない仕組みとなっているので、料金のシステム上、仕方がない部分もあります。

サポートセンターに電話が繋がらない

@nifty光についてTwitterを見てみると、サポートセンターにかける電話が繋がらないといった声も上がりました。

サポートセンター自体も、人件費節約のため、最小限で運用されていると思われますが、最近では、2020年ぐらいから猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響もあり、サポートセンターをさらに縮小している可能性もあります。

最近では、電話でなく、メールでサポートサービスをする企業も増えてきているので、急ぎの要件でなければ、メールで問い合わせるもの良いかもしれません。

また、@nifty会員向けに展開されている@niftyまかせて365では、訪問サポートも受付をしています。自宅でインターネットが繋がらない、という方は、プロのサポートを自宅で受けることができるので、そちらを検討するのもありです。

@nifty光と他社光回線を比較してみよう

@nifty光と他社光回線を比較してみますが、比較対象は@nifty光とフレッツ光（別途プロバイダ契約要）、ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光、NURO光です。

	@nifty光	フレッツ光	ドコモ光	auひかり	ソフトバンク光	NURO光
月額料金（戸建て・マンション）	月額5,720円（戸建て） 月額4,378円（マンション）	月額5,940円＋プロバイダ料金（戸建て） 月額4,785円＋プロバイダ料金（マンション）	月額5,720円（戸建て） 月額4,400円（マンション）	月額5,610円（戸建て） 月額5,000円前後（マンション内の配線種類による）	月額5,720円（戸建て） 月額4,180円（マンション）	月額5,200円
通信速度	1Gbps	1Gbps	1Gbps	1Gbps	1Gbps	2Gbps
キャンペーン	キャッシュバックもしくはニフティポイント進呈	代理店経由でキャッシュバック	新規工事料無料特典＆dポイント進呈	他社解約金還元＆Pontaポイント進呈	キャッシュバック	月額料金割引＆キャッシュバック
工事費用と開通までの期間	19,800円 2〜4週間	22,000円 1ヶ月程度	22,000円 2周間〜1ヶ月	41,250円	26,400円 2～3週間	44,000円 1~3ヶ月程度

表でまとめましたが、それぞれの光回線では特徴が異なってきます。さらには、価格だけでなく、NTT東西のフレッツ回線を使うのか、キャンペーンの有無で使いたい光回線を選ぶのベターと言えます。

しかし、どれが最適な光回線なのかという点については、使っているスマホの携帯電話会社によって異なりますし、回線の敷設可否もあるので、契約前には情報収集をしっかりするようにして下さい。

• 月額料金：使っている携帯電話会社で割引を受けて安くなることも
• 通信速度：auひかり・NURO光がベスト
• キャンペーン：SoftBank光が条件が最も良いことも
• 工事費用と開通までの期間：あまり変わりがない印象
• 違約金：@nifty光は高いけれど、平均レベル

月額料金：使っている携帯電話会社で割引を受けて安くなることも

@nifty光は、戸建て、マンションともに他社と比較して平均的な価格です。しかし、auスマートバリューを利用できることから、auスマホユーザーは最大月額1,100円の割引を受けることが可能なので、表の価格より安く使えます。

SoftBank光も、キャッシュバックキャンペーンなども盛んですが、スマホとのセット割はソフトバンクユーザーのみです。

auをメインに使っている方は、auひかりか@nifty光がおすすめです。前者はauの独自回線、後者はNTT東西のフレッツ回線なので、使いたい場所の回線敷設の可否で選ぶこともできます。

フレッツ光は、料金が安いように見えますが、プロバイダとの契約が別途必要です。請求も、NTT東西とプロバイダからそれぞれ分かれるため、請求を一括したい方は、@nifty光などの光コラボ事業者を検討してみて下さい。

通信速度：auひかり・NURO光がベスト

通信速度は、独自回線を使うauひかり・NURO光がベストです。両者とともに、10Gbps対応プランを提供しており、個人向けでは、高い評価を得ています。

ドコモ光・SoftBank光でも10Gbpsプランを提供していますが、NTTのフレッツ回線を使う事情から、提供エリアも狭く、使いたくても使えないことも多くなっています。

@nifty光は、1Gbpsのみの提供ですが、動画の閲覧・オンラインゲームのプレイといった通常の用途では、1Gbpsでも問題ありません。

場合によっては、@nifty光では、v6プラスなどを使った@nifty v6サービス（IPv6を使った接続サービス）を併用することで、速度が速いインターネット利用もできます。

＞auひかりの評判はこちら
＞NURO光の評判はこちら

キャンペーン：SoftBank光では、条件が最も良いことも

各社の光回線の新規加入者を対象としたキャンペーンは、契約する時期や代理店などによって条件が常に変わります。

筆者の印象として、SoftBank光が一番キャンペーンが充実していて、お得なイメージがあります。特に、Web代理店のアウンカンパニーといった業者を通すことで、ソフトバンク公式サイト・ソフトバンクショップ・家電量販店などよりも条件が良く、お得なこともあります。

@nifty光でも、キャンペーンが充実していますが、こちらも代理店を通したり、家電量販店のノジマで申し込むことで、キャッシュバックやポイント進呈といった施策を受けられます。

とは言っても、キャッシュバックなどのキャンペーンが盛んな光回線がベストとは限りません。やはり、光回線は使いたい住居の敷設可否もありますし、使っているスマホ会社との兼ね合いもあります。

＞ソフトバンク光の評判はこちら

工事費用と開通までの期間：あまり変わりがない印象

@nifty光やauひかり、ドコモ光などを比較すると、工事費用と開通までの期間はあまり変わりがない印象です。そのため、安い・高いというのはありません。

回線事業者が行う光回線の工事では、自宅へ光ファイバーケーブルの引き込みを行います。それぞれの事業者によって、特に作業に違いはありませんし、工事業者も複数の事業者で共通なこともあり得ます。

また、開通までの期間も、前述の通り、回線引き込み工事がほとんど共通な点から、あまり変わりがないというのが実情です。

もちろん、3月・4月といった引っ越しシーズンの回線工事は、工事業者が忙しいため、開通まで時間がかかる場合もあるので気をつけて下さい。

なお、光回線の工事費用は、契約期間中に分割払いをしますが、割引が別途かかる形で相殺される（実質無料）ことが多いので、金銭面で負担は気にする必要はありません。

違約金：@nifty光は高いけれど、平均レベル

@nifty光やSoftBank光などの解約の際の違約金について調べてみましたが、どれも同じぐらいといった感じでした。

また、契約の更新月を設けている事業者もあります。一度契約しても、自動更新になってしまうと、解約には不都合になってしまうこともあるので気をつけて下さい。

どちらにしても、通信事業者が光回線サービスを提供するのは公共事業や慈善事業ではありません。利益の確保を第一にすることから、光回線サービスにおいて違約金を設けるのは悪いことではありません。

そのため、違約金が発生するのが嫌な場合は、enひかりといった解約金が発生しない事業者を検討してみて下さい。

しかし、大手事業者では、資本面で安定感があります。キャッシュバックキャンペーンも盛んな事業者も多いので、引っ越しなどで光回線の新規契約を考えている方には助かる場合も存在します。

なお、光回線を契約する際は、NTTの光コラボ系のサービスを除き、乗り換えには工事が必要なので、慎重に検討することが必要です。

評判と他社比較からわかる@nifty光のメリット3つ

@nifty光について、評判と他社比較をしてみたいと思います。

メリットは主に3つあり、@nifty光の運営会社・ニフティの20年以上長期に渡るインターネットプロバイダとしての運営実績によるサービスの安定感の存在、家電量販店のノジマと協業していて、ユーザーは豊富なキャンペーンとともに、対面で申し込みができる点、NTT東西の光コラボを利用しつつも、auスマートフォンとのセット割引（auスマートバリュー）がある点が挙げられます。

• @nifty光は、プロバイダとしての長年の実績があり、安定感がある
• 家電量販店・ノジマとの協業で、対面販売に加えて、家電とセット割引のキャンペーンも
• auひかりの回線を引けなくても、@nifty光では、auスマートバリューを適用可能

@nifty光は、プロバイダとしての長年の実績があり、安定感がある

@nifty光の運営会社のニフティは、20年以上のインターネットサービスプロバイダの運営実績があります。

そのため、プロバイダとしての安定感は抜群で、インターネット接続サービスとしてのブランドもトップレベルと言っても過言ではありません。

もちろん、他社の光回線も検討しているときに、「安心感」で光回線を選びたいというときには、@nifty光が最適です。

@nifty光は、インターネット接続のバックボーンの設備投資が一巡していると思われ、他社と比較しても、今後の値下げについても期待できます。

しかも、プロバイダとして安定感があることに加えて、新規契約にはキャッシュバックキャンペーンもあるのも魅力的です。

光回線は1円でも安いほうがいい、という方以外には、@nifty光は一番おすすめできる光回線なのではないでしょうか。

家電量販店・ノジマとの協業で、対面販売に加えて、家電とセット割引のキャンペーンも

現在、@nifty光を運営しているニフティは、家電量販店・ノジマの子会社となっています。そのため、ノジマの店頭で@nifty光の販売が行われています。

もちろん、auひかり・SoftBank光もキャリアショップ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラなどで対面契約が可能ですが、ノジマでは、代理店をなるべく挟まない形で@niftyを取り扱っているため、他社光回線よりも、キャンペーンが積極的な可能性があります。

また、対面契約では、何かわからない点があれば、気軽に担当者に質問ができる他、難しい用語の説明もしてもらえるので、インターネット初心者には非常に最適です。

さらに、ノジマ店頭では、家電とのセット割引が実施されていることもあります。これから新生活を送ることになっている方は、新規に@nifty光を契約することで、家電も割引になるのは嬉しいはずです。

auひかりの回線を引けなくても、@nifty光では、auスマートバリューを適用可能

auスマートフォンユーザーは、KDDIが提供するauひかりを利用すれば、「auスマートバリュー」という割引サービスを利用できます。

しかし、場合によっては、集合住宅などで、独自回線を使うauひかりの光ケーブルを敷設できないこともあります。

その場合、KDDIは、ライバルであるNTT東西の回線を使いながらも、企業として距離が近いニフティと提携することで、@nifty光でも、auスマートバリューを適用可能としています。

もちろん、auスマホユーザーは、auひかりを使うのがベストですが、@nifty光でも、auひかりと同程度の割引を受けられるので、auひかりの回線が敷設できなかった方は、@nifty光も検討してみて下さい。

評判と他社比較からわかる@nifty光のデメリット2つ

次に、@nifty光と他社を比較してみてわかるデメリットについていろいろ書きたいと思います。

@nifty光は、NTT東西のフレッツ回線（NGN回線）を利用したサービスで、独自回線を利用するauひかり、NURO光よりも速度が落ちやすいといった点や、ドコモ・ソフトバンクユーザーからすると、スマートフォンとのセット割引が適用されないので、全体的に見れば、@nifty光を使うのは損といったことが挙げられます。

• @nifty光は、利用者急増中のNTT東西のフレッツ回線（NGN回線）を使うため、速度が遅くなることも
• ドコモ・ソフトバンクのスマホユーザーは全体的に@nifty光の契約では高くなってしまうことも

@nifty光は、利用者急増中のNTT東西のフレッツ回線（NGN回線）を使うため、速度が遅くなることも

@nifty光は、インターネット接続において、NTT東西のフレッツ回線（NGN回線）を利用します。

フレッツ回線は、他社であるドコモ光、SoftBank光、低価格で話題のexcite MEC光などでも使われています。

最近、ドコモ光、SoftBank光では、スマートフォンとのセット割引でユーザーが急増しており、全体的に、平日夜間・休日といった混雑時間帯には、年々、速度が遅くなってきています。もちろん、NTT東西のフレッツ回線を使う@nifty光も例外ではなく、3Mbps程度しか出ないこともあります。

@nifty光では、速度が遅くなりづらい「@nifty v6サービス」の利用を呼びかけていますが、IPv6を使ったサービスも、数年単位で考えると、遅くなってしまうこともあり得ます。

やはり、回線速度を重視される方は、フレッツ回線を利用しないauひかりやNURO光、関西エリアではeo光、中部エリアではコミュファ光を検討してみて下さい。

ドコモ・ソフトバンクのスマホユーザーは全体的に@nifty光の契約では高くなってしまうことも

@nifty光では、現在、auスマホユーザーのセット割引「auスマートバリュー」を展開していますが、NTTドコモ・ソフトバンクユーザー向けの割引施策を設けていません。

そのため、ドコモ・ソフトバンクユーザーは、@nifty単体で見れば安いということもあり得ますが、スマホ料金とセットで考えると、他社よりも通信料金が高いということも考えられます。

やはり、ドコモユーザーなら、ドコモ光、ソフトバンクユーザーなら、SoftBank光やNURO光の契約がベターで、それぞれセット割引が適用されます。さらに、家族で契約していると、それぞれの回線から1,000円近くが値引きされるので、実質的に光回線の料金が無料になることもあります。

なお、プロバイダとして@niftyを利用したい場合、ドコモ光では「nifty with ドコモ光」が提供されているので、そちらを使うのもおすすめです。もちろん、@nifty光、従来からフレッツ光とセットで@niftyをプロバイダとして使っている方は、メールアドレスを引き継ぐことも可能となります。

@nifty光に関するよくある質問

ここでは、@nifty光でよくある質問を取り上げます。

具体的には、「IPv6のルーターはレンタル可能？」という質問や、「サポートセンターへの問い合わせ先は？」、「解約方法についてはどう？」、「引っ越し手続きはどうすればいい？」「乗り換え手続きの方法は？」、「＠nifty光とフレッツ光の違いは？」といった質問について答えていきます。

やはり、光回線サービスは、インターネット接続を提供しているというシンプルなサービスですが、オプションや手続きなどが多岐に渡り、複雑になっています。

今回は、そのようなことを踏まえて、疑問に答えていきます。

IPv6対応のルーターはレンタル可能？

@nifty光では、「@nifty v6サービス」の利用に必須なIPv6対応ルーターのレンタルは可能です。

価格は、@nifty光契約中は、最大25ヶ月間無料で提供され、回線工事と合わせて配送されるため、工事からすぐに「@nifty v6サービス」を利用できます。

最近では、Amazonやヨドバシカメラで販売されているルーターでも、IPv6に対応しているものがありますが、@nifty光に対応しているのかどうか明記されていないケースもあります。

そのため、IPv6を利用したい場合は、＠nifty光でルーターをレンタルするか、各ルーターのメーカーのサイトを確認して、＠nifty光に対応しているのかチェックした上で、自分で購入するのがベターです。

サポートセンターの問い合わせ先は？

@nifty光のサポートセンターの問い合わせ先は、Google検索などで上位に上がっている＠nifty光の公式サイトから確認が可能です。

この記事で具体的な電話番号を記載することはできませんが、@niftyの会員もしくは、新規契約の問い合わせ先で電話番号が異なっているようです。

既に、@nifty光を契約されている方は、@nifty IDを用意した上で、電話をするとスムーズです。

また、メールでの問い合わせも可能となっていて、こちらは、24時間365日、自分の好きなタイミングで送ることもできます。

ただし、メールでの問い合わせ内容によっては、電話での対応へ誘導される場合もありますので、注意が必要です。

解約方法は？

@nifty光の解約方法としては、電話のみとなっています。

@nifty光の解約にあたっては、様々な注意事項があります。インターネットのみで完結しないのは、やはり、@nifty光の契約が複雑なため、必ず電話口での確認が必要なようです。

@nifty光を解約すると、インターネット接続サービスが使えなくなるのはもちろん、セットで提供されているメールアドレスも解約される他、NTT光回線の撤去工事も必要になる場合もあります。

ちなみに、新規でドコモ光を検討されている方は、プロバイダ契約のみを残す形で「nifty with ドコモ光」も利用可能です。ドコモ光では、GMOとくとくBBなどのプロバイダを自分で選べるので、こちらは@niftyを指定する形となります。

なお、SoftBank光などのNTT光コラボ系の回線にする場合は、SoftBank光のサポートセンターなどで契約の流れを確認してから、@niftyの解約手続きを行うと、スムーズに乗り換えが可能です。

引越し手続きはどのようにすればいい？

@nifty光を引き続き利用しながら、引っ越しを行う場合、Webフォームもしくは電話での申し込みで対応可能なようです。

@nifty光3年プランを利用しつつ、NTT東西のそれぞれのエリア内での引っ越しの場合、移転工事費が無料となります。

なお、NTT東西の境界線をまたぐ形での引っ越し（例として、東京から大阪やその逆）になる場合は、移転工事費の無料の対象外となり、移転の申し込みに関しては、@nifty光のサポートセンターへの電話対応のみとなります。

場合によっては、NTT東西をまたぐ形での引っ越しの場合、引っ越しと同時にドコモ光・SoftBank光など他社へ乗り換えをしたほうが良い場合もありますので、@nifty光を解約することも選択肢に入れるのもベターです。

乗り換え手続きはどのようにすればいい？

乗り換え手続きに関しては、まずインターネットもしくは、家電量販店などで申し込みをする形となります。

完全な新規契約やauひかり、NURO光、関西エリアではeo光といった独自回線からの乗り換えの場合は、NTTの光回線の工事が必要となるので、@nifty光の担当者と調整が必要となります。また、開通工事前に各種資料の送付があるようです。

フレッツ光からの “転用” や、ドコモ光、SoftBank光、OCN光といった光コラボ系の回線からの乗り換え（事業者変更）場合、移転前の事業者で転用承諾番号を取得してから、@nifty光へ申し込みます。

転用承諾番号の取得方法については、各事業者のサポートセンターで、電話において取得でき、もしわからない場合に関しては、ノジマなどでの対面契約の際にサポートを受けられます。

転用もしくは、事業者変更の場合、工事は不要となります。

@nifty光とフレッツ光はどう違う？

@nifty光とフレッツ光は、同じように見えて実は別者です。

@nifty光は、NTT東西のフレッツ回線（NGN回線）とプロバイダ契約がセットとなって販売している形（光コラボ）です。また、フレッツ光は、NTT東西がそれぞれ直接提供するもので、プロバイダまでのアクセスに必要なフレッツ回線（NGN回線）のみの提供です。インターネット接続を提供するプロバイダは、別途、利用者が契約する必要があります。

つまり、イメージとして、フレッツ光に@niftyのプロバイダ契約を別途セットにしたのが、@nifty光となります。また、他社で言うなら、ドコモ光では、NTTドコモのプロバイダ契約とフレッツ光をセットにしたのがドコモ光です。

フレッツ光では、フレッツ回線に不具合があった際にはNTT東西に連絡しますが、@nifty光では、NTTの初期の対応窓口も@niftyが対応するので、NTT側のトラブルでも、まずは@nifty光に連絡する形です。

@nifty光以外におすすめ光回線はある？

@nifty光以外におすすめな光回線として、SoftBank光が挙げられます。

SoftBank光は、家電量販店やソフトバンクショップから申し込みも可能ですが、Webからも申し込みができます。

特に、アウンカンパニーなどのWeb代理店を経由することで、高額のキャッシュバックを受けられます。基本的に、SoftBank光は、代理店の違いでサービス品質は変わらないので、申込みをするなら、Web代理店がベターです。

また、ソフトバンクのスマホユーザーなら、SoftBank光とセットでの割引を受けられます。こちらも、家電量販店などでは、SoftBank光とソフトバンクのスマートフォンに乗り換えをすることで、通常よりも高額なキャッシュバックやポイント進呈といったキャンペーンも展開されている可能性もあるので、チェックしてみて下さい。

まとめ：@nifty光は良い評判の方が多い

@niftyは、全体的に良い評判の方が多いと言えます。

やはり、「ニフティサーブ」のパソコン通信を経由して、20年以上もインターネットプロバイダとしての実績があることから、「安心感」があると言えます。

価格も他社と似たようなイメージですが、NTT東西を跨がない引っ越しの際には、工事費が無料になるなど、他社とは異なるメリットもあります。

最近では、快適なインターネット接続に必須といえる「@nifty v6サービス」も利用でき、全体的には、ユーザー満足度が高い光回線サービスです。

インターネットでの申し込みに不安な方には、家電量販店のノジマの店頭で申し込めるというのもベストな点でしょうか。

ドコモ光、SoftBank光、OCN光といった他社光コラボからも簡単に乗り換えられるので、ぜひとも検討してみて下さい。