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都市ガスとプロパンガスを比較!それぞれの見分け方やメリット・デメリットを解説

都市ガスとプロパンガスを比較!それぞれの見分け方やメリット・デメリットを解説

暮らしのなかでいつも何気なく使用しているガスですが、都市ガスとプロパンガスの2種類があることはみなさんご存知でしょうか。また、これらのガスの違いについて詳しく知っているという方はどれくらいでしょうか。都市ガスやプロパンガスといった名前は聞いたことがあっても、具体的な違いまでは知らない、わからないという方が多いのではないでしょうか。

この記事では、まずは都市ガスとプロパンガスを比較し、それぞれのガスの見分け方やメリット・デメリットを解説します。また、ガス料金を安くする方法、引っ越しの際に生じるガスに関する注意点、ガスの変更手続きについて、順番にご説明していきます。

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都市ガスとプロパンガスの違い

都市ガスとプロパンガスの名前を聞く機会は多いと思いますが、それらのガスにどのような違いがあるのか、詳しく言える人は少ないのではないでしょうか。それぞれのガスの原料や供給方法、ガスの重さや料金システムの違いについて、まずはひとつずつ順番にみていきましょう。

原料

最初に、都市ガスとプロパンガスの原料についてご説明していきましょう。都市ガスはメタンを中心とした液化天然ガス(LNG)を使用していますが、プロパンガスはプロパンやブタンを主成分とした液化石油ガス(LPG)を使用しています。引っ越しなどで物件情報などをチェックした際にLPガスと記載されている場合は、プロパンガスを意味しています。

供給方法

次に、都市ガスとプロパンガスの供給方法についてはどのような違いがあるのでしょうか。都市ガスは地下に埋められたガス導管を通ってガスを供給していますが、プロパンガスは各家庭、物件にガスボンベを配置して供給しています。そのため、プロパンガスでは定期的にガスボンベの交換が必要となるなど、ガスの供給方法に大きな違いがあります。

ガスの重さ

それぞれのガスの重さについてはどうでしょうか。都市ガスは空気よりも軽いため、ガス漏れ時は窓を開けることでガスを外に出しやすくなります。一方、プロパンガスは正反対で、空気よりも重くなっています。ガス漏れすると部屋の床面にガスがたまるため、ほうきなどで掃いて外に出す必要が出てくるのが特徴です。

料金システム

それぞれのガスの料金システムはどう違っているのでしょうか。都市ガス会社は政府の認可を受けた規制料金をもとにガスの価格を設定していましたが、2017年4月に都市ガスの自由化がおこなわれたため、消費者がガス会社を自由に選べるようになりました。その点、プロパンガスガス会社は自由に価格を設定できるようになっているという違いがあります。都市ガス料金もプロパンガス料金も、基本料金に加えて、使用量にあわせた従量料金を支払う料金設定となっていますが、ガスの料金は地域によって差が出てきています。

都市ガスとプロパンガスの見分け方

都市ガスとプロパンガスのどちらを使用しているかは、対象となる物件の外観または室内を確認することで簡単に見分けられます。

物件の外観を見る

物件の外観を見る場合、敷地内にガスボンベが設置されているか確認してください。ガスボンベが設置されていない場合は都市ガス、設置されている場合はプロパンガスを使用しています。

物件の内側を見る

物件の内側を見る場合は、ガスコンロの表示とガス警報器の位置を確認してください。 ガスコンロにはシールが貼られており、両者でその内容が異なります。都市ガスは「12A」「13A」「都市ガス用」、プロパンガスの場合は「LPG」「プロパンガス用」などと表記されています。ガス警報器は、両者のガスの重さの違いにより設置場所が異なります。都市ガスは空気よりも軽いため「壁の上部」、プロパンガスは空気よりも重いため「壁の下部」をそれぞれ確認してください。

都市ガスのメリット・デメリット

都市ガスとプロパンガスの違いについて順番にみていきましたが、それぞれのガスのメリットやデメリットについてはどうなっているのでしょうか?まずは都市ガスを利用するメリット・デメリットについてひとつずつご説明していきましょう。

メリット

都市ガスのメリットは、ガス料金が比較的リーズナブルという点にあります。ガスの自由化はされたものの、料金比較をおこなうと、ガス会社によってガスの年間の使用料金にそれほど大きな差額は出ていません。また、地中の導管を通してガスを届けるため、プロパンガスと違って利用するために特別なスペースを用意する必要がないというメリットがあります。一方、都市ガスと違って、プロパンガスではガスボンベから供給するため、各家庭にガスボンベを置いておくためのスペースが必要となっています。

デメリット

次に、都市ガスのデメリットについてみていきましょう。まず考えられるデメリットのひとつとして、災害時にガス管が破裂した場合、復旧に時間がかかるという点があります。都市ガスではエリアごとにガス管を検査して復旧させる必要があるため、点検や工事が大掛かりになってしまい、どうしても時間が必要になってしまいます。
また、ガス会社を切り替えるときに、多額の費用がかかる場合があります。ガス切り替え時の工事費用を一括で支払う必要があるところもデメリットでしょう。

プロパンガスのメリット・デメリット

都市ガスのメリット・デメリットについて順番にみていきましたが、いかがでしたでしょうか?次に、プロパンガスを利用するメリット・デメリットについてご説明していきましょう。

メリット

プロパンガスのメリットのひとつとして、災害に強いという点があります。プロパンガスは各家庭に設置されたガスボンベさえあれば使用できるため、大掛かりな工事を必要としません。そのため、災害が起こっても即座に復旧しやすいというメリットがあります。オール電化であれば電力の復旧まで待たなければいけませんが、プロパンガスの場合は復旧スピードがはやくなっています。また、プロパンガスでは導入時に工事費用がかからないのも大きなメリットのひとつでしょう。導入時の工事費用を含む初期費用は毎月のガス利用金額に上乗せされるため、支払いもひとつにまとめられていて簡単です。

デメリット

次に、プロパンガスのデメリットについてみていきましょう。デメリットのひとつは、都市ガスと比較して、ガス料金が高めな点にあります。プロパンガスではガス会社が自由にガスの使用料金を設定できるため、会社によって使用料に差が出ています。節約したい人は注意する必要があります。また、プロパンガスの場合は開栓手続きのときに保証金が発生する場合があります。ガスの利用金額だけでなく、保証金が必要になるかもしれないという点に注意したうえで新居探しをする必要があります。ただし、毎月きちんとガス代を支払っていれば、退去時に保証金は返金されるでしょう。

ガス料金を安くする方法

総務省統計局が発表した2019年度の家計調査年報(家計収支編)によると、一人暮らしと二人以上世帯の1年間の平均ガス料金は以下の通りとなっています。

  • 一人暮らし:都市ガス20,750円 プロパンガス15,389円
  • 二人以上世帯:都市ガス36,943円、プロパンガス21,287円

ガス料金を少しでも安くしたいと考える人もいるでしょう。3つの方法をご紹介しますので、自分に合う方法を検討し、ガス料金を見直しするのもおすすめです。

ガス会社を変更する

1つめの方法は、ガス会社を変更することです。都市ガスとプロパンガスは自由料金なので、各販売会社によって料金やプランが異なります。自分の使い方に合ったガス会社を選ぶことで、今よりも料金を抑えることができるかもしれません。ただし、賃貸物件などではガス会社の変更ができないケースもあるため注意してください。

ガスを節約する

2つめの方法は、ガスの節約術です。手軽にできるものとして、ガスバーナーをこまめに掃除する、お風呂のシャワーを節水タイプにする、同時調理や保温調理をするなどがあります。小さなことですが、毎日少しずつガスの使用量を抑えることでガス料金を節約することができます。

プ ロパンガスを利用中の場合は「都市ガス」に変更する

3つめの方法として、プロパンガスを利用中であれば、都市ガスに変更することでガス料金を安く抑えられることがあります。ただし、現在は都市ガスもプロパンガスと同じく自由料金であるということ、賃貸物件にお住みの場合は個人で変更できないことに注意してください。また、都市ガスに変更するためには付け替え工事が必要となります。

プロパンガスから都市ガスへ変更するにはどのような方法があるのでしょうか。基本的に賃貸物件のオーナーか、ご自身の持ち家でなければ、ガスの変更はできません。また、ガス導管が物件の近くを通っていることなどいくつかの条件もあります。都市ガスに変更することでガス料金が節約できても、元手として付け替え工事の費用がかかることを念頭に置いておきましょう。

変更の大まかな流れとしては、ガス会社に連絡して、都市ガスへの切り替え可能かどうか確認。見積もりを取得して工事を行い、ガスが供給されることになります。建物の立地や周辺の状況、ガス会社などにより工事費用は異なりますが、およそ10~15万円かかるといわれています。

引っ越しするときのガスに関する注意点

次に、引っ越しするときのガスに関する注意点についてみていきましょう。引っ越し先によってガスの種類は異なリますが、希望のガスに契約を変更することはできるのでしょうか? また、ガスの種類が変わることでガス器具に支障は出るのでしょうか?ひとつずつ順番ご説明していきましょう。

ガス会社の変更ができないケースもある

アパートやマンションなどの一人暮らしの賃貸物件でもガス会社を変更できる場合がありますが、事前に相談が必要となります。残念ながら、賃貸物件によっては住人が自由に変更できないケースもあります。ほかに選べるガス会社がない場合もありますが、ガスメーターが物件ごとに付いていない場合や、利用するガス会社が契約で決められている場合などが考えられます。

ガスの種類が変わる場合は器具の買い替えが必要

引っ越ししてプロパンガスから都市ガスへ、都市ガスからプロパンガスへ変更になる場合は、ガス器具の変更が必要になります。給湯器やガスコンロなど、対応するガスの種類が異なる器具は使用できなくなってしまうので注意しましょう。

ガスの引っ越し手続きをまとめてできる「引越れんらく帳」

引っ越しの際のガスの手続きを行うなら「引越れんらく帳」のサービスがおすすめです。「引越れんらく帳」を使うことで様々な手続きを効率良く進めていくことができます。「引越れんらく帳」を使うと具体的に何がどう簡単になるのか、ひとつずつご紹介していきましょう。

引越れんらく帳とは?

まず、「引越れんらく帳」とはどのようなサービスなのでしょうか。「引越れんらく帳」とは、ガスや水道、電気などのライフラインの引っ越し手続きを効率化できるサービスです。ひとつずつ個別に手続きをすると、氏名や住所などの個人情報を何度も入力する必要があり、非常に手間がかかります。その点、「引越れんらく帳」に登録すれば重複する情報は自動的に入力してくれるため、自分で入力する手間が省けます。それにより、手続きの時間や手間をぐっと減らすことができるというメリットがあります。

引越れんらく帳のサービス内容

「引越れんらく」のサービス内容についてみていきましょう。「引越れんらく帳」でまとめて申請できる手続きは、ライフライン(ガス、水道、電気)だけに限りません。放送(NHK)、固定電話、新聞、通販なども含まれています。含まれているものと含まれていないものは具体的に何があるのかについては登録時に確認が必要となりますが、ひとつひとつを自分で手続きする必要がないため非常に便利なサービスとなっています。また、「引越れんらく帳」のサービスは24時間対応しているため、仕事や学業、家事などで日中は忙しいという方でも、隙間の時間に簡単に手続きができるようになっています。

「引越れんらく帳」の住所変更サービスを有効活用

都市ガスとプロパンガスの違いについて、順番にみていきましたがいかがでしたでしょうか?それぞれのガスの違いを踏まえたうえでのメリット・デメリットの比較、引っ越し後のガスの変更手続きについても順番にご説明していきましたが、ガスだけに限らず、引っ越し時にすべての住所変更ができれば便利ですよね。引っ越し時には引っ越しの荷造りだけでなく、様々な手続きが必要となりますので、それらの負担を少しでも軽減できれば引っ越しはずいぶんと楽になります。
そういった点を考えてみると、引っ越しの際にガスの住所変更手続きと一緒にライフラインやその他の住所変更も一度にまとめておこなえる「引っ越しれんらく帳」のサービスはおすすめです。ただでさえ大変な引っ越しの準備や面倒な手続きにかかってしまう手間を、少しでも減らしていきませんか?そのためにも、「引越れんらく帳」の住所変更サービスをぜひご活用ください。

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