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電気の契約アンペア数とは?確認する方法と選ぶときのポイント

電気の契約アンペア数とは?確認する方法と選ぶときのポイント

家庭で使用している電気の料金が高いと思っている方は多いかもしれません。また、今から引っ越しをして新生活をスタートさせようと考えている方は、少しでも電気代を節約したいですよね。電気代節約のためには、適切な契約アンペア数を選ぶことが重要なポイントとなります。

今回は、電気の契約アンペア数とは何か、契約アンペア数の確認の仕方、契約アンペア数の選び方とその変更方法について詳しく解説します。

電気の契約アンペア数とは?

電気代に大きくかかわる、電気の契約アンペア数。まずは、電気の契約アンペア数とはどのようなものか見ていきましょう。

アンペアの基礎知識

アンペア(A)とは、電気の流れる量(電流)を表すための単位です。アンペア数は「消費電力(W:ワット)÷電圧(V:ボルト)」で算出することができます。日本の一般家庭の電圧は100Vです。

このアンペアは、電気の契約において、どれだけの量の電気が必要なのか特定するために使用されます。一度に多くの電化製品を使用する家庭の場合、その分大きいアンペア数の電気を流さなければなりません。

ポイントとなるのは同時に使用する電気の量という点です。複数の電化製品を異なる時間帯に使用する場合、一度にたくさんの電気を使う必要はありません。しかし家族の人数が多い場合などは、さまざまな電化製品を同じ時間帯に使用するでしょう。そのような場合、アンペア数を大きくしなければ電気の量が足りないのです。

契約アンペア数とは

契約アンペア数とは、電力会社と契約しているアンペア数のことです。契約アンペア数の大きさ=同時に使える電気の量です。契約アンペア数が小さいと、一度に使用できる電気の量を超えた際にブレーカーが落ちてしまうのです。それまで使用していた電化製品のいずれかの使用をやめないと、再びブレーカーが落ちてしまい、電気を使うことができません。

契約アンペア数の目安として、10A~20Aは1人暮らし向け、30Aは2人暮らし向け、40Aは一般的なファミリー向け、50Aは家族数の多い世帯向け、60Aは2世帯住宅などの家族数の多い世帯向け、60A以上はオール電化の家庭向けとされています。30Aが契約アンペア数として最も契約件数が多いです。

電力会社が供給している電力料金プランにはいくつか種類がありますが、一般的なのは「従量電灯プラン」というものです。オール電化の家でない限り、ほとんどがこのプランでしょう。
この従量電灯プランの電気料金の構成は、主に「基本料金」と「電力量料金」から成ります。

基本料金には、「アンペア制」と「最低料金制」の2つがあります。アンペア制では、契約アンペア数に伴い基本料金も変動します。最低料金制は、契約アンペア数に関係なく最低額が決められているものです。
アンペア制の場合、契約しているアンペア数が大きすぎると、基本料金を多く払うことになってしまいます。

アンペア制を採用している電力会社としては、東京電力や中部電力、九州電力などが挙げられます。最低料金制を採用している電力会社には、関西電力や中国電力、四国電力などがあります。

また、基本料金自体がない料金プランの電力会社もあります。使用した電気の分だけ料金を支払うプランとなっているので、容量が多い家庭であれば、効果的に電気料金を抑えることができます。

契約アンペア数の確認の仕方

現在、契約中のアンペア数がわからないという方もいるかもしれません。ここからは、契約アンペア数の確認の仕方をご紹介します。

分電盤を確認する

契約アンペア数は、分電盤に取り付けられたアンペアブレーカーの色と数字から確認することができます。ただしスマートメーターを使用している場合などは、アンペアブレーカーが取り付けられていないこともあります。

分電盤のアンペアブレーカーは、住んでいる地域の大手電力会社によって色の分け方が異なります。しかし数字も必ず書かれていますので、その数字から確認が可能です。
以下の表は、東京電力、中部電力、九州電力の色分けとなります。

契約アンペア数
東京電力
中部電力
九州電力
10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
紫・緑 灰・黒

検針票を確認する

電力会社から毎月届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」にも契約アンペア数は記載されています。また、請求書にも必ず記載されていますので、確認してみてください。Webサイトのマイページや会員ページがから、契約アンペア数を確認できる電力会社もあります。

契約アンペア数の選び方と変更方法

契約アンペア数は、小さすぎてもブレーカーが落ちてしまいますし、大きすぎても料金を多く支払うことになります。そのため、最適なアンペア数を選ぶことが大切です。ここからは、契約アンペア数の選び方とその変更方法についてご紹介します。

適切なアンペア数の選び方

契約アンペア数は、1年で最も電力を消費するタイミングを想定し、選ぶと良いでしょう。一般的には、こたつやファンヒーターなどの暖房器具を使用する冬が一番電力を消費します。そのため、冬に使用する電化製品の消費電力の合計からアンペア数を算出するといいでしょう。

必要なアンペア数を正確に知りたい場合、同時に使用する可能性のある電化製品の消費電力を基に算出しましょう。
エアコン、冷蔵庫、照明(全部屋の合計)、電子レンジ、炊飯器、テレビなどの消費電力を足し合わせた合計を目安とします。アンペア数は、「電化製品の消費電力(W)÷電圧(V)」で計算できます。
例えばエアコンの消費電力が660Wの場合、660W÷100V=6.6Aとなります。このように計算していき、合計のアンペア数を算出しましょう。各電化製品の消費電力は、モデルや性能、サイズによって異なりますので、説明書などを確認することにより正確な消費電力を把握することができます。

東京電力や東北電力、中部電力などのWebサイトには、アンペア数の目安を算出できるコンテンツがありますので、ぜひ参考にしてください。

契約アンペア数の変更方法

契約アンペア数の変更方法としては、契約している電力会社のカスタマーセンターに問い合わせるのが一般的です。WebサイトやFAXなどで申し込みができる電力会社もあります。契約アンペア数の変更手続きの際には、「お客さま番号」が必要となる電力会社も多いので、検針表などであらかじめ確認しておくと手続きがスムーズに行えます。
契約している電力会社に変更を申し込めば、無料でアンペアブレーカーの取り換え工事を行ってもらえることが多いです。

しかし、契約アンペア数は基本的に年間契約となるため、季節ごとに変更することはできない点に注意が必要です。一度契約アンペア数を変更した場合、1年間は同じ容量を契約しなければいけません。また、集合住宅に住んでいる場合は、大家さんや管理人の承諾を得ないと変更できない場合もあります。

ライフスタイルに合った適切な電気の契約アンペア数を選ぼう!

電気の契約アンペア数について詳細をご紹介しました。ライフスタイルに合った最適な契約アンペア数を選ぶことで、電気代を節約しやすくなります。現在の契約アンペア数が適切かどうか、見直してみてくださいね。

これから新生活をスタートする方も、必要な契約アンペア数を正確に把握することで、無駄な電気代を省くことができ、生活費の節約につながるでしょう。

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