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【NTT電話の引越し手続き】同じ番号を使う方法は?申し込み手続きはいつまで?

【NTT電話の引越し手続き】同じ番号を使う方法は?申し込み手続きはいつまで?

旧居で利用していた固定電話を新居でも利用したい場合、電話の引越し手続きが必要となります。引越し手続きを忘れると新居での電話開通が遅れたり、旧居での撤去工事が間に合わなかったりするため要注意です。

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電話の引っ越し手続き

引越しに伴う電話の手続きや、電話番号を継続して使えるかどうかは、引越し先によって異なります。

現在の電話番号を継続して使えるのは、引越し先が同一の市区町村の場合のみです。引越し先が、異なる市区町村である場合は、電話番号が変わることがほとんどです。同じNTT東西エリアへ引越しする場合は、移転手続きだけで済むケースが一般的です。都道府県をまたぐなど、異なるNTT東西エリアへ引越しする場合は、現在の電話回線を解約して新居で再契約する必要があります。

NTT東日本およびNTT西日本の管轄エリアは次の通りです。

<NTT東日本・西日本の管轄エリア>

NTT東日本 北海道/青森県/岩手県/秋田県/宮城県/山形県/福島県/茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/山梨県/長野県/新潟県
NTT西日本 富山県/石川県/福井県/岐阜県/静岡県/愛知県/三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県/鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県/徳島県/香川県/愛媛県/高知県/福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県

フレッツ光やフレッツ・ADSLなどのインターネットサービスを併せて利用している場合は、引越しの3週間ほど前までには移転手続きの申し込みが必要となります。フレッツ光の引越し手続きに関する詳しい内容は、 「フレッツ光を引越し先で使う方法は?手続きや移転費用、違約金を解説! 」の記事をご参照ください。

以下では、引越しで必要となる手続き内容について解説します。

同じ市区町村内での引っ越し

引越し先が、現在と同じ市区町村である場合、手続きの方法や必要な情報は下表の通りです。

手続き内容 移転手続きのみ
手続き時期 【電話のみ利用】
引越し2週間~1カ月半ほど前

【電話とインターネットサービスを併用】
引越し3週間~2カ月ほど前
手続き方法 電話またはインターネットからガイダンスに従って手続き可能

【NTT東日本の場合】
電話番号:116(固定電話)または0120-116-000(携帯、スマホ)
インターネット:電話のお引っ越し 

【NTT西日本の場合】
電話番号:116(固定電話)または0800-2000116(携帯、スマホ)
インターネット:お引っ越しのお手続き
各窓口の営業時間 電話:土日祝日を含む9時~17時
インターネット:24時間
電話番号が変わる可能性 同じ番号を使用可能
手続きの際に準備する情報 ・電話回線の開通希望日
・現住所と新住所
・電話料金の支払い状況を確認できる資料(請求書、預金通帳、クレジットカード明細など)

同じNTT東西エリア内での引っ越し

引っ越し先が同じNTT東西エリア内の場合、手続きの方法や必要となる情報は下表の通りです。

手続き内容 移転手続きのみ
手続き時期 【電話のみ利用している場合】
引越し2週間~1カ月半ほど前

【電話とインターネットサービスを併用】
引越し3週間~2カ月ほど前
手続き方法 電話またはインターネットからガイダンスに従って手続き可能

【NTT東日本の場合】
電話番号:116(固定電話)または0120-116-000(携帯、スマホ)
インターネット:電話のお引っ越し

【NTT西日本の場合】
電話番号:116(固定電話)または0800-2000116(携帯、スマホ)
インターネット:お引っ越しのお手続き
各窓口の営業時間 電話:土日祝日を含む9時~17時
インターネット:24時間
電話番号が変わる可能性 変更となる可能性あり
手続きの際に準備する情報 ・電話回線の開通希望日
・現住所と新住所
・電話料金の支払い状況を確認できる資料(請求書、預金通帳、クレジットカード明細など)

異なるNTT東西エリアへの引っ越し

NTT東西エリアをまたぐ引越しをする場合、現住所の電話を解約したあと、新居における契約手続きをする必要があります。

まずは現住所(旧居)を管轄するNTTにて、電話を解約しましょう。その後、新住所を管轄するNTTで契約手続きをおこない、工事日を決定してください。引越し後、新居で電話回線の開通工事が終われば、手続きはすべて完了となります。なお、NTT東西エリアをまたぐ引越しでは、解約と新規契約の両方が必要になるため、できるだけ早めに手続きを始めましょう。

手続きに関する詳しい情報は下表の通りです。

手続き内容 旧居での解約と、新居での契約
手続き可能期間 【電話のみ利用】
引越し2週間~1カ月半ほど前

【電話とインターネットサービスを併用】
引越し3週間~2カ月ほど前
手続き方法 解約、新規契約ともに電話またはインターネットからガイダンスに従って手続き可能

【NTT東日本】
電話番号:116(固定電話)または0120-116-000(携帯、スマホ)
インターネット:電話のお引っ越し 

【NTT西日本】
電話番号:116(固定電話)または0800-2000116(携帯、スマホ)
インターネット:引っ越しのお手続き
各窓口の営業時間 電話:土日祝日を含む9時~17時
インターネット:24時間
電話番号が変わる可能性 引越しに伴い電話番号が変更となる
手続きの際に準備する情報 ・電話回線の開通希望日
・現住所と新住所
・電話料金の支払い状況を確認できる資料(請求書、預金通帳、クレジットカード明細など)

固定通信サービスの電話の引っ越し手続き

ソフトバンク光やauひかりなど、インターネットサービスの電話を利用している場合、引越しに伴う移転手続きが必要です。申し込み手続きを窓口でおこない、工事日を確定させます。あとは、工事当日に回線工事や機器の接続を実施したら手続きは完了です。

移転手続きは会社や引越し先のエリアにより異なるため、現在契約している固定通信サービスに関する情報を事前に確認しましょう。また、解約時に旧居で撤去工事が必要となる場合があるためご注意ください。

手続き内容 移転手続きまたは、旧居での解約・新居での新規契約手続き
手続き時期 引越し1カ月から2カ月ほど前
手続き方法 ・各サービス提供会社のWebサイト
・キャリアショップ
・電話
※引越し先やキャリアによっては申し込み方法が電話に限られる場合もあるため注意
各窓口の営業時間 【電話・インターネット】各キャリアにより異なる
電話番号が変わる可能性 契約するプロバイダが変わらない場合同じ電話番号を使用可能。市外局番から始まる番号を利用している場合は電話番号が変わる可能性がある。
手続きの際に準備する情報 ・現在の電話番号または各サービスのID
・引越し先の住所
・旧居の退去日と新居の入居日
・ 工事に立ち合う方の名前と連絡先

なお、インターネット回線を契約している場合はもちろん、インターネット回線に加えて、携帯電話や固定電話を契約(セット割を利用)している場合も、必ず引越しの手続きを行う必要があります。

引越し手続き方法とその流れ、準備しておくものなどについては、各社のWebサイトで確認してください。

ドコモ光:お引越し(移転)のお手続き 
auひかり:お引越し手続き
ソフトバンク光:引っ越しのお手続き 

ケーブルテレビの固定電話の引っ越し手続き

ケーブルテレビの固定電話を利用している場合も、引越しに伴う移転手続きが必要です。窓口で申し込み手続きをおこない、工事日を確定させます。その後、回線工事や機器の接続を行えば、ケーブルテレビの引っ越し手続きは完了です。

移転手続きはケーブルテレビ事業者や引越し先のエリアにより異なるため、現在契約している固定通信サービスに関する情報を事前に確認しましょう。また、解約時に旧居で撤去工事が必要となるケースが多いためご注意ください。

手続き内容 移転手続きまたは、旧居での解約・新居での新規契約手続き
手続き時期 引越しの1カ月程度前など、できるだけ早いタイミング
手続き方法 ・電話窓口
・ケーブルテレビ提供会社のWebサイト
各窓口の営業時間 【電話・インターネット】各会社により異なる
電話番号が変わる可能性 ケーブルテレビの対応エリア内への引越しの場合は電話番号は変わらない。ケーブルテレビの対応エリア外への引越し又は契約するケーブルテレビ会社が変わる場合は、電話番号が変更になる
手続きの際に準備する情報 ・契約者の氏名や現住所、連絡先など
・引っ越し先の住所
・旧居の退去日と新居の入居日

携帯電話の引っ越し手続き

引越しをする場合、携帯電話も住所変更手続きが必要です。変更手続きを行わなかった場合、携帯会社からの重要な連絡が旧住所に届いてしまったり、サービスの利用が停止されたりする危険性があります。

携帯電話の引っ越し手続きの方法や必要な情報は下表の通りです。

手続き内容 住所の登録情報変更手続き
手続き時期 引越し完了後、できるだけ早いタイミング
手続き方法 携帯ショップ、電話窓口、キャリアのWebサイト
※大手キャリアと格安キャリアでは手続きの方法や種類が異なる場合あり
各窓口の営業時間 【電話・インターネット】各キャリアにより異なる
電話番号が変わる可能性 変更なし
手続きの際に準備する情報 【携帯ショップの場合】
・携帯電話番号
・新住所が記載された本人確認書類

【電話窓口の場合】
・手続きに必要な暗証番号

【Webサイトの場合】
・契約者のユーザーIDとログインパスワード
代理人による手続きの可否 携帯ショップのみ可能
※代理人が住所変更手続きを行う場合、契約者と代理人それぞれの本人確認書類と、契約者からの委任状が必要

電話の引っ越しで気になる疑問点

引っ越しに伴う電話の移転手続きは、いつ頃から開始すればよいのでしょうか。引っ越し先でも同じ電話番号を継続して使えるのでしょうか。もしも電話番号が変わるのであれば、今まで使ってきた古い電話番号はどうなってしまうのでしょうか。電話の引っ越しに関する様々な疑問点について、ひとつずつ順番にご説明していきましょう。

電話の移転手続きを始める時期はいつ?

まず、電話の移転手続きを始める時期はいつがよいのでしょうか。固定電話の場合、引っ越しの1カ月~2週間前から移転手続きの申し込みを始めたほうが良いでしょう。固定電話の移転手続きには立ち会い工事が必要になることがありますが、工事は予約制のため、引っ越しシーズンと重なってしまうと予約が混み合ってしまいます。引っ越し前はただでさえやることが多くて忙しくなりがちです。引っ越しの直前ではなく、余裕をもって事前に予約を済ませておきましょう。携帯電話の場合、住所変更の手続きの際に立ち合い工事は必要ありません。住所変更手続きなどは引っ越し後におこなっても良いでしょう。

引っ越し先で同じ番号は使用できる?

次に、引っ越し先でも同じ電話番号は使用できるのでしょうか。固定電話の場合、同じ番号を使用できる条件は限られています。同一市区町村内ではNTTの収容局が同じですが、同一市区町村内でも電話番号が変わることがありますので注意が必要です。
引っ越し先で同じ電話番号が使えるかどうかを確認するために、まずはIP電話の場合についてご説明しましょう。0ABJ型(市外局番のある電話番号)の場合はエリアで電話番号が決まります。そのため、同一市区町村でNTTの収容局が同じであれば同じ電話番号になります。050型(050で始まる電話番号)の場合はエリアではなくプロバイダごとに割り当てられている番号になりますので、引っ越しても電話番号は変わりません。ただし、引っ越し時にプロバイダを変更すると電話番号は変わってしまいますので気をつけましょう。
携帯電話については、引っ越しによる住所変更後も引き続き同じ電話番号を使用できます。事業者を変えてもMNP(ナンバーポータビリティ)で同じ電話番号を使い続けることができるので安心です。

固定電話事業者はどこがいい?

主な固定電話事業者は、NTT、ISP(インターネットサービスプロバイダ)、CATV(ケーブルテレビ)などです。最適な固定電話事業者は、引越し先のインターネット接続環境や、重視するポイントによって異なります。

各固定電話事業者のメリット・デメリット、主な提供会社、基本料金は下表の通りです。

NTT ISP CATV
メリット ・市外局番の電話番号が使える
・停電時も通話できる
・距離によらず通話料が一定
・同じISP電話間は通話料が0
・利用料金が安い
・通話料が比較的安い
・テレビとセットで契約すると割引になる場合がある
デメリット ・施設設置負担金が高い
・遠距離間の通話料が高い
・インターネット回線が必要
・市外局番を使えない場合がある
・停電時は通話ができない
・通話先によっては電話がかけられない(110番、119番など)
CATV回線が必要
・ケーブルテレビの対応エリア外では契約できない

主な提供会社

NTT東日本 ソフトバンク J:COM
基本料金 加入電話プッシュ回線住宅用 月額1,600円(税抜) BBフォン 月額0 J:COM PHONE プラス 月額1,330円(税抜)

引越し先にインターネット回線やCATV回線がなければ、固定電話はNTTの一般電話が適しています。引越し先にインターネット回線やCATV回線があり、安い料金で使用したい場合はISPまたはCATVの固定電話を検討してもよいでしょう。

電話の引っ越しに工事は必要?

引越しの際は、新居で電話の設置工事が必要となるケースが一般的です。
工事で実施される作業の内容によって、工事費用が異なる場合があります。たとえば、引越し先の物件ですでに電話線が引かれていれば、工事費用はNTT局内工事のみで2,000円程度です。賃貸物件や中古物件に引越しする際は、すでに電話線が引かれている可能性があります。一方、引越し先が新築戸建てなどで、新たに電話線を引く場合の工事費用は10,000円程度です。

古い電話番号にかけてしまったら?

引っ越しによる電話番号変更後に古い電話番号にかけてしまったらどうなるのでしょうか。固定電話では、事業者ごとに電話番号が変わったことを知らせるアナウンス機能が用意されています。移転先の電話番号を知らせることができる事業者が多く、NTTの場合、移転先の電話番号を知らせる期間は3カ月ほどになっています。アナウンス機能の利用料は無料です。また、固定電話だけでなく携帯電話にも電話番号変更のアナウンス機能が用意されています。携帯番号の変更時にアナウンス機能を利用したい場合も安心です。

固定電話の変更手続きをまとめてできる「引越れんらく帳」とは?

引っ越しの際は、固定電話の変更手続きだけでなくライフラインなどの住所の変更手続きも行う必要があり、非常に手間がかかります。そこで便利なのが「引越れんらく帳」のサービスです。固定電話だけでなくライフラインの住所変更も一括でまとめて行えます。一体どのようなサービス内容なのか、詳しくみていきましょう。

「引越れんらく帳」の特徴

「引越れんらく帳」とは、引っ越しに伴い必要な住所変更を一括でできるサービスです。
固定電話の変更手続きを、電気やガス、水道などのライフラインとまとめて行えるのが大きな特徴です。NHK、宅配業者、インターネット、新聞、クレジットカードなどの住所変更手続きについても項目にチェックをしていただき、その業者が対応可能であるかを確認します。ただし、携帯電話は別途変更手続きが必要となりますのでご注意ください。
「引越れんらく帳」に会員登録後、現住所と引っ越し先の住所を入力してください。会員登録は無料です。入力すると、手続きすべき水道局や電力会社などが表示されます。

◆NHKの住所変更のやり方とは?引っ越し手続きの流れとポイント!解約はできる?

「引越れんらく帳」を活用するメリット

「引越れんらく帳」では何度も必要な個人情報を入力するわずらわしさがありません。24時間対応なので、仕事や学業、家事などで日中忙しくて時間がない人にぴったりのサービスです。手続きの進捗がわかりやすく、アラート機能があるため、抜け漏れなく手続きがおこなえます。申し込み後の状況も簡単に確認可能となっていますので安心です。

「引っ越しれんらく帳」の住所変更サービスで一括手続き&進捗管理

引っ越しの際に必要な電話変更手続きについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?引っ越し後も固定電話の電話番号を引き続き使えるのか、いつ頃から手続きを開始しないといけないのか、変更手続きの際に必要な情報は何かなど、疑問点や確認事項はたくさんありますよね。

電話番号の住所変更手続きと一緒にライフラインも一括でまとめて行いましょう。その際には「引っ越しれんらく帳」の住所変更サービスをぜひご活用ください。様々な住所変更を同時にまとめておこなえるだけでなく、進捗情報も一括で管理できます。面倒な手続きを一度に終わらせ、余計な手間を省けるのでおすすめです。「引越れんらく帳」の便利なサービスで、大変な引っ越しを少しでも楽にしましょう。

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