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水栓番号・お客様番号の調べ方|わからない時の対処法をシーン別に解説

水栓番号・お客様番号の調べ方|わからない時の対処法をシーン別に解説

引っ越し時、水道手続きに必要なのが「水栓番号」「お客様番号」です。本記事では、水道番号とお客様番号の意味や調べ方について解説します。

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水栓番号とは?引っ越し時に必要な水道の管理番号

水栓番号とは、水道局が各家庭に割り当てている給水管理用の番号です。水道を開通・停止する際や、インターネット・電話で水道手続きを行うときに必要となります。

水栓番号はどこで使う?

水栓番号が必要になるのは、主に引っ越し時です。水道を使用し始めるとき、または使用中止するときに必要になります。水道使用者の水栓番号が確認されると、水道局は水道の開栓・閉栓を行ってくれます。

引っ越し時以外にも、以下のような状況で水栓番号が必要になる場合があります。

  • リフォームなど増改築や海外赴任などで、長期間にわたり水道を止めるとき
  • 水道の契約名義や連絡先を変更したいとき
  • 漏水などの水道トラブルが発生したとき など

このようにさまざまな状況下で水栓番号が聞かれることになるので、あらかじめ自宅の水栓番号を確認しておくと良いでしょう。

なお、引っ越し時は水道以外にも電気やガスなどの使用停止・開始手続きが必要になります。その際に役立つのが無料Webサービス「引越れんらく帳」です。「引越れんらく帳」を使えば、一度の情報入力だけで、水道と一緒に電気やガス、インターネットなどの手続きを完了させることができます。手間を減らしたい方や忙しい方など、できるだけ引っ越し手続きを簡単に済ませたい方は、ぜひご利用ください。

水栓番号はどこで確認できる?4つの調べ方

水栓番号は、水道の使用開始・停止の手続きで必要になる大切な情報です。次の4つの方法で、自宅の水栓番号を簡単に確認できます。

水栓番号のステッカー(シール)

多くの地域では、水道局が発行したステッカー(シール)に水栓番号が記載されています。以下の場所をチェックしましょう。

  • 玄関ドアの上部
  • 集合ポスト・郵便受け
  • 水道メーターの蓋の裏

地域によってステッカーの色やレイアウトは異なりますが、「水栓番号」や「給水番号」と記載されています。

使用水量のお知らせ(検針票)

水栓番号は、水道使用量の通知書にも明記されています。2カ月に1度、水道局の人が使用水道量を検診に来るので、その際に配布される通知書「使用水量のお知らせ」を見てください。水道の契約情報や次回検針日と一緒に水栓番号の欄に、ご自宅の水栓番号が記載されています。この通知書は、多くの場合ポストや、玄関に付属しているメールボックスに投函されます。

納入通知書(納付書)

水道料金の支払いを請求する通知書(納付書)にも水栓番号が記載されています。納入通知書は、一般的に圧着はがきなどで送付されます。開封して、水栓番号の欄を確認してください。

なお納入通知書は、口座振替に設定している世帯には届かないことが多いです。その場合はほかの方法で水栓番号を確認するようにしましょう。

水道料金の領収書(申込書)

水栓番号は、水道料金の支払いが確認されたときに配布される領収書にも記載されています。「使用水量のお知らせ」と同様、領収書もポストやメールボックスに投函されます。

また、水道開始時の「水道使用申込書」にも水栓番号が記載されています。

「水栓番号」が見つからないときは?

上記の通知書に水栓番号という欄が見当たらない場合は、「お客様番号」という欄を見ましょう。お客様番号は、所在地や栓種の番号と、水栓番号を組み合わせて作られていることが多いです。

水栓番号とお客様番号、どちらかがわかれば良いとする地域もありますので、お住まいの自治体のホームページなどで確認してみると良いでしょう。

水道のお客様番号とは?水栓番号との違いは?

水道のお客様番号とは、契約者個人に割り当てられる番号です。各水道と契約者を結び付けています。

水栓番号とは、建物や設置場所ごとに割り当てられる番号です。

お客様番号も水栓番号も、引っ越しに伴い水道の解約や開栓の手続きを行う際や、水道の契約内容や支払い方法の変更をする際に必要です。

水道のお客様番号はどこで確認できる?

水道のお客様番号は、主に使用量のお知らせや納入通知書などの書類か、水道局や自治体への問い合わせで確認できます。

書類(使用水量のお知らせ、納入通知書、水道料金の領収書、水道及び下水道使用申込書)

水道のお客様番号は、以下の書類に記載されています。

  • 使用水量のお知らせ(検針票)
  • 納入通知書(納付書)
  • 水道料金の領収書
  • 水道・下水道使用申込書(新居のポストに投函)

これらの書類は、自宅のポストに投函されています。

水道局、自治体、お客様センターなど

書類がない場合は、お住まいの地域を管轄している水道局や自治体のお客様センターに連絡し、本人確認のうえ確認できます。営業時間内に電話する必要がありますので、事前にホームページなどから確認しておくようにしましょう。

水道局へは早めの連絡を!

水栓番号の確認ができたら、次の手順で、水道の引っ越し手続きを進めていきましょう。

引っ越し前の水道の使用停止のポイントは?

引っ越し前に水道を止めるには、いつまでに、どのように手続きをする必要があるのでしょうか?以下にポイントをまとめました。

  • 1週間前までに手続きするのが理想
    ※遅くても2〜3日前までには現在住んでいる自治体の水道課か水道局に連絡
  • 手続き方法:電話・Web
  • 必要情報:氏名、住所、引っ越し日、水栓番号など
    ※係員の立ち合いは原則不要(後日メーター確認と精算あり)

水道の使用停止を申し込む場合は、引っ越しの1週間前までには行ってください。遅くなった場合でも2~3日前までに、現在住んでいる自治体の水道課か水道局へ電話、またはインターネットで申し込みをします。このとき、氏名、住所、引っ越し予定日、電話番号、新住所のほか、水栓番号が必要になりますので、手元に用意しておきましょう。

引っ越し当日は、基本的に係員の立ち合いの必要はありません。後日、係員がメーターの確認と料金の精算をしに来ます。精算と支払いの流れは自治体によって異なりますので、事前に問い合わせて確認してください。

新居での水道使用開始

新居での水道使用開始の手続きのポイントは次のとおりです。

  • 自分で止水栓を左に回すことで開栓
  • ドアポストなどに投函された「水道使用開始申込書」に記入しポスト投函、またはインターネットで申込可

新居で水道を開始する際も、係員の立ち合いの必要はありません。水道メーターの水止栓を左に回して開栓すれば、水道を利用できます。

水が出ることを確認したら、新居のドアやポストに投函された「水道使用開始申込書」はがきに必要事項を記入し、投函してください。インターネットから使用開始の申し込み手続きができることもあります。

送付期限は決められていませんが、送付せずに水道を使用していると催促の連絡がくるようです。日を開けずに送付するようにしましょう。

引っ越し時の水道の手続きに関するよくある質問(FAQ)

引っ越しに伴う水道の使用開始や停止の手続きについて、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。

水栓番号の確認方法や、いつから水道が使えるのかといった不安に対し、事前に知っておくと安心できる情報を解説しています。
※自治体によって対応が異なる場合がありますので、詳細は各水道局へご確認ください。

Q. 水栓番号とお客様番号、どちらが必要ですか?

地域によって異なります。どちらかで手続きできる場合もあります。自治体の水道局で確認してください。

Q. 水栓番号が記載されているステッカーが見つかりません

水道メーターの蓋の裏や集合ポストまわりを確認しましょう。書類や水道局への確認も有効です。

Q. 引っ越し当日に水道はすぐ使えますか?

自分で止水栓を開けることで使用開始できます。申込書の提出を忘れずに。

一括で手続きしたい方は「引越れんらく帳」が便利!

水道とまとめて電気やガスなどのライフラインやインターネット、NHKなどの手続きを一括で完了させたい方は、「引越れんらく帳」の登録もお忘れなく。無料で使えて、24時間スマホから隙間時間に手続きを行うことができます。個別に手続きをする必要がなくなるので、忙しい方にぴったりです。

これから引越しを控えている人は次 の「引っ越しやることリスト」を利用しながら、スケジュールの管理に役立ててください。チェックリストをエクセルとPDFでダウンロードできます。

事前の準備で、スムーズに新しい生活を始められるようにしたいですね!

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