引っ越しで靴をきれいに運ぶ梱包方法や注意点を解説!
引っ越し作業で、頭を悩ませるのが靴の梱包です。型崩れや汚れ、キズを予防するには前準備や詰め方のコツがあります。本記事では、靴の正しい梱包方法を解説しますので、引っ越しの予定がある方はぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
◆引っ越しの荷造り完全ガイド!効率よくすすめるコツ、用意する物から手順まで解説
◆本好きさん必見!引っ越しで大量の本を梱包するコツや処分方法を紹介
◆引っ越しの前日は何をするべき?確認事項や準備するもの、過ごし方
引っ越し前の靴の準備
靴の荷造りをスタートする前に、荷物を減らすため、不要な靴を処分をすることからはじめましょう。不要な靴は早めに処分して、新居に持っていく靴だけに絞り込むのが最初のステップです。続いて、靴の汚れを落とす準備、型崩れ予防のための準備をします。
汚れを落とす
汚れた靴を梱包すると、ダンボールの中だけではなくほかの靴や作業場所が汚れるため、事前にクリーニングします。スニーカーや運動靴は、乾いた状態で中敷きや靴ひもを外し、ブラシで泥やほこりを払います。必要に応じて水で薄めた中性洗剤などに漬けてからこすると汚れが落ちやすいです。乾かす際は直射日光に当てると黄ばみや型崩れの原因になるため、風通しの良い日陰で自然乾燥させてください。
革靴やパンプス(本革やエナメル、スエード生地)など素材によっては、水洗いできないものもあります。水洗いできない靴は、まず乾いた状態で泥やほこりを払います。その後、専用のクリーナーやワックスで拭き、他の靴と同様に日陰で自然乾燥させてから梱包します。必要に応じて素材別に専用洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、ブラシなどで軽くこすると素材を傷めずに汚れを落としやすくなります。素材によっては、ほこりを払った後は濡らさずクリーナーで磨くだけにとどめておきましょう。
型崩れ、色移り予防をする
靴は一度形が崩れたり、シワがついたりすると完全には元に戻せないため、予防が大切です。丸めた紙やシューキーパーを靴の中に詰めることで型崩れを予防できます。また、ダンボールに詰める順番の工夫でも型崩れしにくくなります。靴の梱包方法は後述の「引っ越しにおける靴の梱包のコツ」で詳しく解説します。
色移りや溶けてくっつく可能性がある素材の靴は、片足ずつビニール袋に入れて靴同士が触れないように梱包します。色付きの包装紙や新聞紙・チラシなどで包むとインクが靴に移ることがあるので注意が必要です。
このように、引っ越し時は靴の梱包ひとつでも時間や労力がかかります。調べることややることが多いため、ライフラインなどの手続きなどは後回しにしがちです。スムーズな新生活の開始には、早めの電気・ガス・水道移行手続きが重要です。引越れんらく帳では、一括でライフライン手続きができます。引っ越しの際は、ぜひ引越れんらく帳をご活用ください。
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引っ越しにおける靴の梱包のコツ
靴の梱包でもっともオーソドックスなのは、複数の靴をダンボールに詰める方法です。たくさんの靴を梱包できる一方で、型崩れや色移りなどのリスクがあるので、以下で紹介する詰め方のコツをご確認ください。
ほかの梱包方法は後述の「ダンボール以外の靴の梱包方法」をご覧ください。
つま先とかかとを互い違いに詰める
つま先とかかとが互い違いになるように靴底を合わせ、横向きにダンボールに詰めます。この詰め方は隙間が少なくなり、固い靴底部分が柱の役割を果たします。隙間が少なくなるとダンボールの中で靴が動きにくく、ダメージや型崩れを予防できます。隙間ができる場合は、緩衝材を入れて埋めましょう。
ダンボールの隙間を埋めるコツや、緩衝材の上手な使い方については「ダンボールの隙間を埋めるには?梱包の便利アイテムや荷物の破損を防ぐ詰め方を紹介」や「引越し時の荷造りに!緩衝材を使った包み方の基本と上手に包むポイント」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
型崩れしづらい靴から詰める
梱包する際には、運動靴のような型崩れしにくい靴から詰めるのがポイントです。ビジネス用の靴やハイヒールなど型が崩れやすい靴は、最後の方に詰めてほかの靴を上に乗せないようにします。最上段には、ビーチサンダルなど重さがほとんどないものを置きます。
白い靴や色物の靴は、汚れや色移りを避けるために分けて梱包しましょう。また、ロングブーツは横にせず、シューキーパー(ブーツキーパー)を入れて立てた状態で詰めると型崩れしにくくなります。
ダンボール以外の靴の梱包方法
靴は、ダンボール以外の方法でも運べます。方法次第で型崩れ予防や梱包の手間を省けるので、ぜひ参考にしてください。
購入時の箱
購入時に靴が入っていた箱を保管している場合、それに入れるだけで靴の梱包が完了します。型崩れの心配がなく、梱包も簡単なことがメリットです。多くの靴を購入時の箱に入れて運ぶときは、積み上げて紐でまとめると運びやすくなります。ほかにダンボールに梱包する靴がある場合は、購入時の箱に入れた靴をダンボールの底側に入れることで土台としても活用できます。ただし、箱に入れる方法はかさばりやすい点に注意が必要です。
引っ越し業者のシューズボックスレンタル
引っ越し業者が提供するシューズボックスのレンタルサービスを利用する方法もあります。引っ越し当日に業者から渡されるボックスに靴を入れるだけで梱包が完了します。ただし、無料で借りられるシューズケースの個数には限りがあるケースが多く、引っ越し費用に含まれていない場合もあります。オプション料金がどれくらいかかるのか、見積もりの段階で確認しましょう。
シューズケースの購入
100円ショップやホームセンター、通販で販売されているシューズケースを購入する方法もあります。引っ越し業者のシューズボックスレンタルと同様に簡単に梱包できるため、引っ越し準備の時間がない方におすすめです。また、引っ越し後すぐに履かない靴はそのまま保管すれば、乱雑に見えてしまいがちなシュークローゼットをきれいに保てます。しかし、購入数次第では費用がかさむことがデメリットです。靴の数や予算を検討し、必要数購入しましょう。
引っ越し時は、梱包作業のほかにもさまざまな手続きが必要になります。電気・ガス・水道の転出、転入手続きもその一つです。引越れんらく帳は、それらの手続きが一括で行える便利なサービスです。利用料は無料のため、ぜひ引越れんらく帳をご活用ください。
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靴の荷造りの注意点
荷造り時に、すべての靴を梱包しないように注意しましょう。仕事用や外出用の靴を1足、引っ越し当日に動きやすい靴を1足の計2足は梱包せずに残しておく必要があります。引っ越し当日に履かない靴は、手持ちの荷物に入れるとかさばります。当日の朝に、ほかの荷物と一緒にダンボールに詰めることをおすすめします。
効率よく靴の荷造りをして引っ越しましょう!
靴は梱包前に、汚れを落としてから梱包しましょう。ダンボールに詰める際は、型崩れしにくい靴から先に詰め、デリケートな靴は上に重ねると型崩れを予防できます。荷造りの時間を確保できない方や梱包作業を省略したい方は、シューズボックスレンタルの利用やシューズケースの購入も検討しましょう。
引っ越しの荷造りでは、靴のほかにもあらゆる日用品を梱包する必要があり、多くの時間と手間がかかります。さらに、梱包作業と並行してライフラインの移行手続きや役所の手続きなどを一つずつ行うのは大変ですよね。そんな時は「引越れんらく帳」の活用をご検討ください。引越れんらく帳に無料登録すれば、電気・ガス・水道・インターネットなど、生活に欠かせないライフラインの引っ越し手続きを一括で申請できます。梱包作業とあわせて引っ越しの準備をスムーズに済ませるためにお役立てください。
◆引っ越しの荷造り完全ガイド!効率よくすすめるコツ、用意する物から手順まで解説
◆本好きさん必見!引っ越しで大量の本を梱包するコツや処分方法を紹介
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