ページトップへ

引っ越しの荷造り完全ガイド|用意する物から手順、注意点まで

引っ越しの荷造り完全ガイド|用意する物から手順、注意点まで

引っ越し当日までに取り組む荷造り。作業量が膨大で一体どこから着手するべきなのか、すでにお悩みの方も多いのではないでしょうか。そんな荷造りには、効率よく進めるための段取りがあるのです。

今回は、引っ越しの荷造りにまつわる基礎知識をお伝えします。荷造りのコツや注意点もご紹介。作業を進行しながら引っ越し前後も快適な日常生活を送るために、これからご紹介する情報をお役立てください。

あわせて読みたい引っ越しTips

◆引っ越し前後に必要な手続きまとめ!時期別に見るチェックリスト付き
◆電気・水道・ガスに関する引っ越し時の手続き
◆引っ越しお役立ち情報
◆引っ越しで本を荷造りするときのポイントと不要な書籍の処分方法
◆引っ越し時の不用品処分の方法とは?トラブルを避けるための注意点

引っ越しの荷造りに必要な準備

最初に、引っ越しの荷造りに必要な準備についてお伝えします。まずは荷造りに必要な道具や梱包資材を揃えて、作業に取りかかれる状態を目指しましょう。

引っ越しの荷造りに必要な道具

軍手

軍手は、引っ越しの荷物の梱包や、ダンボールを移動させる際に必要です。作業中、ダンボールの端や書類などで手をケガするおそれがあるため、1人1つ必ずご用意ください。

工具

ドライバーやカッターナイフなどの工具類を揃えておきましょう。家具の解体や組み立てで使います。荷造りと荷解きの両方に必要となるため、作業中は常にわかりやすい場所へ置いておくとよいでしょう。

クラフトテープ、布テープ

クラフトテープや布テープは、ダンボールの封をしたり、荷物を固定したりとさまざまな場面で必要となる道具です。特にダンボールの封や補強のために使う物は、粘着力が強く丈夫なテープをご用意ください。

油性マーカー

ダンボールの表面にメモを記載するために油性マーカーを使います。黒インクのマーカーに加えて赤インクのマーカーを用意しておくと、目立ちやすい色で「割れ物注意」のような注意書きができるようになります。

引っ越しの荷造りに必要な梱包資材

ダンボール

荷物を安全に収納するために必須な梱包資材です。自宅の荷物量を考慮して、あらかじめ適切な個数の箱をご用意ください。業者のサービス内容によっては、無料でダンボールが提供される場合もあります。

◆引っ越し用ダンボールはどこで調達すれば良い?選び方と梱包のコツ

新聞紙

不要な新聞紙は割れ物を包んだり、丸めて緩衝材として詰めたりできます。運搬中にダンボールの内部の衝撃を和らげるために役立ちます。1~2週間分の新聞紙を用意しておきましょう。

緩衝材

市販されている緩衝材を梱包で使うことも可能です。新聞紙が入手できないときにご活用ください。空気の入ったビニールがクッションの役割を果たす「エアー緩衝材」がよく用いられています。

◆緩衝材の種類別の特徴と包み方の基本|上手に包むポイントとは?

ビニール袋

液体の入った容器を梱包するときや、小物類をまとめて梱包するとき、ビニール袋を使います。運搬中に液体が漏れるとほかの荷物に被害がおよぶため、ビニール袋に入れた状態でダンボールに詰めましょう。

引っ越しの荷造りを進める順番

ここでは、引っ越しの荷造りを進める手順をご紹介します。大まかな段取りをチェックして、今後に控える作業でお役立てください。効率よく荷造りを進めましょう。

STEP1:家の中をグルーピングする

まずは作業や指示出しをしやすくするために、家の中にある部屋やコーナーごとに名称を付けて、複数のグループに分けます。その際は、簡単なレイアウトが書き込まれた間取り図をご用意ください。

たとえば、「リビング」「キッチン」「お風呂」「トイレ」「ベランダ」のように分けていきます。部屋が広い場合には、「リビング1」「リビング2」のような形で、複数のエリアに分けても構いません。

このようにグルーピングすると、引っ越し後に効率的に荷解きがしやすくなります。引っ越しの作業で荷物の配置を決めるときや、荷解きの優先順位を付けるとき、作成した間取り図を参考にしましょう。

STEP2:不要な物を処分する

引っ越し作業と並行して不要な物を処分すると、新居の片付けの手間が省けます。また、あらかじめ荷物を減らしておくことで、必要なダンボールの数や梱包の手間を削減できるのもメリットです。不要な物は廃棄したり、リサイクルショップやフリーマーケットアプリで売却したり、事前に整理しておきましょう。

STEP3:使用頻度の低い物から梱包する

最初に梱包するのは、特に使用頻度の低い物や、ほかに代用品がある物などです。たとえば、洗剤など日持ちする日用品のストック・置物やぬいぐるみなどの小物類・シーズンオフの洋服・来客用の食器類など、ただちに使う予定のない物を優先してダンボールに詰めましょう。

STEP4:引っ越し当日まで使用する物を最後に詰める

反対に、もっとも使用頻度の高い物や、引っ越し当日まで使う物は、最後に梱包しましょう。まだ使う可能性がある物は、当日までダンボールの封をせずに置いておくと、必要なタイミングで取り出しやすくなります。引っ越し業者が到着してすぐ搬出できるようにご準備ください。

◆引っ越しで水槽を運ぶには?事前準備から当日の流れ、注意点まで

引っ越しの荷造りをする際の詰め方【アイテム別】

引っ越しの荷造りをするとき、アイテム別の詰め方をご説明します。大事な品物が運搬中に破損しないよう、それぞれに適した梱包方法をご確認ください。

食器

割れ物が多い食器の梱包方法は、新聞紙で1枚ずつ包むのが基本です。配送中の破損を防ぐため、食器が緩衝材から露出しないよう丁寧に包みましょう。食器を重ねた状態でひとまとめにすると、衝撃で割れる原因となるため避けてください。食器を詰めたダンボールは、隙間に新聞紙や緩衝材を詰めましょう。

◆ワイングラスの梱包方法│引っ越し時の破損を防ぐ荷造りのコツは?
◆【引っ越し】食器・割れ物の梱包!包み方&新聞紙がない時の代用品も
◆引っ越し時に包丁を梱包するときのコツ|新居へ安全に運ぶには?
◆キッチン断捨離の方法|引っ越し時に行いたい、ものの捨て方、残し方

家電

精密機械である家電の梱包は重要性が高いため、一般的には引っ越し業者に行ってもらえる場合がほとんどです。データが保存されたパソコンやDVDレコーダーは、念のためバックアップを残しておくことをおすすめします。自分で梱包する場合は、エアパッキンに包んでダンボールに詰め、隙間に緩衝材を詰めます。

◆テレビの梱包方法|引っ越し時に液晶を破損させないようにするには?
◆引っ越しで家電を運んでもらう場合の注意点と、買い替えのタイミング
◆引っ越しでエアコンを移設する際の注意点と、買い替える場合の処分法

靴は汚れを落としたうえで、内部に型崩れ防止のための詰め物を入れ、1足ずつ新聞紙やビニール袋で包みましょう。汚れが付着したままの靴は、ほかの靴や荷物に影響を与えるおそれがあります。また、接触することで色移りするリスクもあるため、必ず1足ずつ梱包するようお気をつけください。

◆引っ越し時に靴を梱包する方法│荷造り前の準備と注意点とは?

本はできるだけ小さなダンボールに小分けにして詰めていきます。大きなダンボールに大量の本を詰めると、重さで底が抜けたり運ぶのが困難になったりするため、重量には十分にご注意ください。目安としては、ダンボール1箱あたり文庫本20~30冊、雑誌やコミック15~20冊までに抑えましょう。

◆引っ越しで本を荷造りするときのポイントと不要な書籍の処分方法

小物

小物の梱包でも、基本的にはダンボールに詰めます。食品・化粧品・雑貨のようなグループごとに梱包すると、荷解きをするとき便利です。このとき、大きなダンボールにまとめて梱包するよりも、小さなダンボールに小分けにして梱包したほうが、積み込みで無駄な空間ができるのを防ぎやすくなります。

洋服はシワになるのを防ぐために、大きなダンボールに梱包しましょう。シーズンオフの物から先に詰め込み、ダンボールの表面に衣類の種類や季節をメモしてください。専用の衣装ケースやハンガーボックスを用意してくれる引っ越し業者もあるため、服の量が多い方はサービス内容をチェックしておきましょう。

引っ越しの荷造りを効率よく進めるコツ

引っ越しの荷造りを効率よく進めるコツをご紹介します。旧居での荷造りは、新居での荷解き作業の段取りを考慮できると理想です。荷解きの完了までをイメージし、日常生活での導線を確保しましょう。

玄関から遠い部屋の荷造りから始める

引っ越しの荷造りは、玄関から遠い部屋から作業を始めると効率的に進めやすくなります。その理由は、荷造りを終えた物は当日まで各部屋にまとめて置いておくことが多いためです。反対に、玄関に近い部屋から作業を始めると、普段の生活で玄関の動線を確保しにくくなります。退去までの日常生活の利便性を考慮して、段取り良く荷造りをしましょう。

引っ越し後、すぐに使う物はまとめて梱包する

荷物を入れたダンボールには、「すぐに使う物」といった形で、中身を箱の表面に記載しておきましょう。このように工夫すると、新居で荷解きをしたとき、どのダンボールに何が入っているかが一目でわかりやすくなります。引っ越し後の荷解きはすぐに終わりません。すぐに使う物をまとめて梱包すると、引っ越し先でスムーズに使いやすくなります。食器類や衣類などの日用品の梱包でお役立てください。

◆段ボールを小さくする方法|引っ越し時に便利なテクニックとアイテム
◆ダンボールの隙間を埋めるには?便利なアイテムと荷物の詰め方
◆ダンボールの底抜けを防ぐガムテープの止め方と梱包に適したテープ
◆荷造りに役立つ紐の結び方と、トラックの荷台に荷物を固定する方法

引っ越しの荷造りをするときの注意点

引っ越しの荷造りをするときは、どんなポイントに注意すればよいのでしょうか。引っ越しの予定が決まったら早めに旧居の片付けや荷造りを行い、当日までに必要な準備を済ませましょう。

貴重品を梱包しない

引っ越しのダンボールの中身には、財布・貴金属・預金通帳などの貴重品を梱包しないようご注意ください。貴重品の配送は、引っ越し業者に断られる場合があります。これは、国土交通省の「標準引越運送約款」で定められているためです。大事な物を紛失する危険性もあるため、貴重品は引っ越し当日に自分で持参するよう、ほかの荷物とは区別しておくことをおすすめします。

家電の水抜きをする

引っ越しで冷蔵庫や洗濯機などの家電を運搬する前に、「水抜き」の作業を行いましょう。水抜きとは、家電の内部に溜まった水分を排出させる作業を指します。引っ越し中に水漏れが発生するおそれがあるため、前日までに水抜きを済ませておくと安心です。冷蔵庫は前日にコンセントを抜き、水受けタンクから水を抜きます。また、自動製氷機の製氷用の水と氷も抜いてください。洗濯機は給水・排水用のホースから水を抜きます。引っ越し後の家電のトラブルを防ぐために忘れずに作業しましょう。

◆引っ越しで家電を運んでもらう場合の注意点と、買い替えのタイミング
◆引っ越しで洗濯機を運ぶときの確認事項と注意点、水抜きの仕方
◆冷蔵庫を運搬するには?運搬時の注意点、前日までにすべきこと

粗大ゴミは早めに処分する

新居に持参しない家具・布団・家電などサイズの大きな不用品は、粗大ゴミとして早めに片付けておくことをおすすめします。粗大ゴミの処分方法や回収日は地域により異なります。早めに捨てる物を確定させて、処分の準備を進めておくと安心です。余裕をもって準備しなければ、退去日までに粗大ゴミの処分が間に合わなくなるおそれがあるため、早めに着手しましょう。

引っ越し当日までに荷造りが終わらないときの対処法

万が一、引っ越し当日までに荷造りが終わらないときに利用できる対処法をご紹介します。作業の進捗や残り時間をチェックし、早めに対策を考えることをおすすめします。

自費で配送する

どうしても荷物の箱詰めが終わらず、引っ越し当日に間に合わない場合には、別途配送業者に依頼して自費で配送する方法があります。ただし、引っ越し後も旧居に戻って梱包や発送の作業をする必要がある点に注意しましょう。特に遠方の引っ越しの場合は負担が非常に大きくなります。

◆自分で引っ越しをするメリット・デメリット
◆繁忙期に引っ越しをするときのポイント|料金を抑えるには?

荷造り代行サービスを利用する

引っ越しの荷造りをサポートしてくれる、荷造り代行サービスに依頼するのもひとつの手です。業者によっては、24時間対応のサービスや、女性スタッフによるサポートも提供されています。日中に忙しくて作業ができない方や、一人暮らしの女性の方でも安心して利用できるのが特徴です。

自力で運ぶ

引っ越し業者の出発後、持ち運びできる量の荷物を残して、自分の移動時に持参する方法もあります。このとき、空のスーツケースを残しておくと、一定量の荷物を移動させる余裕ができるでしょう。梱包が間に合わなかった分は、まとめてスーツケースに詰めて自力でお運びください。

引っ越し前は各種手続きに多くの時間を要するため、荷造りに十分な作業時間を確保できない場合があります。スムーズに作業を進めるには、電気・ガス・水道などの住所変更の手続きを効率よく進めておくと安心です。そんな住所変更手続きを一括で行えるサービス「引越れんらく帳」をご紹介します。

「引越れんらく帳」は、引っ越しにともなう各種手続きを、インターネット上からまとめて行える便利なサービスです。ライフラインの住所変更だけでなく、固定電話・宅配業者・NHK・新聞など多数の大手業者と連携しており、登録後は24時間いつでも住所変更の申請ができるようになります。

サービスへの登録は無料です。どの手続きをどこまで進めたか、進捗管理にもお使いいただけます。引っ越しの負担を少しでも減らすために、「引越れんらく帳」をお役立てください。

◆引っ越しで仏壇を移動するときの注意点|運ぶ前後に必要な供養とは?
◆引っ越し時の観葉植物の運送・梱包方法│誰に依頼すればいい?

効率よく荷造りを進めて引っ越し当日を安心して迎えましょう!

今回は引っ越しの荷造りの基礎知識をご紹介しました。引っ越しの荷造りは、旧居と新居での日常生活をイメージしながら、計画した段取りにしたがって進めましょう。引っ越し業者への的確な指示出しができるよう、ダンボールの中身を油性マーカーで記載したり、家の間取り図を用意したり、事前に準備をしておくと安心です。ご紹介した情報を今後の引っ越しにお役立てください。

あわせて読みたい引っ越しTips

◆引っ越し前後に必要な手続きまとめ!時期別に見るチェックリスト付き
◆電気・水道・ガスに関する引っ越し時の手続き
◆引っ越しお役立ち情報
◆引っ越しの前日は何をするべき?確認事項や準備するもの、過ごし方
◆引っ越しで旧居を掃除する理由|きれいにすべきポイントは?
◆引っ越し挨拶の品物にのし(熨斗)は必要?マナーと贈り物の例

×
無料

電気、ガス、水道などの引越し手続きを一回の入力で一括完了!