はじめての一人暮らしの準備品リスト!費用や最低限必要なモノを紹介!
一人暮らしを始めるにあたって、さまざまな家具や家電が必要になります。
この記事では、一人暮らしに必要なものやあると便利なもの、その価格相場などについて詳しく解説します。また、費用を抑えるコツについてもご紹介します。
この記事の目次
◆新生活に必要なものと手続きのまとめ|引っ越し時に要チェック!
◆家具配置シミュレーションおすすめ10選!無料のアプリ&PCサービスを紹介
◆一人暮らしの初期費用の相場は?敷金礼金や家賃について解説
一人暮らしに必要なものリスト
一人暮らしを始める際、まずは最低限のアイテムをそろえていくのがおすすめです。とはいえ、「初めての一人暮らしで実際何が必要なのかよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、新生活を快適に過ごすために最低限必要なアイテムや、購入する際に気をつけたいポイントや価格相場をご紹介します。
家具・家電
リストの中には、人によっては不要と感じるものもあるかもしれません。参考にしていただき、ご自身のライフスタイルに合わせて取捨選択いただけたらと思います。
解説 | 価格相場 | |
洗濯機 | 一人暮らしの場合は、5kg程度の容量の洗濯機がおすすめです。洗濯機は、床に排水ホースを通さなければならないため、設置場所が決められています。洗濯機のサイズによっては設置場所に収まらない、という可能性もあるので事前によく調べておく必要があります。洗濯槽がプラスチックのものは、価格は低くなりますが、カビなどの汚れがつきやすいのでお手入れに注意しましょう。 | 2万円~5万円(5kg) |
冷蔵庫 | 一人暮らしには140リットル程度のサイズがおすすめです。よく自炊するなら240リットル程度あってもよいでしょう。自炊などをまったくしない、冷蔵庫をほとんど使わない場合には、1ドアタイプの小さな冷蔵庫で十分かもしれません。 | 2.5万円~4万円 (150L~200L) |
電子レンジ | 温めだけで使用するなら、オーブン機能のない電子レンジが価格もお手頃です。お料理が好きな方、お菓子づくりなどをする方はオーブンレンジがよいでしょう。 | 単機能レンジ: 5,000円~1万円 オーブンレンジ: 1万円~2万円 |
炊飯器 | 一人暮らしでは3合炊き程度の炊飯器がよいでしょう。自炊派ではない方も、ご飯だけは自宅で炊くと、食費の節約につながります。電子レンジでお米を炊く器具などもありますので、ライフスタイルに合わせましょう。 | 3,000円~8,000円 (3合炊き) |
オーブントースター | オーブンレンジなどで代用することもできますが、オーブントースターがあれば便利です。パンのほか、揚げ物の温め直しなどにも活躍します。 | 5,000円~2万円 |
冷暖房器具 | エアコンはもともと部屋に取り付けられている場合もありますが、設置されていない場合もありますので、前もって確認しておく必要があります。その他、扇風機やこたつ、ファンヒーター、ホットカーペットなどありますが、一度にすべてそろえる必要はありません。季節に合わせてご自身に必要なものを順次用意するのがよいでしょう。 | エアコン: 3.5万円~6万円 |
照明 | すでに取り付けられている場合もあります。お風呂場、トイレ、キッチンなど、各部屋によって対応する電球の種類などが異なりますので、事前に調べて必要なものを必要な数だけ用意しておきましょう。 | 1つにつき 1,000円~2,000円 |
ドライヤー | 髪が短ければそこまで必需品というものでもありませんが、髪の長い方にとっては忘れずに用意しておきたいもののひとつです。 | 3,000円~3万円 |
テーブル | 一人暮らしの部屋はスペースが限られていることが多いため、小さいサイズのテーブルがあると便利です。テーブルがひとつあれば、食事やパソコン作業など、さまざまな場面で役立ちます。ご自身のライフスタイルに合わせ、イスを使うダイニングテーブルや床に直接座るローテーブルなど、好きなタイプのものを選びましょう。 | 5,000円~2万円 |
寝具・カーテン類
寝具やカーテンは、一人暮らしを始めたその日から必要なものです。寝具がなければ寝るのに不自由しますし、カーテンがなければ外から丸見えになってしまいます。
ベッドやカーテンは、部屋の広さや窓の大きさに合ったものを選ぶ必要があるので、内見の際などあらかじめしっかりチェックしておく必要があります。
内見に関してくわしくは「内見時は部屋のどこを採寸すれば良い?持ち物と測るときのポイント」をご覧ください。
解説 | 価格相場 | |
ベッド | ベッドは大きいため、部屋の印象や他の家具・家電のレイアウトにも影響します。置き場所やサイズなどは事前にきちんと考えておきましょう。また、部屋を広く使うために折り畳み式のベッドを使う、ベッドは使わず布団を使う、という選択もあります。 | 1万円~3万円 |
寝具一式 | 掛け布団や敷布団、枕、シーツなど、一通りそろえておきましょう。 | 布団セット 4,000円~ |
カーテン | 防犯と保温・遮熱のため、カーテンは引っ越し当日からつけておきたいところです。特に女性の一人暮らしの場合は、防犯上優先して用意しておきましょう。カーテンの準備が間に合わないときは、大きいサイズの布でも代用が可能です。窓によっては既製品のサイズが合わず、オーダーメイドする必要がある場合もありますので、余裕をもって準備するのがよいでしょう。 レースカーテンがあると、室内に入る自然光の量を調整しやすいため、購入しておくと便利です。 |
2,000円~5,000円 |
バス・トイレ用品
バスやトイレも引っ越し当日から使うものなので、必要最低限のものはあらかじめ用意しておくのがよいでしょう。
価格を抑えたい場合は、100円均一ショップを最初に見て、必要なものを揃えるのがおすすめです。
解説 | 価格相場 | |
タオル | お風呂上りに使用するバスタオルやバスマット、手洗い後に使用するハンドタオルなどを何枚かそろえておきましょう。収納スペースが少ない場合は、フェイスタオルをバスタオル替わりに使うと場所を取りません。 | フェイスタオル 1枚当たり 100円~ |
ボディケア用品 | 入浴時に必要なシャンプー、トリートメント、せっけん、ボディソープなど。男性の場合は、髭そりも忘れずに。体を洗う際のボディタオルやスポンジなども用意しておきましょう。 | 各1,000円程度 |
ハンドソープ類 | 引っ越しの作業では、ホコリまみれの場所を掃除したり、汚れのついたダンボールを運んだりと、何かと手が汚れます。引っ越し当日からハンドソープを使えるように準備しておくと便利です。引っ越しが完了したら、帰宅後や料理前などの手洗いにも活用できます。 | 数百円程度 |
歯ブラシ、歯磨き粉 | 歯ブラシや歯磨き粉などは毎日の歯磨きに欠かせません。引っ越し先ですぐに購入できない可能性もあるため、前もって用意しておきましょう。 | 数百円程度 |
トイレットペーパー | 忘れがちですが引っ越し当日から使うものなので、事前に準備しておきたいアイテムのひとつです。 | 数百円程度 |
その他トイレ用品 | トイレ用のスリッパや便座カバー、掃除用具なども必要に応じて用意しておきましょう。 | 各数百円程度 |
掃除道具・洗濯用品
引っ越し当日は、ゴミが出るものです。また、部屋や衣服も汚れやすいため、あらかじめ掃除道具・洗濯用品を準備して、すぐに使えるようにしておくのがおすすめです。
解説 | 価格相場 | |
掃除機 | 収納にある程度場所を取るため、一人暮らしではスティックタイプ、ハンディタイプなどコンパクトな掃除機がおすすめです。フローリングの部屋ならフロア用の掃除シートなどでもよいでしょう。 | 3,500円~5万円 |
その他掃除用具 | ぞうきんやハンドモップなどもあると便利です。また、ベランダや玄関の掃除のために、ほうきとちりとりも用意しておきたいところです。掃除したい場所に合うものを購入しましょう。ハウスダストの吸い込みを防ぐためのマスクや、手荒れを予防する使い捨て手袋などもあると便利です。 | 数百円程度 |
ゴミ袋 | ゴミ袋には、指定のゴミ袋を購入しなければならないなど自治体によってさまざまな決まりがあります。引っ越し前に自治体の規定を調べ、ふさわしいものを購入しておきましょう。 | 数百円程度 |
ティッシュペーパー | 鼻をかむ、手を拭く、汚れをサッと拭き取るなど、さまざまな場面で活躍するティッシュペーパー。たくさん使う方は、何箱もストックしておくと安心です。 | 数百円程度 |
洗濯用品 | 衣類用の洗剤や洗濯ネット、洗濯バサミ、ハンガー、物干し竿などがあれば、基本的な洗濯は可能です。必要に合わせて、ニット用のハンガーやおしゃれ着用の洗剤なども購入しておきましょう。 | 各数百円程度 |
その他
その他、そろえておきたいアイテムもご紹介します。予算や、必要性に応じて準備してください。
解説 | 価格相場 | |
ラック | 本や小物などを収納できてなにかと便利です。幅や高さ、デザインも多様ですので、部屋のイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。 | 1,000円~1万円程度 |
延長コード | 部屋のコンセントの数は限られています。家電を置きたい場所にコンセントがない、コンセントの数が足らない、そんな場合に備えて延長コードも用意しておくのがおすすめです。 | 1,000円~2,000円程度 |
工具 | 家具の組み立てなどに必要となります。プラスドライバーとマイナスドライバーのシンプルなドライバーセットがあれば十分です。 | 500円~2,000円程度 |
ゴミ箱 | ごみ箱も忘れないでおきたいアイテムです。分別ができるようにいくつかあると便利です。 用意できない場合は荷解きで空いたダンボールで代用できます。 |
1,000円~2,000円程度 |
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
あると便利なアイテム
続いて、必須というわけではないものの、あると便利なアイテムをご紹介します。かかる費用や予算と相談し、余裕がある場合には購入するのもおすすめです。
解説 | 価格相場 | |
アイロン アイロン台 |
シャツやブラウスなど、アイロンを使う機会が多い方には大切なアイテムです。アイロン台も一緒にそろえましょう。 | アイロン: 5,000円~2万円 アイロン台: 2,000円~2万円程度 |
ケトル | コンロでお湯を沸かすこともできますが、暖かい飲み物をよく飲むなど、お湯を使う場面が多い方はケトルがあると便利です。 | 3,000円~7,000円 |
食器の水切りラック | 小さなものでも食器の水切りラックがあると、洗い終わった食器を乾かすことができるので衛生的です。 | 2,000円~1万円 |
衣類の収納用品 | 衣類を整理整頓してしまっておけるように、準備しておきたいアイテムです。かさばるので、置く場所を考えてサイズの合ったものを用意しましょう。 | 衣装ケース: 2,000円~ |
部屋干し用物干し竿 | 外干し用の物干し竿に加えて、部屋干し用の物干し竿や洗濯スタンドがあると、雨の日にも役立ちます。また、特に女性の場合は、防犯面でも安心です。 | 1,000円~1万円 |
姿見 | 一人暮らしでは自分の身だしなみをチェックしてくれる人がいません。姿見があると、自分でチェックできるので便利です。 | ミラーシール: 2,000円~ ミラー: 5,000円~2万円 |
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
引っ越し当日必要なもの
引っ越し当日には、荷解きなどで多くのごみがでます。
また、各所を掃除することになりますので、掃除用具を用意しておくのがおすすめです。
ここからは、引っ越し当日に必要なものをご紹介します。
解説 | |
新居の鍵 | 引っ越し業者が来る前に受け取っておく必要があります。 |
役所の引っ越し手続き書類 | 入居後すぐに使うもので、軽いものであれば、手荷物に持っておくと、荷解きで探さなくて済みますし、手続き漏れも防ぐことができます。 |
印鑑・免許証 | |
筆記用具 ハサミ(カッターナイフ) |
ライフラインの手続きでサインする必要があります。 荷解きでハサミかカッターナイフがあると便利です。 |
充電器・モバイルバッテリー | ライフラインの会社の職員から連絡が入ることがありますので、携帯電話の充電は切らさないようにしましょう。 |
着替え | 荷解きが1日で終わらない可能性も考慮します。 |
軍手 | ダンボールなどの搬入・搬出などであると便利です。 |
マスク | 作業中にはほこりが舞いますので、マスクを付けましょう。 |
ほうき・ちりとり | 前の居住者の退去後には清掃が入りますが、入居後は掃除をする人が多いです。 掃除用具は用意しておきましょう。 ごみ箱は空いたダンボールで代用できます。 |
雑巾・メラミンスポンジ アルカリ電解水 |
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バケツ | |
スリッパ | |
ごみ袋 |
引っ越し当日の準備について詳しく知りたい方は「引っ越し時の持ち物とは?スムーズに作業を進めるために事前の用意を」をご覧ください。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
一人暮らしに必要なものを買うときのポイントとは?
家具や家電、調理器具、寝具、テーブル、カーテンなど、一人暮らしに必要なさまざまなアイテムをご紹介しました。
ここでは、一人暮らしに向けて必要なものを買いそろえる際に知っておきたいポイントをご紹介します。
あらかじめ予算を決めてから購入する
次に、この予算内で、そろえる家具・家電、日用品をリストアップしていきます。インテリアの好みや生活スタイルなどにより違いが出てくるため、どのような部屋をつくりたいか、イメージしながら考えるのがおすすめです。
一人暮らしの初期費用には
- 部屋を借りるための費用(敷金・礼金・仲介手数料・鍵の交換費用・火災保険料など)
- 引っ越しにかかる費用
- 家具、家電の購入費用
が必要です。これには20万円~40万円程度のお金が必要です。
実家からある程度融通してもらえたとしても、家具・家電の購入費用には3万円~7万円、人によっては10万円以上かけてそろえる人もいます。
何から揃えていくか、優先順位付けに迷った場合は、ご自身のライフスタイルに合うものから購入していくのもおすすめです。たとえば、「料理が好きだから調理器具はよいものを揃えたい」「テレビはほとんど観ないので、まだ買わない」「お湯はガスで沸騰させるので電気ケトルは余裕がでてから買う」などです。メリハリや優先順位をつけながら、準備を進めましょう。
一人暮らしの初期費用について詳しく知りたい方は、「一人暮らしの初期費用の相場は?敷金礼金や家賃について解説」をご覧ください。
費用を節約するコツ
以下のようなサービスを上手く活用することで、費用を抑えることができます。また可能なら実家などから家電や家具を譲ってもらうのもおすすめです。
- 店舗やWebのアウトレットサービス
- レンタルサービス
- フリマアプリ
- リサイクルショップ
- 新生活応援キャンペーン(家電のセット)
一度に多くの家具を購入すると高額になってしまいますので、少しずつ揃えたい場合はレンタルサービスを利用するのもおすすめです。
たとえば、「CLAS(クラス)」は月額の使用料を支払うことで家具・家電をレンタルできるサブスクリプション型のサービスです。幅広い家具・家電が取り扱われており、必要に応じてレンタルできます。
アイテムのサイズ感に注意する
忘れがちですが、アイテムのサイズ感にも注意が必要です。テレビやベッドなどは大きすぎて部屋に合わなかったり、置き場所に困ったりすることもあります。
また、引っ越し前に内見するタイミングで、部屋の寸法を測っておき、実際の生活をイメージしながら見合ったサイズの製品を購入するようにしましょう。
大きい家具・家電は、建物の入り口や家のドアを通れるか確認することも大切です。なお、購入した店舗から、新居に直接配送してもらえば、引っ越し費用を抑えることができます。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
初めての引っ越しなら、「引越れんらく帳」を活用してスムーズに手続きしよう!
一人暮らしに必要な家具・家電などを購入する際には、まず予算を決め、そして自分のライフスタイルに合わせて、部屋のイメージを考えながら必要なものを少しずつそろえていきましょう。すべて新品で準備するのは費用もかかりますので、アウトレットやレンタルサービスの活用もおすすめです。
一人暮らしを始めるにあたっては、電気・ガス・水道の各種ライフラインの手続きが必要です。引越れんらく帳は、電気やガス、水道の引っ越し手続きをインターネットから一括で行える無料サービスです。忙しい引っ越しに便利な引越れんらく帳、ぜひご活用ください。
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