
電気は引っ越し当日に開通できる?使用開始の手順を解説!
照明の点灯、スマートフォンの充電、掃除など、引っ越しの直後であっても、すぐに電気を使用したい場面は多いです。新生活をスムーズに始めるためには、事前の手続きやすべき作業を把握しておくことが大切です。
この記事では、電気の使用開始に関わる手続きや必要物、手続き時期などについて解説します。
この記事の目次
◆引っ越しの「電気」手続きを紹介!使用停止・開始の流れをわかりやすく解説
◆電気・ガス・水道に関する引っ越し手続きすべてをわかりやすく解説
引っ越し当日に電気を開通できる?
引っ越しの当日であっても、新居に従来の電気メーターが取り付けられている場合は、手続きが完了していなくてもすぐに電気を使うことができます。しかし、新居のメーターが「スマートメーター」の場合は、電気の利用には開通手続きが必要です。それぞれのパターンについて、詳しく解説していきます。
新居が従来型の電気メーターの場合:事前の手続きなく開通できる
新居の電気メーターが従来型であれば、引っ越し当日から電気の利用が可能です。
ただし、使用開始手続きをせずに電気を使い続けていると、電力会社から通知が届きます。通知に記載されている期日までに手続きを終えないと、送電が中止される可能性があるため、早めに対応しましょう。
手続きせずに使っていた期間の電気料金は?
電気の使用開始手続きをせずに使用していた期間の電気料金は、使用開始日までさかのぼって計上されます。後日、初回請求分の期日までに支払いが必要です。
新居がスマートメーターの場合:事前に手続きしないと開通できない
新居の電気メーターがスマートメーターの場合、使用開始の手続きを完了しないと電気が使えません。
スマートメーターとは、電気使用量を記録し、電力会社にデータを送信する機能の付いた電気メーターのことです。通信機能があるため、電力会社は遠隔で電気の供給・停止を操作できます。そのため、前の住人が電気の停止手続きを済ませた時点で送電が中止されます。引っ越し後電気を使うためには、あらためて使用開始手続きが必要です。
スマートメーターでも、即日契約できる電力会社・電気料金プランに申し込むと、引っ越し当日に電気を使える可能性があります。
ただし、大手電力会社のカスタマーセンターは混み合うことが多く、年末年始や休日は連絡がつきにくいため、注意が必要です。Webからの手続きができるかどうか、申し込み当日から電気を使えるかどうかなどの条件を確認し、速やかに手続きを済ませましょう。
スマートメーターについては「電気使用量を測るスマートメーターとは?特徴とメリット、注意点」で詳しく紹介しています。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了

電気の使用手続きは引っ越しの何日前にするべき?
電気が通っていないと、引っ越し当日の作業や荷解きはもちろん、その後の生活が非常に不便になりますので、できるだけ早く手続きを進めましょう。
ここからは、電気の使用開始手続きの時期や流れについて解説します。
手続きは引っ越しの1週間前まで。遅くとも3日前までに!
電気の使用開始手続きは、引っ越しが決まったら余裕を持って手続きを済ませておくのがおすすめです。引っ越しの1週間前、遅くとも3日前までに、手続きを済ませておきましょう。
また、3月~4月の引っ越し繁忙期の場合、電力会社に電話がつながりづらくなったり、手続きに時間がかかったりすることがありますので、できれば引っ越しの2週間前までに手続きを終わらせておくのがおすすめです。
電気の使用停止・開始手続きの流れ
引っ越しの際には、旧居で電気の停止手続きをした後、新居で開始手続きを行います。旧居と新居で同じ電力会社を利用する場合は、使用停止と開始手続きをまとめて行うことができます。
手続き方法として、電話やWebページから行う方法のほか、「引越れんらく帳」でも電気の手続きが可能です。
電気の使用停止手続きに必要な情報は以下の通りです。
- 契約者の氏名
- 現在(旧居)のお客様番号
- 供給地点特定番号
- 電気を停止する住所
- 電気を停止する希望日
お客様番号や供給地点特定番号は、検針票や電気料金の領収証などで確認できます。
新居の電気の使用開始手続きに必要な情報は以下の通りです。
- 契約者の氏名
- 電気を使用開始する住所
- 電気の使用開始希望日
- 支払い方法(銀行口座・クレジットカード等)
- 電気を停止する希望日 ※請求書払いの場合は不要
- 希望する電気料金プラン
手続きの詳細については、「【電気の引っ越し手続き】使用停止・開始までの流れや手続き時期を解説」もあわせてご参照ください。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了

引っ越し当日、電気を使用開始するときの流れ
新居で電気を使い始めるときは、ガスの開栓とは異なり係員の立ち合いは不要です。電気の使用開始時に行う作業は、電気メーターの種類によって異なります。
電気を使用開始するための手順は以下の通りです。
従来型の電気メーターの場合の手順
新居に従来型の電気メーターが設置されている場合、まずは分電盤の位置を確認しましょう。一般的に、分電盤は玄関脇の壁などに設置されています。
分電盤を見つけたら、アンペアブレーカー、漏電遮断器、配線用遮断器の順にスイッチを上げてください。ブレーカーの電源を入れることで、新居で電気が使える状態になります。
無事に電気が使えるようになった後は、新居に置いてある電気使用申込書に記入し、ポストへ投函しましょう。
◆引っ越し前にチェック!入居時の電気ブレーカーの上げ方とは?
スマートメーターの場合の手順
新居にスマートメーターが設置されている場合、事前に使用開始手続きが済んでいれば、ブレーカーの操作は不要です。契約時に指定した使用開始日になると、自動的に電気が使える状態になります。
電気の使用開始後は、新居に置いてある電気使用申込書に必要事項を記入し、ポストへ投函しましょう。
◆電気使用量を測るスマートメーターとは?特徴とメリット、注意点
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了

電気料金の二重払いに気を付けよう
電気の契約は、複数の住宅で重複して行うことができますので、旧居と新居の契約期間が重なっても問題ありません。
ただし、電気の契約には基本料金があるため、電気を使用していなくても料金がかかりますので、長期間の二重払いにならないよう注意しましょう。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了

「引越れんらく帳」なら、電気・ガス・水道の手続きを一括でできる!
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