引っ越し用ダンボールを無料で手に入れるには?入手時の注意点と処分方法も紹介
引っ越しの荷造りに欠かせないダンボール箱。荷物の量が多い場合は、必要になるダンボールの数も大量になります。とはいえ、ダンボールはずっと使うものではなく、引っ越しが終わったら処分するもの。多額の費用がかかる引っ越しですから、使い捨てのダンボールにはできるだけお金をかけずに済ませたいですよね。
そこで今回は、ダンボールを無料で入手する方法や、引っ越し後のダンボールの処分方法についてお伝えします。
この記事の目次
◆引っ越しの荷造り完全ガイド|用意する物から手順、注意点まで
◆引っ越しを機に断捨離ですっきり!基本の手順と上手に処分するコツ
◆引っ越し時の不用品処分の方法とは?トラブルを避けるための注意点
ダンボールを無料で入手する方法
普段の生活で、なかなか「ダンボールを無料で入手する」という機会はありませんよね。いざ用意しようと思っても、どこでもらえるのか、一体どのくらいの量をもらえるのか検討も付かない…という方もいるでしょう。ダンボールを無料で手に入れる方法について紹介します。
引っ越し業者からもらう
引っ越しに引っ越し業者を利用すると、業者から一定数のダンボールを無料でもらえる場合があります。しかし、最大枚数が決まっていることが多いため、全ての荷造りに必要な分を無料でもらえるとは限りません。最大枚数を超える場合は、有料になるのが一般的です。
最大枚数は家族の人数によっても変動があるので、事前に業者に確認しておくことが必要です。超過しそうな場合は、追加料金はどのくらいになるか聞き、業者に頼むか、自分で用意するかどうかを検討しましょう。
店舗でもらう
スーパーやコンビニ、ドラックストアやホームセンターなどで、ダンボールを無料配布していることがあります。これら店舗で手に入るダンボールは、仕入れた商品を梱包していた物です。そのため、ダンボールのサイズがバラバラだったり、状態が悪かったりする可能性があります。もし自分でダンボールを選べるようであれば、できるだけ丈夫で、荷物を入れやすいサイズのものを選ぶようにしましょう。
家族や友人・知人からもらう
家族や友人・知人に声をかけてみるのも良いでしょう。ただし、個人が所有しているダンボールの数には限りがあります。人から譲ってもらう分だけで、何十枚も用意するのは難しいでしょう。「あと数枚だけ欲しい」というときに、声をかけてみることをおすすめします。
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電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
ダンボールを無料で入手するときの注意点
引っ越しに使うダンボールには、十分な大きさと強度が必要です。無料で入手する際も、ある程度吟味して選ばなければなりません。大事な荷物が汚れたり、壊れたりしないようにするためにも、ダンボールを選ぶときの注意点を確認しましょう。
状態の良いダンボールを入手する
店舗から中古のダンボールをもらう場合は、汚れや傷などのダメージがないかをよく確認してください。汚れや傷があると、運び出すときに荷物が汚れたり、ダンボールが破けて中身が落ちたりする原因になります。
また、生鮮食品が入っていたダンボールや、長期間倉庫に置かれていたダンボールには、虫がいることもあるので避けましょう。入手する際は、必ず隅々までチェックして、清潔なダンボールを選ぶようにしてください。
そして、荷物の重さに耐えられるように、厚みがあって丈夫なダンボールを入手することも重要です。スナック菓子やペットフードなど、もともと潰れやすいものが入っていた段ボールは、比較的強度が高いものが多いのでおすすめです。
ダンボールのサイズはできるだけ揃える
ダンボールのサイズは、できるだけ揃えるようにしましょう。サイズが異なるダンボールが多いと、トラックに荷物を積んだ際、隙間ができやすくなり、安全な状態を保って運搬することが難しくなってしまいます。
運搬中にダンボールが動いて、中の荷物がぐちゃぐちゃになることがないよう、できるだけダンボールのサイズは揃えて用意しましょう。
確実に同じサイズのダンボールを用意したいという場合は、引っ越し業者から入手するのをおすすめします。店舗や友人からダンボールをもらう場合は、できるだけ同じサイズのものを選ぶように注意しましょう。
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引っ越し後の段ボールの処分方法
引っ越し後、荷ほどきや整理が終わったら、次に行うのはダンボールの処分です。大量のダンボールがいつまでも残っていると、せっかくの新居のスペースが奪われてしまいます。早めに片づけて、スッキリした気持ちで新生活を送りたいですよね。
引っ越し後のダンボールを、効率よく処分する方法をご紹介します。
◆ダンボールの処理の仕方|引っ越しで使用した後はどうすればいい?
引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越し業者の中には、不要になったダンボールを無料で回収してくれるところもあります。自分で処分する手間を省きたい方、また大量のダンボールを一気に処分したい方は、引っ越し業者に依頼することをおすすめします。
この場合は、自社で配布したダンボールのみ回収可能な場合が多いです。
自治体の古紙回収に出す
自治体が設定している古紙回収の日に、指定のゴミ置き場に捨てましょう。ただし、一度に大量のダンボールを出すと、回収してもらえないこともあります。一度に全て出すのではなく、複数回に分けて出すと良いでしょう。
大量のダンボールを一度に引き取ってもらいたい場合には、自治体のリサイクルセンターに直接持ち込んだり、民間のリサイクル業者に引き取りを依頼したりしましょう。民間の業者の場合は、自宅まで回収に来てくれることもあります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
きれいなダンボールであれば、まとめてフリマアプリやネットオークションなどで売却することもできます。うまく売れれば、引っ越し費用の足しになりますね。
フリマアプリやネットオークションには多くの種類がありますので、自分が使いやすいシステムのものを選ぶようにしましょう。また、迅速に包装や出荷を行うには、時間の余裕も必要です。購入者とのトラブルを回避するためにも、ある程度自由に動けるタイミングで、出品すると良いでしょう。
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効率良く引っ越しを行おう!
今回は引っ越しの荷造りに欠かせないダンボールを無料で調達する方法と、引っ越し後のダンボールの処分方法についてご紹介しました。この方法で準備を進めれば、引っ越し直前にダンボール箱不足で大慌てすることなく、落ち着いて荷造りすることができますね。
しかし、引っ越しに必要なのは、ダンボールの準備や荷造りだけではありません。ほかにも必要な作業や手続きがたくさんあります。漏れを起こさないためにも、事前にチェックリストを作り、着実に準備することが大切です。さらに、引っ越し日から逆算して、スケジュールを立てておくと安心でしょう。
とはいえ、初めて引っ越しをする人には、「まず何から手を付ければいいかわからない」という方もいますよね。また、引っ越しの経験があっても、「あの面倒な手続きをしなくてはならないと思うと、どうしてもやる気が失せてしまう…」という方もいるかもしれません。
そんな方々は、ぜひ「引越れんらく帳」をご利用ください!「引越れんらく帳」は、引っ越しの手続きを一括で行える、便利なサービスです。スマートフォンやパソコンから必要な情報を入力するだけで、ライフラインの停止や、クレジットカード会社・固定電話・新聞社などの住所変更手続きを一括で完了することができます。
さらに、手続きが楽になるだけでなく、進捗状況を画面で確認して、スケジュールを管理する機能も付いています。
荷造りにしっかり集中するためにも、ぜひ「引越れんらく帳」をご利用くださいね。
◆引っ越しの荷造り完全ガイド|用意する物から手順、注意点まで
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