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【引っ越しのコツ】荷造りから荷解きまで効率よく進めるには?

【引っ越しのコツ】荷造りから荷解きまで効率よく進めるには?

これから始まる新生活に期待が高まる一方で、その前に取り組む引っ越しの作業を心配している方も多いのではないでしょうか。荷造りや荷解きのほか、住所変更の手続きなど、引っ越しにはやるべきことが数多く存在します。そこで今回は、引っ越しを効率よく進めるためのコツをご紹介していきます!

できるだけ効率よく引っ越しの作業を済ませたい方や、初めての引っ越しで大まかな流れをまだ知らない方、前回の引っ越しよりもスムーズに準備を進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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引っ越しのコツ1:準備編

まずは、引っ越し前の準備についてお伝えします。効率よく準備を進めるためのポイントをご紹介。引っ越しのスケジューリングにぜひお役立てください。

退去日から決める

新居の物件が決まったら、大家さんまたは管理会社に解約を申し入れ、退去日を決めましょう。その際は、旧居の「賃貸借契約書」に記載されている解約予告期間をご確認ください。解約予告期間とは、大家さんや管理会社に解約を知らせる期間のことです。賃貸契約を結んでいる場合、書類で定められた期限までに解約を通知する必要があります。できるだけ早めにチェックしておくと安心です。

新居が入居までに時間のかかる物件の場合は、退去日に合わせて入居日をご調整ください。新築物件や空き予定の物件、リノベーション中の物件などは、工事の関係で入居までの期間に余裕が生まれることがあります。退去日と入居日をずらしておくと、焦らずに引っ越しし作業をしやすくなるでしょう。荷物の搬出後の旧居や、搬入前の新居の掃除が落ち着いてできるのがメリットです。

◆【賃貸物件の退去】解約手続きの流れ!解約・違約金が必要な場合、解約通知書についても解説

引っ越し業者への連絡は早めに行う

退去日と入居日の調整が完了したら、引っ越し業者を手配します。希望の日程に予約を入れるために、できるだけ早めに連絡を入れましょう。特に、3~4月、9月は引っ越し業者の繁忙期といわれ混雑しやすく、希望の日程の予約が埋まってしまう可能性があります。たとえ入居が遅れても入居日以降は新居の家賃が発生するため、入居日と引っ越しのタイミングが開かないよう考慮しましょう。

引っ越し業者の選定では、まず複数社に依頼して、見積金額を比較したうえでご検討ください。見積書の内容を比較するときは、合計金額だけでなく、トラックのサイズや作業員の人数も確認しましょう。見積書の金額が低くても、オプションの追加が必要となった場合に、結果として料金が高額になる場合があります。また、他社の見積もりを踏まえて料金を値下げしてくれる業者もあるため、交渉してみても良いでしょう。

◆引っ越し繁忙期はいつ?料金相場や閑散期との違い、安くするコツを解説
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時間がかかる手続きから進めていく

引っ越し時には各業者へ連絡を入れて、住所変更の手続きをこなす必要があります。件数が多いため、抜け漏れがないようにチェックリストを利用しながら、時間がかかる手続きから先に進めていきましょう。また、手続きをまとめて行える便利なサービスを活用するのもひとつの手です。

「引越れんらく帳」は、引っ越しにまつわる住所変更の手続きを一括で行える便利なサービスです。提携している業者は、生活に欠かせない電気・ガス・水道などのライフラインから、電話・金融機関・NHK・クレジットカード・新聞などの各業者まで、日常生活に必要な各種サービスが揃っています。

無料登録をしてサービスを利用すると、チェックしやすいリスト形式で手続きの進捗確認ができます。また、スケジュール機能を使えば、期限のある手続きも抜け漏れなく対応しやすいでしょう。引っ越し前後の慌ただしくなりやすい時期に、心強いサポートを受けられます。

住所変更手続きでお困りの方や、忙しくて手続きを進められずにいる方は、無料登録するだけで使える「引越れんらく帳」をぜひお役立てください。

引っ越し確定後、早めの段階

引っ越しが確定したら、できるだけ早いうちに子どもの転校に必要な手続きを始めましょう。学校へ転校の申し出を行い、最終登校日に「在学証明書」の書類を受け取ります。書類は新しい学校への転入手続きで必要となるため、忘れずに受け取りましょう。また、住所変更にともないインターネットの移転手続きを行います。場合によっては工事が必要となるため、業者へ連絡を入れて予約を行ってください。

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引っ越しの2週間~1週間前

引っ越しを目前に控えた時期は、各種手続きと最終確認を行います。役所の窓口で転出届または転居届を提出しましょう。また、ライフラインの住所変更手続きや、固定電話の移設に関する手続きも必要です。郵便物がきちんと新居に届くよう、郵便局や宅配業者へ転居届を提出する作業もあります。NHKや金融機関などの住所変更手続きも、忘れずに済ませましょう。

引越れんらく帳なら、転出届の提出や転入(転居)届提出のための来庁予約、電気・ガス・水道などのライフラインの使用停止・開始、NHKの住所変更などをオンラインで手続きできます。複数の手続きを一括で申請できるほか、手続き漏れ防止のアラート機能も提供しています。引っ越しの際は、ぜひ引越れんらく帳をご活用ください。

引っ越しのコツ2:荷造り編

作業量が多い引っ越しの荷造り。スムーズに進めるためのコツをお伝えします。荷造りを始める前にご紹介する内容をご一読のうえ、工夫して作業に取り組んでみてください。

不要なものは処分する

引っ越し前にできるだけ不要なものを処分して、荷物を減らしておきましょう。運搬する荷物が少なくなると料金を抑えられる可能性があります。さらには、荷物をダンボールに詰める手間も省けるため、整理整頓をしてから荷造りをすることをおすすめします。

不要なものはごみとして処分するほか、リサイクルショップ・インターネットオークション・フリーマーケットアプリを利用して売る方法もあります。粗大ごみを出すときは、早めに自治体に回収を依頼すると良いでしょう。申込後、回収までに時間がかかる場合があるため、余裕をもって処分しておくと安心です。

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家の中をグループ分けして荷造りをする

荷造りをするときは、まず家の中を部屋やコーナーごとにグループ分けして、順番に作業を進めると効率的です。リビング・キッチン・洗面所といった各部屋で、順番に荷造りを進めていきましょう。グループ分けして荷造りをすると、同じ部屋にあるものをまとめて梱包できるため、荷解きの効率も高まります。

このとき、玄関から離れた部屋から順番に荷造りを進めると、生活動線を確保しやすくなります。荷造りを始めると、部屋の内外に徐々にダンボールが増えていくため使えるスペースが狭くなります。可能であれば、箱詰めが完了したダンボールは一部屋にまとめておくと、省スペースにつながり搬出もしやすく便利です。

◆引っ越しの荷造り完全ガイド!効率よくすすめるコツ、用意する物から手順まで解説

あまり使わないものからダンボールに詰める

引っ越しの梱包作業では、あまり使わないものから順番に箱詰めしていきましょう。たとえば、本・CD・シーズンオフの衣服などは使用頻度の低いものの一例です。その反対に、引っ越しの当日まで使うものは最後に梱包します。引っ越し後、すぐに使うものはまとめて梱包しておきましょう。

荷造りは運搬する物に適した方法で行います。布団は布団袋に入れて運びます。割れ物は一つひとつ緩衝材や新聞紙に包みましょう。冷蔵庫や洗濯機は前日までに水抜きを済ませ、準備しておきます。貴重品はダンボールに梱包せず、当日に自分で持ち運びができるようにしてください。

梱包資材であるダンボール箱には、荷造りの時点で箱の中身を記載しておくことをおすすめします。その際は、新居の部屋に番号を振っておき、ダンボールの表面に該当する部屋の番号を記載しておくと、引っ越しし当日に搬入する部屋がわかりやすくなります。作業効率を高めるためにぜひお試しください。

ダンボールが運べない重さにならないよう注意する

梱包方法の注意点としてよく挙げられるのは、ダンボールに詰め込む荷物の重さです。ダンボールが重くなりすぎると、引っ越しで運ぶときに自分や業者のスタッフが苦労することになります。運んでいる最中に底のガムテープが破けて箱が破損するおそれもあるため、詰め方には十分にご注意ください。

重たいものは、大きなダンボールよりも小さなダンボールへ小分けにして詰めたほうが、荷物を運びやすくなります。たとえば、本・DVD・食器類などの品物は、自分で持てる重さになるように注意しながら荷造りをしましょう。空いたスペースに洋服やタオルなどの軽い衣類を緩衝材のように詰めて調整する方法もあります。

◆ダンボールの隙間を埋めるには?便利なアイテムと荷物の詰め方

引っ越しのコツ3:当日編

いよいよ引っ越しし当日を迎えたら、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。引っ越し業者への指示の出し方や、トラブルなく作業を進めるためのポイントをお伝えします。

引っ越し代金はおつりがないように準備する

引っ越し代金を当日に現金で支払う予定の方は、ぴったりの金額を用意しておくとスムーズに会計を済ませられます。引っ越し業者には釣り銭の準備がありますが、可能であればおつりがないようにしましょう。支払いのタイミングは業者により異なります。口座振込やクレジットカードでの支払いに対応している業者もありますが、この場合は先払いでの対応になる可能性があるため事前にご確認ください。

搬出の終わった部屋から掃除をする

引っ越しし当日、依頼主は引っ越し業者に搬出の手順を指示出しする必要があります。荷物を搬出する順番を、引っ越し業者に伝えましょう。大きな家具や家電から先に搬出するのが一般的です。作業効率を高めるために、適切に指示出しを行ってください。

荷物の搬出が終わり、空いた部屋から順番に掃除をしていきます。ホコリや汚れを取るために、雑巾は多めに用意しておくと安心です。このとき掃除機を使う予定があれば、掃除機はほかの荷物の搬出が完了してから、最後に搬出してもらうように伝えておきましょう。

◆引っ越し時の旧居のお掃除どこまでする?退去時の掃除のコツを場所別に解説

引っ越し業者に新居の間取り図を渡しておく

搬出の作業効率を高めるために、新居の部屋に番号を振り、ダンボールの表面に該当する番号を記載しておく方法があります。こちらの方法を採用する場合、引っ越し業者に新居の間取り図を渡しておくと、意思疎通がしやすく指示の手間を省けます。引っ越し先での作業がしやすくなるためぜひお試しください。

大きな家具や家電から配置してもらう

新居に荷物を搬入するときは、まずサイズの大きな家具や家電から配置してもらいましょう。大型家具や洗濯機や冷蔵庫などの家電が揃うと、新居での生活スペースや作業スペースを確保しやすくなります。なお、タンス・本棚・衣装ケースなどの収納家具は、中身を収納してしまうと動かしづらくなります。先に配置してから収納するようご注意ください。

引っ越しのコツ4:荷解き編

旧居を退出したら、新居での荷解きが始まります。新生活の基盤をいち早く整え、快適に生活をするために、効率的な荷解きをするためのコツをご紹介していきます。

◆引っ越しの荷ほどきと片付けを、効率的に進めるコツを解説!

すぐに使用するものが入ったダンボールから開封する

引っ越しの荷物が新居に到着したら、すぐ使用するものが入ったダンボールから優先的に開封していきます。たとえば、掃除道具・洗面道具・カーテン・寝具・衣類・空調機器などは先に開封したほうがよい荷物の一例です。引っ越しの当日~翌日に使うものは、早めに箱から出しておきましょう。

ダンボールは一つずつ片付ける

引っ越しの荷解きでよくあるのが、手当たり次第にダンボールを開封してしまう失敗です。ダンボールは一つずつ開封して、順番に片付けを済ませましょう。いち早く片付けを済ませようと、到着したダンボールを次々と開けてしまうと、結果として片付けの効率が下がりやすくなります。中身の入ったダンボール箱が部屋に残り、中途半端に片付けが終わったまま、新居が散らかってしまうのはよくある例です。また、複数のダンボールを片付けるために、あちこちの部屋を行き来する手間が増えるのもデメリットといえます。

空になったダンボールは折りたたんでまとめる

荷解きをして空になったダンボールは、その都度折りたたんで一箇所にまとめておきましょう。ダンボールを組み立てたままにせず、きちんと折りたたむと部屋の中が少しずつ片付いていきます。折りたたんだダンボールは紐で縛って、ごみ収集や資源回収に出しましょう。使用済みのダンボールを回収するサービスを提供している引っ越し業者もあります。ダンボールの処分方法にお悩みの方はご利用ください。

◆ダンボールの捨て方|引っ越しで使用した後はどう処理すればいい?

引っ越しのコツを押さえて効率よく作業を進めましょう!

引っ越しの準備から新居での荷解きまで、引っ越しの大まかな流れや、効率よく作業を進めるためのコツをご紹介しました。引っ越し当日や引っ越し後は、荷造りや荷解きをはじめとした作業で忙しくなります。そんな中、各業者の住所変更手続きをする負担を少しでも減らすために、ぜひ便利な「引越れんらく帳」をご活用ください。一括で住所変更の申請ができ、かつ進捗確認ができるようになると、引っ越しの手間の削減につながります。これから引っ越しを予定している方は、コツを押さえて効率的に作業しましょう!

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