2023年7月、ドコモから新しいプラン「irumo(イルモ)」がリリースされました。
ドコモよりも料金が安いような気がしますが、正直わかりにくいですよね。
特に、povo(ポヴォ)やLINEMO(ラインモ)などのライバル的な格安SIMと比べてどう違うか?どれが一番お得か、気になるところです。
そこでこの記事で、「irumo」「povo」「LINEMO」の3つの料金や速度、オプションまで徹底比較します。
それぞれのサービスがどんな人におすすめなのかまで解説するので、ぜひお得なスマホキャリア選びの参考にしてください。
また、端末の買い替えをお考えの方がいましたらこちらの最新のiPhoneを併せてご覧ください。
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
0.5GB:550円 3GB:2,167円 6GB:2,827円 9GB:3,377円 (ドコモ光セット割/home 5Gセット割で1,100円(税込)割引) (dカードお支払い割で187円(税込)割引) |
データ使い放題(24時間):330円(税込) データ追加1GB(7日):390円(税込) データ追加3GB(30日間):990円(税込) データ追加20GB(30日間):2,700円(税込) データ追加60GB(90日間):6,490円(税込) データ追加150GB(180日間):12,980円(税込) |
3GB:990円(税込) 20GB:2,728円(税込) |
速度のデータなし | アップロード速度 17.43Mbps ダウンロード速度 93.96Mbps (参考:2024/05/11現在「みんなのネット回線速度」) |
アップロード速度 14.73Mbps ダウンロード速度 63.15Mbps (参考:2024/05/11現在「みんなのネット回線速度」) |
デュアルSIM対応 | デュアルSIM対応 | デュアルSIM対応 |
高速データ・繋がりやすい | 高速データ・繋がりやすい | 高速データ・繋がりやすい |
ドコモエリア利用可能 人口カバー率99%以上 |
auエリア利用可能 人口カバー率99%以上 |
ソフトバンクエリア利用可能 人口カバー率99%以上 |
【音声通話】 5分通話オプション:880円(税込) かけ放題オプション:1,980円(税込) |
【音声通話】 5分以内かけ放題:550円(税込) 通話かけ放題:1,650円(税込) |
【音声通話】 通話準定額(5分以内の通話無料):550円(税込) 通話定額(国内通話無料):1,650円(税込) |
【オプションサービス】 テザリング SMS キャリア決済 ケータイ補償サービス イマドコサーチ |
【オプションサービス】 テザリング SMS コンテンツ(DAZN・smash.) ケータイ保証サービス (トッピングサービス) |
【オプションサービス】 LINEギガフリー テザリング SMS 国際ローミング フィルタリング キャリア決済 ケータイ保証サービス ポイントプログラム |
【端末のラインナップ】 なし(ドコモオンラインショップで購入) |
【端末のラインナップ】 なし(auオンラインショップで購入) |
【端末のラインナップ】 なし(ソフトバンクオンラインショップで購入) |
【契約に必要な初期費用】 無料(店頭契約の場合3,850円) |
【契約に必要な初期費用】 無料 |
【契約に必要な初期費用】 無料 |
【支払い方法】 クレジットカード 口座振替 |
【支払い方法】 クレジットカード |
【支払い方法】 クレジットカード 口座振替 |
【キャンペーン】 なし |
【キャンペーン】 おともだち紹介プログラム ギガ活 |
【キャンペーン】 新規契約またはMNPで最大半年間実質無料 MNPでPayPayポイント10,000ポイントプレゼント |
【契約者数】 不明(2023年7月スタートのため) |
【契約者数】 120万件(2022年5月時点) |
【契約者数】 50万件以下(2021年11月時点) |
【公式サイト】 https://irumo.docomo.ne.jp/ |
【公式サイト】 https://povo.jp/ |
【公式サイト】 https://www.linemo.jp/ |
「irumo」「povo」「LINEMO」の違いを比較まとめ
様々な項目で、3サービスを比較していきます。
3社の基本情報はこちらです。
- irumo:ドコモの格安プラン。2023年7月スタート
- povo:auの格安プラン。2021年3月スタート
- LINEMO:ソフトバンク(とLINE)の格安プラン。2021年3月スタート。
いずれも、ここ数年のケータイ業界全体の値下げに合わせて生まれた格安プランです。
以降では、このような項目で比較します。
- irumoとpovoとLINEMOの料金プラン
- irumoとpovoとLINEMOの速度
- irumoとpovoとLINEMOのデュアルSIM
- irumoとpovoとLINEMOの通信速度・つながりやすさ
- irumoとpovoとLINEMOの対応エリア・カバー率
- irumoとpovoとLINEMOの通話オプション
- irumoとpovoとLINEMOのオプションサービス
- irumoとpovoとLINEMOの端末のラインナップ
- irumoとpovoとLINEMOの契約に必要な初期費用
- irumoとpovoとLINEMOの支払い方法
- irumoとpovoとLINEMOのキャンペーン
- irumoとpovoとLINEMOの契約者数
ぜひ気になる部分だけでもチェックしてくださいね。
irumoとpovoとLINEMOの比較:料金プラン
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
0.5GB:550円(税込)(割引対象外) 3GB:2,167円(税込) 6GB:2,827円(税込) 9GB:3,377円(税込) (ドコモ光セット割/home 5Gセット割で1,100円(税込)割引) (dカードお支払い割で187円(税込)割引) |
データ使い放題(24時間):330円(税込) データ追加1GB(7日):390円(税込) データ追加3GB(30日間):990円(税込) データ追加20GB(30日間):2,700円(税込) データ追加60GB(90日間):6,490円(税込) データ追加150GB(180日間):12,980円(税込) |
3GB:990円(税込) 20GB:2,728円(税込) |
パッと見では、povoとLINEMOがほぼ同額で、irumoはかなり割高に見えます。
しかしirumoは「ドコモ光」か「home 5G」を使っていれば毎月1,100円(税込)割引となり、かつdカードで支払うことで187円(税込)割引となります。
2つの割引を適用させた場合のirumoの料金はこちらです。
- 0.5GB:550円(税込)(割引対象外)
- 3GB:880円(税込)
- 6GB:1,540円(税込)
- 9GB:2,090円(税込)
2つの割引を適用することで3GBでpovoとLINEMOよりも安くなりました。
6GB、9GBはpovo、LINEMOと比べて割安とは言えないまでも、選択肢としてアリなくらいには安くなりました。
irumoの料金プランはドコモ光かhome 5Gが自宅にあれば割安、ないのであれば割高です。
ちなみにirumoはドコモの家族の人数としてのカウントはされますが、「家族割」は適用されません。
ここでは3社を同じ条件で比較しましたが、povoは「トッピング」というシステムを採用しており、毎月ごとの支払いではなく、必要に応じてデータ容量を購入する形なので、使い勝手は若干違います。
irumoとpovoとLINEMOの比較:速度
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
データなし | アップロード速度 17.43Mbps ダウンロード速度 93.96Mbps (参考:2024/05/11現在「みんなのネット回線速度」) |
アップロード速度 14.73Mbps ダウンロード速度 63.15Mbps (参考:2024/05/11現在「みんなのネット回線速度」) |
スマホの通信速度は誰もが気になりますが、irumoは残念ながらデータがまだ十分にありません。
ただ、irumoはドコモ回線を使うので、povoやLINEMOと同等の速度となることが予想されます。
ちなみに、ダウンロード速度が10Mbpsもあれば高画質の動画を含めたほとんどのことが快適にできるので、あまり高速を求めても使い心地には影響ありません。
irumoの通信速度は安心と思っておいてよいでしょう。
irumoとpovoとLINEMOの比較:デュアルSIM対応
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
デュアルSIM対応 | デュアルSIM対応 | デュアルSIM対応 |
3社ともデュアルSIMに対応しています。デュアルSIMに対応したスマホを持っていれば、1台のスマホに2つのケータイキャリアが使えます。
3社ともデュアルSIMに対応しているので「仕事とプライベートの使い分け」や「通話とデータ通信の使い分け」などができます。
irumoとpovoとLINEMOの比較:通信速度・つながりやすさ
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
高速データ・繋がりやすい | 高速データ・繋がりやすい | 高速データ・繋がりやすい |
3社とも通信速度、つながりやすさの面では心配なく使えます。
ただ心配なのは、irumoの公式サイトには以下の文言が記されている点です。
通信混雑時・大量通信時などに他の料金プランよりも先に通信速度の制限を実施する場合があります。
引用元:irumo公式HP
スマホの電波は有限なので、どんな会社、プランでも速度が遅くなることがあります。
しかしirumoは「他の料金プランよりも先に」という文言が書かれているので、同社のドコモ回線やahamo回線よりも先に通信制限をかける対象となります。
povoやLINEMOにはこのような文言は見当たらないので、これはirumo特有です。
と言っても、基本的には安心して使え、緊急時や都市部でのみ低速になる可能性が高いだけです。しかし通信の質にこだわる人にはirumoはあまりおすすめできません。
irumoとpovoとLINEMOの比較:対応エリア、カバー率
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
ドコモエリア利用可能 人口カバー率99%以上 |
auエリア利用可能 人口カバー率99%以上 |
ソフトバンクエリア利用可能 人口カバー率99%以上 |
3社はそれぞれ、ドコモ、au、ソフトバンクのエリア内で利用でき、いずれも人口カバー率99%以上なので、ほとんどの方はどのサービスでも問題ありません。
ただ、いずれも100%繋がるというわけではありません。山奥や離島など特殊な場所にお住まいで、今までドコモ/au/ソフトバンクのどれかが確実に繋がっていた場合は、各社の格安プランを選んだ方が安心です。
例えば、山奥や離島で今までドコモがつながっていたのなら、povoやLINEMOにはせず、irumoに乗り換える方がより確実にネットがつながります。
irumoとpovoとLINEMOの比較:通話オプション
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
5分通話オプション:880円(税込) かけ放題オプション:1,980円(税込) |
5分以内かけ放題:550円(税込) 通話かけ放題:1,650円(税込) |
通話準定額(5分以内の通話無料):550円(税込) 通話定額(国内通話無料):1,650円(税込) |
3社とも通話定額オプションは「5分以内無料」と「かけ放題」の2種類で統一されています。
しかしどちらもirumoのみ、330円(税込)高いです。通話オプションがない状態での通話料は3社とも22円(税込)/30秒です。
通話オプションに注目するとirumoを選ぶ理由はなく、povoかLINEMOがお得です。
しかしLINE通話など、電話番号を使わないIP通話なら無料なので通話オプションの料金はさほど重要ではありません。
irumoとpovoとLINEMOの比較:オプションサービス
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
【オプションサービス】 テザリング SMS キャリア決済 ケータイ補償サービス イマドコサーチ |
【オプションサービス】 テザリング SMS コンテンツ(DAZN・smash.) ケータイ保証サービス (トッピングサービス) |
【オプションサービス】 LINEギガフリー テザリング SMS 国際ローミング フィルタリング キャリア決済 ケータイ保証サービス ポイントプログラム |
3社は様々なオプションサービスに対応しています。
特に注目なのは、povoの「トッピングサービス」です。povoはデータ容量が月額制ではなく、都度購入のトッピング制です。これにより、0円での運用や、節約ができます。
LINEMOのポイントは「LINEギガフリー」です。LINEMOユーザーは、LINEアプリのトークや通話など全ての機能がカウントフリーなので、データ容量を消費しません。
irumoの注目ポイントは「イマドコサーチ」が使える点です。イマドコサーチは、お子様のケータイ(キッズケータイなど)の位置をリアルタイムに確認するためのアプリです。
同様のオプションとしてauには「安心ナビ」、ソフトバンクには「位置ナビ」がありますが、いずれも非対応です(povoは対応していますが、mamorinoシリーズで使えずかなり不便です)。
「お子さんにキッズケータイを持たせている」という方には、3社の中では間違いなくirumoがおすすめです。
irumoとpovoとLINEMOの比較:端末のラインナップ
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
なし(ドコモオンラインショップで購入) | なし(auオンラインショップで購入) | なし(ソフトバンクオンラインショップで購入) |
3社とも、スマホ端末の販売はしていません。
既に使っているスマホで契約するか、ドコモをはじめとした各社のオンラインショップでの購入となります。
あるいは、オンラインショップ以外でも、家電量販店や中古ショップ、フリマアプリなどで購入したスマホも基本的に3社とも利用できますが、念の為各社の動作確認端末をチェックしておきましょう。
irumoとpovoとLINEMOの比較:契約に必要な初期費用
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
無料(店頭契約の場合3,850円(税込)) | 無料 | 無料 |
3社とも初期費用は基本的に無料ですが、irumoのみ「店頭契約の場合3,850円(税込)」です。
こちらの3社はいずれもオンラインでの申し込みがメインなので、irumoもオンラインから申し込めば無料です。
ただ、povoやLINEMOはオンライン専用プランなのでネットからの申し込みが苦手な方にはハードルが高い面もあります。
その点、irumoは手数料こそかかりますがドコモショップで申し込みができ、ネットが苦手な方でも契約できる点が嬉しいです。
irumoとpovoとLINEMOの比較:支払い方法
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
【支払い方法】 クレジットカード 口座振替 |
【支払い方法】 クレジットカード (一部デビットカードも対応) |
【支払い方法】 クレジットカード VISA/Master/JCBのデビットカード 口座振替 |
3社とも基本はクレジットカード払いで、irumoとLINEMOは口座振替に対応しています。
デビットカードに関しては、irumoは不明で、povoとLINEMOは一部支払い可能です。
irumoとpovoとLINEMOの比較:キャンペーン
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
|
おともだち紹介プログラム ギガ活 |
新規契約またはMNPで最大半年間実質無料 MNPでPayPayポイント10,000ポイントプレゼント |
irumoはキャンペーン開催中です。お得に切り替えられるのでチェックしてくださいね。
povoは一人紹介するごとに3GB(990円相当)が受け取れる「おともだち紹介プログラム」と、au PAYでコンビニやスーパーで支払いするとギガが受け取れる「ギガ活」が常時開催されています。
LINEMOは、新規契約かMNP乗り換えでミニプラン(3GB/990円(税込))を契約すると、6ヶ月間990円(税込)分のPayPayポイントがもらえます。さらに、期間内にPayPayの還元率が20%になり、最大2,000ポイントもらえます。合計で8ヶ月間実質無料のキャンペーンが行われています。
このキャンペーンは非常に人気で、多くの方が6〜8ヶ月間実質無料で使っています。LINEMOはこれ以外にも様々な季節限定キャンペーンを行なっているので、キャンペーン狙いの方、とりあえず最初だけでもお得に使いたい方にはLINEMOがおすすめです。
irumoとpovoとLINEMOの比較:契約者数
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
不明(2023年7月スタートのため) | 120万件(2022年5月時点) | 50万件以下(2021年11月時点) |
irumoは2023年7月にサービススタートしており、契約者数の発表はまだありません。
povoとLINEMOも、頻繁には契約者数の正式な発表をしていないので、正確な数字は不明です。
特にLINEMOは、2021年11月時点の「50万人以下」という発表しか公式ではありませんが「6ヶ月実質無料キャンペーン」が2022年5月からスタートしています。キャンペーン後はかなり契約者が伸びていると予想されるので、LINEMOは100万人に到達していてもおかしくありません。
格安SIM会社はたくさんありますが、irumo、povo、LINEMOはいずれも大手キャリアが運営しているので、契約者が少なすぎて消滅する可能性は低いので、安心して契約できます。
「irumo」「povo」「LINEMO」の特徴
irumoとpovoとLINEMOを紹介しましたが「結局、どの会社がなんなのか?」はわかりにくいかと思います。
そこで、3社の特徴をこちらでザックリわかりやすくまとめます。
- irumoの特徴
- povoの特徴
- LINEMOの特徴
ぜひ自分に合ったキャリアを見つけてくださいね。
irumoの特徴
- ドコモ光を契約していないと割高
- ドコモの家族割メンバーから抜けなくていい
- 唯一、ショップで契約できる
irumoは、基本料金がpovoやLINEMOに比べて割高です。「ドコモ光セット割」か「home 5Gセット割」のどちらかを適用して初めて同じ土俵に立てる、という感じです。
もちろんドコモ光にもhome 5Gにも安くない月額料金がかかるので、irumoのためにこれらを契約するのは現実的ではありません。既にドコモ光やhome 5Gを使っている方向けです。
他に、ドコモの家族割メンバーから外れないことや、ショップで契約できるという特徴があります。
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povoの特徴
- 独自の「トッピング」システム
- au PAYで「ギガ活」できる
- 0円で回線の維持ができる
povoは、独自の「トッピング」というシステムが特徴的です。
普通は「1ヶ月あたり3GB」のように決まった容量を固定で使いますが、トッピングは「30日間利用可能な3GB」などを都度購入します。
au PAYで支払うとトッピングがもらえる「ギガ活」や、トッピングを全く購入しない「0円維持」など、povoの特徴は全てトッピングシステムが根幹にあります。
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LINEMOの特徴
- 8ヶ月間実質0円で使える
- LINEがカウントフリーで使える
- PayPayの還元率が上がる
LINEMOはなんといっても「8ヶ月実質無料で使える」キャンペーンが魅力的です。スマホ業界は移り変わりが激しいので「とりあえず8ヶ月使ってから考える」という方も多いです。
キャンペーンのポイントはPayPayポイントでもらえますし、LINEMOユーザーはPayPayポイントも貯めやすいので、PayPayユーザーとの相性が抜群です。
また、LINEMOユーザーはLINEのトークも通話もデータ容量を消費しなくなります。LINEを全く使わない人はあまりいないと思うので、この点もLINEMOが人気の理由の一つです。
「irumo」「povo」「LINEMO」を比較してわかったおすすめの人
irumoとpovoとLINEMOの特徴について解説しましたが、改めてそれぞれがおすすめな人を紹介します。
- irumoがおすすめなのはこんな人
-ドコモ光を契約している人
-家族がドコモの人
-お店で契約したい人 - povoがおすすめなのはこんな人
-必要ごとにデータ容量の購入(トッピング)したい人
-au PAYでギガ活したい人
-0円で回線を維持したい人 - LINEMOがおすすめなのはこんな人
-8ヶ月実質0円で使いたい人
-LINEをたくさん使う人
-PayPayをよく使う人
ぜひ自分にあてはまる特徴があれば、そちらのホームページをチェックしてみてください。
irumoがおすすめなのはこんな人
irumoがおすすめなのは以下のような人です。
ドコモ光かhome 5Gを契約している人
irumoの基本料金はpovoやLINEMOよりも割高ですが、ドコモ光かhome 5Gセット割を適用することで、他社と同額程度まで月額を下げることができます。
0.5GB:550円(割引適応外)
3GB:2,167円→880円
6GB:2,827円→1,540円
9GB:3,377円→2,0900円
(ドコモ光セット割/home 5Gセット割で1,100円(税込)割引)
(dカードお支払い割で187円(税込)割引)
ドコモ光やhome 5Gは、月額4,400円〜なので、irumoのためにこれらを契約するのは現実的ではありません。既にドコモ光かhome 5Gを利用している方にirumoはおすすめです。
あるいは「ちょうど自宅の光回線も探していたとこ!」という方は、irumoとドコモ光(あるいはhome 5G)をセットで契約すると、お得に使えます。
家族がドコモの人
ドコモやau、ソフトバンクは「家族割」があるので、家族みんなで使っている方が多いと思います。
その状況で一人だけ家族割を抜けると家族の料金が上がるので迷惑がかかりますが、irumoは家族割の人数としてカウントされます。
つまり家族で一人ドコモからirumoに変えても、残った家族の料金は変わりません。
povoやLINEMOは家族割のカウント対象外なので、気軽に家族割を抜けられません。
家族割を気にせずirumoに変更できるのは大きなメリットです。
お店で契約したい人
irumoは、ドコモショップでも契約できます。
povoやLINEMO、ahamoはオンライン専用プランなので、ネットからしか申し込みができず、ネットが苦手な方にとっては不便でした。
しかしirumoはドコモショップでも契約できるので、オンラインでの申し込みが不得意な方にはとても助かります。ドコモショップでは手数料3,850円(税込)がかかりますが、月額が安くなることを思えば許容範囲内かと思います。
irumoもpovoもLINEMOも、オンラインでの申し込みなら初期費用は0円です。
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povoがおすすめなのはこんな人
povoをおすすめするのは以下のような方です。
必要ごとにデータ容量の購入(トッピング)したい人
povoは独自の「トッピング」というシステムを採用しています。
普通、スマホは「月額いくら/何GB」という契約をしますが、povoは「3GB(30日間)/990円」という形で、都度購入します。
必要な時に必要な分を購入できるので、毎月のデータ利用量に差がある方には便利です。
また「データ使い放題(24時間)/330円」というトッピングもあるので「この日は移動時間が長いから動画をたくさん見たい!」とか「カフェでテザリングして一日中パソコンを使う!」ような場合に重宝します。
au PAYでギガ活したい人
ギガ活キャンペーンに応募し、au PAYで指定店舗(コンビニ、スーパー、飲食店など)で指定額以上の支払いをすると、トッッピングがもらえます。
多くは「500円以上の決済/300MB」か「2,000円以上の決済/1GB」の2パターンです。1GBは390円相当なので、見方によっては20%近いキャッシュバックです。
次に紹介する「0円維持」と組み合わせることで、日常生活に無理なく組み込みながら節約できます。
0円で回線を維持したい人【デュアルSIM】
povoは、トッピングを何も購入しなければ0円で回線維持ができます。ただし、180日間何もトッピングを購入しないと、解約になります。
トッピングのない0円の状態でも128kbpsで通信できるので、最低限のチャットやメールは使えます。また、Wi-Fi環境では0円運用でも関係なく高速通信ができます。
また、前述の「ギガ活」と組み合わせてデータ容量を追加することで、0円でも工夫次第で快適に使えます。
月額0円で回線を維持できるキャリアは珍しいので、デュアルSIM運用する上でも使い勝手がいいです。
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LINEMOがおすすめなのはこんな人
LINEMOがおすすめなのは以下のような方です。
8ヶ月間実質0円で使いたい人
LINEMOの最大の魅力はキャンペーンです。
新規契約か他社からの乗り換えでLINEMOのミニプラン(3GB/990円(税込))を契約すると、6ヶ月間PayPayポイント990円分がもらえます。それプラス条件付きで2,000円分のPayPayポイント付与もあり、合計8ヶ月分のキャッシュバックとなります。
以前までは楽天モバイルが1年無料や6ヶ月無料を行っていましたが、そのキャンペーンの終了とともに始まって以来、爆発的な人気となっています。
基本的にキャンペーンはミニプランが対象ですが、時期によってはスマホプラン(20GB/2,728円(税込))対象のキャンペーンも開催されています。
8ヶ月後にどうするかはその時考え、とりあえずキャンペーンだけ利用しようという方にもおすすめです。
LINEをたくさん使う人
LINEMOは、LINEアプリを「カウントフリー」で使うことができます。LINEをいくら使ってもデータ利用量にカウントされないので、LINEを無料で使えます。
- トーク
- トーク内のスタンプ、画像、動画、その他ファイルなどの送受信
- 音声通話
- ビデオ通話
- アプリによるタイムラインの表示、投稿、シェア
LINEのメインの機能はほぼカウントフリーですが「ニュース記事詳細の閲覧」などごく一部の機能はカウントフリー対象外です。
LINEは誰しもが使うアプリかと思うので、LINEMOを使う大きなメリットのひとつです。
PayPayをよく使う人
QRコード決済アプリ「PayPay」とLINEMOは同じ運営元なので、様々な連携ができます。
LINEMOのキャンペーンのキャッシュバックはPayPayポイントでもらうので、必然的にPayPayを利用する機会が増えます。
特にお得度が高いのが「LINEMOまとめて支払いの利用によるポイント二重取り」です。
PayPayへのチャージを、LINEMOまとめて支払い(キャリア決済)ですることでポイント獲得でき、PayPay利用でさらに還元を受けられ、二重でポイントを受け取れます。
PayPayをメインの決済手段にしている方は、LINEMOを使うことでさらにお得になりますよ。
irumo、povo、LINEMOに乗り換える方法は?
では、実際にirumo、povo、LINEMOに乗り換える手順を解説します。
複数の乗り換え方法がある場合はそちらも紹介するので、ぜひ自分に合った方法で乗り換えてくださいね。
- irumoへ乗り換える方法
- povoへ乗り換える方法
- LINEMOへ乗り換える方法
irumoへ乗り換える方法
irumoへの乗り換え方法は「オンライン」と「店舗」の2つがあります。
オンラインなら手数料は0円で、店舗は手数料3,850円(税込)がかかります。よっぽどオンラインが苦手でない限りは、オンラインでの申し込みをおすすめします。
ここでも、オンラインでの申し込み手順を解説します。
申し込み準備
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 支払い手続きに必要なもの(クレジットカード、キャッシュカード)
- 使う予定のスマホ
- (必要であれば)MNP予約番号
オンラインでの申し込みの場合、身分証明書の確認もオンラインで行います。有効期限内の身分証明書と支払い用のカードを用意しましょう。
また、irumoでは端末を販売していないので、使う予定のスマホを自分で持っている必要があります。
あらかじめ、利用予定の端末がirumoの対応機種かどうかを確認しておいてください。
他社からの番号そのまま乗り換え(MNP)の場合は、事前に元のキャリアから「MNP予約番号」を取得しておきましょう。
申し込み
申し込みはirumo公式サイトから行います。
画面上部の「お申し込み」を選択し、必要情報を入力して契約を進めましょう。
「docomo・ahamoからの乗り換え」と「それ以外」で選択肢が分かれているので、自分が該当する方を選択しましょう。
開通手続き・初期設定
申し込みが完了すれば、開通手続きに入ります。通常SIMとeSIMで開通までの時間に差があります。
- 通常SIMで契約した場合:数日で自宅に郵便でSIMが届きます。
- eSIMで契約した場合:届いたメールの案内に従えば、数時間で開通します。
スマホの初期設定の方法は、iPhoneかAndroidか、新規契約かMNPかなどで微妙に違うのでirumoの商品到着後の設定・開通ページを参考に設定を行いましょう。
無事にスマホがネットに繋がれば、乗り換え完了です。
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povoへ乗り換える方法
povoに乗り換える方法を解説します。
povoはオンライン専用プランなので、auショップやUQモバイルショップに行っても対応してもらえません。
ここで紹介する方法でpovoに申し込みましょう。
申し込み準備
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- クレジットカード
- 使う予定のスマホ
- (必要であれば)MNP予約番号
povoはクレジットカードのみ対応なので、キャッシュカードなど口座が分かるものがあっても契約できません。
また、povoはスマホ端末を販売していないので、使う予定のスマホは手元に用意しておきましょう。
申し込み
申し込みはpovoの公式サイトから行います。
サイト下部の「お申し込みはこちら」より必要情報を入力していきましょう。
povoの申し込みは以下の4種類があるので、間違えずに自分があてはまる契約を選びましょう。
- 電話番号を引き継がず、新規契約(新しい電話番号を取得)
- 他社か、UQモバイルからの乗り換え
- povo1.0からpovo2.0への変更
- auからpovoへの変更
2021年9月にpovoは「povo 2.0」になったので、今から契約する方は全て「povo 2.0」です。
開通手続き・初期設定
通常SIMで契約した場合は、数日後に自宅に郵送でSIMが届きます。eSIMの方は数時間で開通できます。
開通手順は機種によって変わるので、povoのSIMカード開通手続きのページを参照してください。
スマホがau回線で開通したら、povoへの乗り換え完了です。
povoの新規・MNPのお申し込みは「povo2.0アプリ」で簡単にお手続き!
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- 「利用契約・プライバシーポリシー」を読み「初めての方はこちら」をクリック
- メールアドレスでアカウント登録
- 「SIMタイプ」と「契約タイプ」を選択して申し込みを確認して申し込み完了
\ 7日間データ使い放題キャンペーン開催中 /
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LINEMOへ乗り換える方法
LINEMOはオンライン専用プランなので、ショップはありません。ソフトバンクショップやワイモバイルショップでも対応してもらえません。
ここで紹介する、オンラインでの方法でしか申し込めないのでぜひチェックしてください。
申し込み準備
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- クレジットカード、銀行口座情報
- 使う予定のスマホ
- (必要であれば)MNP予約番号
LINEMOはスマホの販売をしていないので、いまから使うつもりのスマホが手元にある必要があります。
本人確認書類は、通常SIMの場合とeSIMで有効なものが違うので、申し込みの際にチェックしてください。
申し込み
LINEMOの公式サイトから申し込みます。
サイト下部の「今すぐ申し込む」より、必要情報を入力していきましょう。
「今の電話番号をそのまま使用する(MNP乗り換え)」か、「新しい電話番号で契約する(新規契約)」から、自分の希望する方を選び、申し込みを完了させてください。
開通手続き・初期設定
通常SIMの場合は数日で自宅に郵送でSIMが届き、eSIMの場合は即時手続きができ、数時間で開通します。
初期設定の方法は、機種や契約内容によって微妙に異なるためLINEMOの初期設定のページをチェックしてください。
ソフトバンクの電波で開通すれば、LINEMOへの乗り換えは完了です。
irumo、povo、LINEMO比較に関するよくある質問
本記事ではirumo、povo、LINEMOを比較して解説しましたが、よくある質問(Q&A)に答えていきたいと思います。
- irumo、povo、LINEMOでは結局どれが一番おすすめ?
- 電波が悪くなることはある?
- irumo、povo、LINEMOのシェア率は?
- 海外で使うのにおすすめなのはどれ?
irumo、povo、LINEMOでは結局どれが一番おすすめ?
3社のうち、完全にどこかがおすすめということはありません。使い方や条件によっておすすめは変わります。
3社がどんな人におすすめかをザックリ一言で表します。
- irumo:ドコモ光かhome 5Gを契約している人
- povo:トッピングを使いたい人
- LINEMO:8ヶ月無料で使いたい人
正直、こうしてみるとLINEMOのお得感がズバ抜けているので、迷うのであればLINEMOがおすすめです。
電波が悪くなることはある?
3社とも、それぞれドコモ、au、ソフトバンクの電波を使っており、基本的に電波が繋がらなくなることはありません。
しかし100%いつも高速通信が保証されているわけではなく、以下のような場合は低速になったり不通になる可能性があります。
- 平日12:00〜13:00のお昼休みの時間帯
- 都心部など人が多い場所
- 大型ライブやお祭り、花火大会など人が密集する場所
- 電車の中など高速での移動中
- スマホ本体の異常時
- 設備の異常による通信障害
- ひとつのサイトに大量のユーザーが同時にアクセスした時
このように様々な理由で「電波が悪い」と感じることはあります。
しかし3社とも大手キャリアの電波を使っているので、100%ではなくても基本的には快適に使えます。
irumo、povo、LINEMOのシェア率は?
3社の契約数はこちらです。
irumo | povo | LINEMO |
---|---|---|
不明(2023年7月スタートのため) | 120万件(2022年5月時点) | 50万件以下(2021年11月時点) |
こちらは「シェア率」ではなく「契約者数」なので少し違いますが、参考になるかと思います。
いずれも頻繁には契約者数を発表しないので正確な数字は分かりませんが、3社とも他の格安SIMキャリアよりはずっと多いシェア率を誇っていると予想されます。
また、povoとLINEMOは2021年3月よりサービス開始しているので、irumoよりもシェア率はかなり高いでしょう。
海外で使うのにおすすめなのはどれ?
3社とも海外でも使えますが、別料金がかかります。
- irumo:世界そのままギガ
- povo:海外でも使える(別料金)
- LINEMO:海外パケットし放題
3社とも海外でもそのまま使えますが、別料金のオプションの申し込みが必要だったり、海外専用のデータを購入する必要があります。
いずれも国内にいるよりもかなり割高なため、長期間の場合はおすすめしません。
数日の旅行であれば、現地での手続き不要でラクチンなので、各社のサービスを利用するのはアリな選択です。
>irumoの評判・口コミはこちら
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まとめ:自分に合った格安プランでお得に!
irumoとpovo、LINEMOを比較し、解説しました。
irumoは、ドコモ光かhome 5Gのセットプランであれば割安です。また、家族がドコモの場合に家族割を抜けなくてもいいこと、ドコモショップで契約できるなどのメリットがあります。
povoは、独自のシステム「トッピング」をうまく使えるとお得になります。「ギガ活」や「デュアルSIMのための0円運用」など、自分なりの使い方が見つけられそうな方におすすめです。
LINEMOは、なんといっても8ヶ月無料で使える点が嬉しいです。ミニプラン、スマホプランどちらも割安で使えるので、迷ったらLINEMOを選びましょう。