LINEMOからirumoに乗り換える手順！メリット・デメリットも詳しく解説

irumoは低容量のデータプランが充実しているドコモの新しいプランです。

LINEMOユーザーの中には、irumoにはLINEMOにない特徴的なサービスや魅力があるので、乗り換えを考えているという方も多いと思います。

しかし、乗り換えてから「予想とは違った」と後悔しないために、LINEMOからirumoに乗り換えるメリットだけでなくデメリットや注意点などを知っておくことは大切です。

本記事では、LINEMOからirumoに乗り換えるにあたってのメリット・デメリットと一緒に乗り換え手順を解説いたします。

LINEMOの解約方法もご紹介しておりますのでぜひご確認ください。

LINEMOからirumoへの乗り換えを検討している方は、本記事を最後まで読んで快適なスマホライフを送りましょう。

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LINEMOからirumoへ乗り換える手順

まずは、LINEMOからirumoへ乗り換える際の手順を紹介します。

電話番号を変更せずにMNP転出を利用し、オンラインで手続きする際の手順は以下の通りです。

• 必要なものを準備する
• irumo公式サイトから申し込む
• 開通手続きして完了

必要なものを準備する

申し込みに必要なものや書類を準備します。

必要なものや書類は以下の通りです。

• 本人確認書類
• クレジットカードもしくは銀行口座が分かる通帳かキャッシュカード
• dアカウント

irumoへの申し込みには、本人確認書類として以下の書類からどれか1点をご用意ください。

• 運転免許証
• マイナンバーカード
• 身体障がい者手帳
• 精神障がい者保健福祉手帳（障がい者手帳）
• 療育手帳
• 運転経歴証明書
• 住民基本台帳カード
• 在留カード

上記以外の本人確認書類（官公庁から発給・発行された書類）での申し込みについては、事前にirumoへお問い合わせください。

利用者の情報として登録できるのは、契約者本人または契約者の未成年の家族のみです。

契約者本人以外の方を利用者として登録する場合は、本人確認書類とは別に、利用者の氏名・生年月日が確認できる書類（コピー可）を必要とする場合があります。

LINEMOで使っている端末をそのままirumoでも使うという場合、申し込み手続きを始める前にirumoの公式サイトにある「対応端末」のページで、その端末が利用可能かどうか確認してください。

irumoの対応機種について予めきちんと確認しておくことは、乗り換えをスムーズに行う上でも非常に重要です。

dアカウントを作成する

本人確認書類と決済方法の手続きに必要なものに加えて、irumoはドコモブランドなので、申し込みにはdアカウントが必要です。

dアカウントをまだ持っていない方は、申し込み手続きを始める前にdアカウントを作成してください。

作成はオンライン・アプリ・ドコモショップでできます。

オンラインで作成する場合、ドコモの公式サイトから作成しますが、その際にメールアドレスとSMS受信ができる携帯電話端末が必要です。

irumo公式サイトから申し込む

irumo公式サイトにある「申し込み」をクリックすれば、申し込みページが開きます。

そこから下記の手順で申し込み手続きをしてください。

• 「他社からの乗り換え（MNP）」を選択
• 申し込み前の準備の説明を読み「準備OK」を選択
• データ通信量3GB／6GB／9GB／0.5GBのどれかを選択
• 音声通話オプションの選択
• ドコモメールオプションの選択
• dアカウントでログイン（dアカウント未作成の場合は、この時点で作成可能）
• 携帯電話番号の入力
• MNP予約番号の取得状況の確認
• 利用しているキャリアの選択で「LINEMO」を選択
• 「乗り換え（MNP）の手続きへ進む」をクリック

「乗り換え（MNP）の手続きへ進む」をクリックすると、自動的にLINEMOのページにジャンプします。

LINEMOの会員ページ「My Menu」にIDとパスワードを使ってログインしてください。

LINEMOでの乗り換え手続きが完了すると、自動的にirumoのページに戻るので、以下の手順に従い申し込み手続きを続けます。

• 本人確認書類で利用する書類の選択とアップロード
• 契約情報の入力
• ネットワーク暗証番号の設定とSIM受取日時を決定
• 支払方法を設定
• 注意事項等を確認し同意

irumoでは残念ながら端末の販売はおこなっていません。

端末とSIMを同時に購入して乗り換えたい方は、まずドコモオンラインショップで端末を購入し、それからオンラインでの申し込み手続きをおこなってください。

開通手続きして完了

開通手続きは、手続き専用サイトでおこないます。

開通手続きの流れは以下の通りです。

• irumoに登録したdアカウントでログインする
• 「切り替え（開通）手続きへ」を押す
• 情報を確認し開通する
• 開通手続きの完了

「開通手続きの完了」画面が表示されたら、開通手続きは完了です。

SIMカードで申し込んだ場合はそのままSIMカードを挿入して使用してください。

スマホをドコモ回線に接続するためには、初期設定（APN設定）が必要です。

APN設定をすることでスマホにインターネットの接続先を認識させます。

APN設定の方法はirumoの公式ページで確認してください。

APN設定後は、発信テスト用番号（111／通話料無料）へ電話をかけ、正常に利用できることを確認します。

最後にスマホの利用設定をすれば、乗り換えにまつわる作業はすべて完了です。

また、LINEMOのAPN設定方法についても解説しているので気になる人はご覧ください。

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LINEMOからirumoへ乗り換える際のデメリット

スマホの乗り換えを考えているときは、どうしても乗り換え先のメリットに注目しがちです。

しかし、乗り換えた後で「予想とは違っていた」と後悔しないために、乗り換えを決める前に乗り換えに伴うデメリットを知っておく必要があります。

LINEMOからirumoへ乗り換える際のデメリットは以下の通りです。

• 選ぶデータ容量によっては乗り換えないほうが安い
• 速度制限下の通信速度が遅い
• LINEがデータフリーではなくなる
• SIMロック解除など手続きに手間がかかる可能性がある
• データ容量超過後の速度が遅い

それぞれのデメリットについて具体的な内容を説明します。

選ぶデータ容量によっては乗り換えないほうが安い

LINEMOからirumoへ乗り換える際に選んだデータ容量によっては、月額料金が高くなる可能性があります。

LINEMOとirumoの月額料金を比較するとそれがわかります。

【LINEMOの月額料金】

	ミニプラン	スマホプラン
データ量	3GB	20GB
月額料金	990円	2,728円

【irumoの月額料金（割引前と割引適用後）】

	プラン／0.5GB	プラン／3GB	プラン／6GB	プラン／9GB
データ量	0.5GB	3GB	6GB	9GB
割引前の月額料金	550円	2,167円	2,827円	3,377円
割引後の月額料金	550円(割引適用なし）	880円	1,540円	2,090円

データ容量3GBのプランを比較すると、LINEMOは990円、irumoは2,167円（割引前）なのでirumoの方が高いです。

iruomの通常料金は6GBで2,827円、9GBで3,377円なので、両方ともLINEMOのスマホプラン（データ容量20GB）より高いです。

したがって、各種割引が適用されない方は、LINEMOからirumoに乗り換えればほとんどのプランで基本料金が高くなります。

通話オプションも高くなる

LINEMOとirumoの通話オプションを比較すると、irumoの方が通話オプションの月額料金が高いです。

	LINEMO		irumo
通話オプション	通話準定額	通話定額	5分通話無料オプション	かけ放題オプション
内容	5分以内の国内通話無料	時間無制限の国内通話無料	5分以内の国内通話無料	時間無制限の国内通話無料
月額料金	550円	1,650円	880円	1,980円

LINEMOからirumoへ乗り換える際に、通話オプションを引き続き利用するのであれば、料金が以前より高くなる点を念頭に置いてください。

速度制限下の通信速度が遅い

irumoは速度制限を実施されれば通信速度が遅くなる点がデメリットです。

公式サイトでは、速度制限が実施される状況を次のように説明しています。

”当社設備内でネットワークの混雑時に「eximo」「ahamo」等の他の料金プランよりも先に通信速度の制限(通信制御)を実施するため、通信速度が遅くなる場合(例えば動画視聴ではご利用の通信環境により画質が低下する場合)があります。”
※引用：irumo

irumoは、ネットワークが混雑した場合、ドコモの別ブランドである「eximo」「ahamo」よりも先に通信速度が制限される点に注意してください。

0.5GBプランは通信速度が遅い

irumoには電話がメインでデータ通信はほとんど使わないという方のために、データ容量0.5GBで基本料金550円（税込）というプランがあります。

LINEMOにはデータをほとんど使わないという方をターゲットにしたプランがないので、irumoの0.5GBプランに乗り換えようと考えるかもしれません。

その場合、0.5GBプランの通常の通信速度は最大3Mbpsとなっており、irumoの他のプランよりも遅い点に注意してください。

さらに、データ容量を超過すると通信制限がかかって通信速度128kbpsになります。

このプランの別の注意点は、通信エリアにかかわらず4G（LTE)ネットワークでの利用になることです。

スマホの画面では5Gの表示が出ていても、5G通信ではなく4Gによる通信となってしまいます。

LINEがデータフリーではなくなる

LINEMOからirumoに乗り換えると、LINEのデータ消費ゼロの特典が利用できません。

LINEMOではデータ消費ゼロで以下のことができます。

• LINEアプリのトーク
• LINEアプリの音声通話・ビデオ電話
• データ容量を使い切り、通信速度制限がかかってもLINEアプリの通信速度は落ちない
• LINEMOの「スマホプラン」を契約するなら、追加料金なしでLINEスタンプ プレミアム（ベーシックコース）が利用できLINEスタンプが使い放題

LINEを頻繁に使うという方は、LINEMOからirumoに乗り換えれば、LINEがデータフリーで使えるという特典がなくなることを覚えておいてください。

SIMロック解除など手続きに手間がかかる可能性がある

LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドなので、ソフトバンクで購入したスマホをそのままirumoで使う場合、SIMロック解除が必要な場合があります。

以下のケースではSIMロック解除は不要です。

• 2021年5月12日（水）以降にソフトバンク取扱店でスマホを購入した場合
• 2021年8月18日（水）以降にソフトバンクからLINEMOへ乗り換えた場合
• LINEMOでSIMフリーのスマホを使っていて、そのスマホをirumoでも使う場合

2021年5月12日（水）以降にソフトバンク取扱店で購入したスマホについては、購入時にSIMロック解除の手続きがされているので、SIMロック解除の申し出は不要です。

2021年8月18日（水）以降にソフトバンクからLINEMOへ乗り換えた場合も、乗り換えの申し込みをする際に、ソフトバンク製品のSIMロック解除手続きが同時に実施されているので、あらためてSIMロック解除を申し込む必要はありません。

上記のケースに該当しない場合は、SIMロックの解除手続きが必要です。

解除手続きの詳細な方法はソフトバンクのサポートページをご確認ください。

利用回線が変わることで繋がりにくくなる可能性がある

LINEMOはソフトバンク回線を利用しており、irumoはドコモ回線です。

したがって、LINEMOからirumoへ乗り換えることで、利用回線が変わり以前ソフトバンクで電波が繋がっていた場所で繋がりにくくなる可能性があります。

ソフトバンク回線の通信速度やサービス提供エリアに満足していたので、乗り換え後もその使用感を維持したいという方がいらっしゃいます。

そういった方はドコモ回線のirumoよりも、ソフトバンク回線が使える他の格安SIMに乗り換えするといいでしょう。

データ容量超過後の速度が遅い

LINEMOからirumoへ乗り換えると、データ容量超過後の速度が以前よりも遅くなります。

LINEMOとirumoのデータ容量超過後の速度を比較しました。

	プラン	データ容量超過後の通信速度
LINEMO	ミニプラン	300kbps
	スマホプラン	1Mbps
irumo	3GB／6GB／9GB	300kbps
	0.5GB	128kbps

LINEMOのスマホプランでは、データ容量超過後の通信速度が1Mbpsです。

irumoは3GB／6GB／9GBプランの場合、データ容量超過後の通信速度は300kbpsに制限されます。

300kbps程度の数値であれば、LINEのメッセージや通話、テキスト中心のWebサイト、音楽配信も高音質でなければ十分楽しめます。

しかし、高画質での動画視聴、動作速度が要求されるゲーム、動画や写真が多いSNSやニュースサイトなどを快適に利用するのは難しいです。

irumoの0.5GBプランでは、データ容量超過後の通信速度は最大128kbpsに制限されます。

300kbpsの半分以下の速度になるので、LINEやメールのテキストメッセージは何とかなりますが、動画視聴やInstagramなど動画や画像が関係するものは時間がかかり快適に使うことはできません。

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LINEMOからirumoへ乗り換える際のメリット

LINEMOからirumoへ乗り換えるメリットには以下のものがあります。

• 月額料金が安く抑えられる可能性がある
• ドコモ光やhome 5G、dカードとの割引がある
• ドコモショップで手続きやサポートを受けられる
• MNPワンストップに対応しており乗り換え手続きが簡単
• MNP予約番号の取得は不要

それぞれのメリットについて内容を具体的に紹介します。

これはお得と感じるメリットがあれば、この機会にLINEMOからirumoへの乗り換えを検討してみましょう。

月額料金が安く抑えられる可能性がある

LINEMOからirumoに乗り換えれば、選択したプランによっては月額料金を抑えることが可能です。

LINEMOとirumoの料金プランをあらためて見てみましょう。

【LINEMOの月額料金】

	ミニプラン	スマホプラン
データ量	3GB	20GB
月額料金	990円	2,728円

【irumoの月額料金（割引前と割引適用後）】

	プラン／0.5GB	プラン／3GB	プラン／6GB	プラン／9GB
データ量	0.5GB	3GB	6GB	9GB
割引前の月額料金	550円	2,167円	2,827円	3,377円
割引後の月額料金	550円 (割引適用なし）	880円	1,540円	2,090円

電話がメインでデータはほとんど使わないという方は、irumoの0.5GBプランにすれば、LINEMOを使っていたときより月額料金が安くなります。

ドコモ光やhome 5G、dカードとの割引がある

irumoでは、スマホと一緒に家のインターネットをドコモで契約すれば、「ドコモ光セット割」と「home 5Gセット割」が適用されます。

さらに、支払いをdカードもしくはdカードゴールドにすれば「dカードお支払割」が適用されるので、月額料金がさらに割引されます。

各種割引の割引額や割引適用後の月額料金は以下の通りです。

	プラン／0.5GB	プラン／3GB	プラン／6GB	プラン／9GB
データ量	0.5GB	3GB	6GB	9GB
割引前の月額料金	550円	2,167円	2,827円	3,377円
ドコモ光セット割／home 5Gセット割	適用対象外	-1,100円	-1,100円	-1,100円
dカードお支払割	適用対象外	-187円	-187円	-187円
割引後の月額料金	550円	880円	1,540円	2,090円

データ容量3GBのプランは、LINEMOは990円でしたが、irumoでは割引が適用されると880円になります。

家のインターネットをドコモにする、支払いはdカードにするという予定があれば、LINEMOよりirumoがお得です。

dカードお支払割の特典

irumoの月額料金の支払いをdカードもしくはdカードゴールド（家族カードを含む）に設定（定期クレジット）しておけば、月額料金が187円（税込）割引になります。

したがって、irumoに乗り換える前にカードを申し込んでおけば、支払い手続きの設定のときにdカードを利用できます。

申し込みはdカード・dカードゴールドそれぞれの専用サイトから申し込みが可能です。

dカードは年会費永年無料、最短5分で審査が完了します。

dカードは通常の買物100円（税込）ごとに1ポイントたまるので、スマホ代の支払いだけでなく普段のお買い物の決済方法として利用すればどんどんdポイントがたまります。

dカードゴールドは、irumoの利用料金1,000円（税抜）ごとに税抜金額の10%がポイント還元されるというお得なカードです。

さらに、ドコモの月額サービスであるdTV、dマガジン、dアニメストア、DAZN for docomo、ひかりTV for docomo、Disney+（ディズニープラス）などについても、利用料金1,000円ごとに税抜金額の10%ポイント還元があります。

ドコモの月額サービスを利用したいという方は、dカードゴールドを発行して決済方法に設定すれば、効果的にポイントをためることが可能です。

ドコモショップで手続きやサポートを受けられる

LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランなので、ソフトバンクショップでの申し込み手続きやスタッフによるスマホの設定サポートは受けられません。

一方、irumoはドコモショップで乗り換えの申し込みができ、スマホの初期設定やデータ移行のサポートサービスを受けることができます。

高品質のサポートサービスを受けられる点は、irumoに乗り換えるメリットです。

オンラインでの手続きは苦手、スマホの知識があまりないので乗り換え後のスマホの設定やデータ移行を自分でおこなう自信がないという方は、こうしたサービスを利用してください。

ちなみに、ドコモショップで乗り換えの手続きをする場合は、事務手数料として3,850円（税込）がかかります。

irumoの店頭サポートの内容と利用料金は以下の通りです。

サポート内容	利用料金	対象となるもの
初期設定サポート （OSアカウント設定）	1,100円	新規作成や既存アカウント引き継ぎの場合Apple IDもしくはGoogleアカウントが対象
初期設定サポート （データ移行）	2,200円	電話帳 写真 動画 音楽データ
故障時代替機お貸出し	2,200円	ー
その他設定サポート	1,100円	スマホ初期化 生体認証設定 ウェアラブル設定 容量オーバー解消 バックアップ OSアップデート

「初期設定サポート」では、OSアカウント設定・データ移行をする際の操作方法などをサポートしてくれます。

「その他設定サポート」ではその他の操作方法についてサポートを受けることができます。

サポート対象となるのは、dポイントクラブ会員のみである点に注意してください。

スタッフによるサポートは基本有料ですが、表に記載されている項目以外で、無償対応可能なサポート項目もありますので、スタッフに問い合わせてください。

ドコモショップもしくはd gardenに来店する際は、店頭来店予約が必要です。

ドコモ公式サイトの「ドコモショップ/d garden検索」から「店頭来店」を利用して予約可能です。

MNPワンストップに対応しており乗り換え手続きが簡単

LINEMOからirumoへの乗り換えは、MNPワンストップ方式に対応しているので手続きが簡単という点がメリットです。

乗り換えの際に携帯電話番号を持ち運びできるMNPの手順には、新方式のワンストップ方式と従来方式のツーストップ方式があります

オンラインで手続きする場合、転出先と転入先の携帯電話会社がワンストップ方式に対応していれば、MNP予約番号の取得は不要です。

ワンストップ方式ではオンラインで契約を進めると、乗り換え元の携帯会社（現在の契約携帯会社）のWebサイトに自動で遷移し、解約にあたっての重要事項説明がおこなわれます。

解約確認完了後、再度乗換え先の携帯会社のWebサイトに自動で遷移します。

契約が完了して回線が切り替わると、乗換え元の携帯会社との契約は自動で解約される仕組みです。

ちなみに、以下のキャリアからirumoへの乗り換える場合は、ＭＮＰワンストップ方式が利用できます。

• au／沖縄セルラー
• ソフトバンク
• UQモバイル
• ワイモバイル
• povo
• LINEMO
• 楽天モバイル
• LINEモバイル
• 楽天モバイル（ドコモ回線／au回線）
• ジャパネットたかた通信サービス
• b-mibile（日本通信）
• mineo

LINEMOでMNP予約番号を取得してから、irumoで乗り換えの手続きをすることも可能ですが、その際はMNP予約番号の有効期限が切れる前に乗り換え手続きをしなければなりません。

ちなみに、MNP予約番号の有効期限は、取得日を含めて15日以内です。

さらに、irumoの契約にはMNP予約番号の有効期限が10日以上なければなりません。

手間を減らしかつ余裕をもって乗り換え手続きしたいなら、ワンストップ方式がおすすめです。

家族割のカウント対象になる

LINEMOからirumoに乗り換えれば、家族割サービスの「みんなドコモ割」についてカウント対象になるのがメリットです。

「みんなドコモ割」は、家族内で2回線以上ドコモであれば、回線数に応じて月額料金が割引が適用されます。

割引額は以下の通りです。

	1回線	2回線	3回線
割引額	ー	-550円	-1,100円

割引対象となる料金プランは、ドコモのeximo・5Gギガホ プレミア・5Gギガホ・5Gギガライト・ギガホ プレミア・ギガホ・ギガライトです。

irumoやahamoは割引対象ではありませんが、回線数に加えることができるので、ドコモの他の料金プランを使っている家族の月額料金は安くなります。

モデルケースで月額料金がどのように安くなるのか説明します。

	父	母	子ども	子ども
プラン	eximo	irumo（3GB）	ahamo	キッズケータイプラン
みんなドコモ割のカウント対象	〇	〇	〇	×
割引額	-1,100円（税込）	0円	0円	0円

irumoとahamoは「みんなドコモ割」の割引対象ではありませんが、カウント対象にはなるので、家族で3回線利用している計算になり、父の月額料金が1,100円（税込）割引されます。

「ファミリー割引」も利用できる

LINEMOからirumoに乗り換えれば、「みんなドコモ割」のカウント対象になるだけでなく、家族間の国内通話が無料になる「ファミリー割引」が利用可能です。

主回線から三親等以内の家族なら誰でも、20回線まで「ファミリー割引」のグループを組めます。

事実婚や同性パートナー、離れて暮らす家族や親せきもグループに入ることが可能です。

他にドコモのスマホを使っている家族がいるなら、irumoに乗り換えた際にグループを組むと良いでしょう。

ドコモ回線になって繋がりやすくなる可能性がある

LINEMOからiruomoになれば、ドコモ回線になるので電波が以前より繋がりやすくなる可能性があります。

ドコモ回線が繋がりやすいということは、基地局の数を見ればわかります。

ソフトバンク・au・ドコモの3大キャリアの基地局の数は以下の通りです。

キャリア	4G	5G
ソフトバンク	171,940局	39,051局
au	196,101局	18,041局
ドコモ	259,536局	19,716局

令和4年の時点で、5Gの基地局は3大キャリアの中でソフトバンクが1番多いです。

一方、4Gの基地局は、ドコモが他の2社よりも圧倒的に数が多い結果となっています。

実際、ドコモは専用アンテナや小型基地を設置することで山間部や海でも電波が繋がるようにしています。

ソフトバンク・au・ドコモはいずれも十分な数の基地局を保有しているので、日本全国で通信が可能です。

したがって、基本的にどこの回線を選んでも快適に通信できます。

それでも現在の通信状況に不満があるのであれば、ドコモ回線が使えるirumoを選ぶことで改善するかもしれません。

解約金なしで乗り換えられる

LINEMOからirumoへの乗り換えはLINEMOを解約することになりますが、その際に契約解除料を支払う必要はありません。

これもLINEMOからirumoに乗り換えるメリットです。

LINEMOのスマホプラン・ミニプランは契約期間を伴わないプランなので、契約解除料はかかりません。

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LINEMOからirumoへの乗り換えタイミング

LINEMOからirumoへの乗り換えるは、出来るだけ余計な費用がかからないタイミング、お得に乗り換えできるタイミングで行いたいものです。

そこで、LINEMOからirumoに乗り換えるおすすめのタイミングを紹介します。

おすすめのタイミングは以下の通りです。

• 月末付近
• LINEMOの月額料金に不満があるとき
• ドコモ光やHOME 5Gを契約したとき

それぞれのタイミングについて、なぜおすすめなのかを解説します。

月末付近

LINEMOからirumoへの乗り換えは月末付近がおすすめです。

LINEMOの月額料金は、月の途中で解約しても日割り計算されないので、月初に解約しても1ヶ月分の月額料金を支払います。

一方、irumoの料金プランや音声オプションの月額料金は、申込み月の月額料金が日割りされます。

したがって、月末付近に乗り換えを完了すれば、余分な出費を抑えることが可能です。

月の最終日に乗り換え手続きを開始するのはおすすめしません。

SIMカードでの乗り換えを申し込んだ場合、申し込みにおける本人確認書類などの不備がなく、ドコモ側の本登録が完了してから最短で3日程度で商品が届きます。

本登録とは、審査完了後の正式な登録を指します。

本登録までの期間は、審査状況によっては１週間程度かかる場合があるので注意しましょう。

月の最終日に乗り換え手続きをすれば、SIMカードが届き開通手続きをするのが翌月になる可能性が高いです。

そうなれば、さらにLINEMOの月額料金を1ヶ月分支払うことになります。

したがって、SIMカードが届くまでの日数、審査にかかる期間を考えると、月の最終日ではなく月末付近に乗り換え手続きするのがおすすめです。

LINEMOの月額料金に不満があるとき

LINEMOの月額料金や料金プランに不満があるときも、乗り換えを検討するべきタイミングになります。

LINEMOのプランは、データ容量3GBまでの低容量プランと、データ容量20GBの中容量プランの2つです。

3GBの低容量プランではデータが足りないという方は、データを1GB／550円（税込）で購入できます。

しかし、データチャージをする回数が増えると、データプランや月額料金に不満を感じるようになるでしょう。

irumoは、低容量プランの種類が豊富です。

毎月のデータ消費がどれくらいなのか知っていれば、それに応じたプランを選ぶことができます。

データ不足を補うために、データを追加で購入する必要もなくなります。

20GBまでデータは必要ないが、ギガの消費は月によって3GBから９GBのあたりで変動するという方は、irumoがおすすめです。

ドコモ光やhome 5Gを契約したとき

LINEMOからirumoへの乗り換えにふさわしいタイミングは、家のインターネットとしてドコモ光やhome 5Gを契約したときです。

ドコモ光もしくはhome 5Gとirumoを契約し、家のインターネットとスマホをドコモでまとめればスマホの月額料金が割引される特典が適用されます。

ドコモ光は、フレッツ光回線またはケーブルテレビの設備を使ってドコモが提供するプロバイダ一体型の光インターネットサービスです。

home 5Gは、工事不要で契約後にコンセントに挿すだけですぐにWi-Fi環境が整うホームルーターのサービスで、5G高速通信に対応しています。

ドコモ光とirumoを契約すれば「ドコモ光セット割」が適用され、ドコモと契約している家族全員のスマホの料金が永年1,100円（税込）割引されます。

離れて住んでいる家族も割引対象です。

ホームルーターのhome 5Gとirumoを契約すれば、「home 5Gセット割」が適用され、irumo（3GB/6GB/9GB）の月額料金が毎月1,100円（税込）割引になります。

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LINEMOからirumoへ乗り換える際に利用できるキャンペーン

LINEMOからirumoへ乗り換える際に利用できるirumoのキャンペーンを紹介します。

• irumoサイトで他社からirumo（0.5GBプラン）にお乗り換えした方にdポイント（期間・用途限定）3,300ptプレゼント！

興味があるキャンペーンがあれば、キャンペーン期間が終了する前にLINEMOからirumoへ乗り換えてください。

irumoサイトで他社からirumo（0.5GBプラン）にお乗り換えした方にdポイント（期間・用途限定）3,300ptプレゼント！

出典：irumo

キャンペーン名	irumoサイトで他社からirumo（0.5GBプラン）にお乗り換えした方にdポイント（期間・用途限定）3,300ptプレゼント！
終了日	終了日未定
条件	キャンペーン期間中に以下の条件のすべてを満たすこと ①「irumoサイト」で「irumo（0.5GB）」を携帯電話番号ポータビリティ（MNP）を利用して契約する ②irumoの利用開始の手続き（開通）を完了する ③ポイント進呈時点において「dポイントクラブ」会員である
内容	進呈条件を満たした月の翌月にdポイント（期間・用途限定）3,300ポイントをプレゼント

対象料金プランはirumo（0.5GB）です。その他のプランはキャンペーン対象外となるのでご注意ください。

他にも、他社からの乗り換えではなく新しい電話番号で契約や、「irumoサイト」以外（ドコモショップや量販店など）での「irumo」への申し込みもキャンペーン対象外です。

お得なキャンペーンですが、いくつか条件があるのでよく確認するようにしましょう！

進呈されるdポイント（期間・用途限定）の有効期限は、進呈月を1か月目として6か月目の末日までとなります。

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LINEMOからirumoへ乗り換える際のよくある質問

LINEMOからirumoへ乗り換える際のよくある質問とその回答を紹介します。

質問は以下の通りです。

• LINEMOとirumoはどっちが電波が良い？
• irumoの料金はいつから発生する？
• LINEMOからirumoがおすすめなのはどんな人？
• LINEMOからirumo乗り換えで違約金はかかる？

LINEMOとirumoはどっちが電波が良い？

LINEMOはソフトバンク回線、irumoはドコモ回線を利用しており、サービスエリアもそれぞれのメインブランドと同じです。

それぞれの基地局の数からどちらの方が電波が良いか比較しました。

キャリア	4G	5G
ソフトバンク	171,940局	39,051局
ドコモ	259,536局	19,716局

回線の安定性、速度、電波の繋がりやすさは基地局の数の影響を受けます。

したがって、4Gと5Gを合わせた基地局の数はドコモの方が多いので、ドコモの方が繋がりやすいといえるでしょう。

しかし、5Gに限定すればソフトバンクの方が基地局の数は多いです。

実際、2022年4月7日のソフトバンクのプレスリリースでは、5Gの人口カバー率が90％を突破したと発表しています。

ドコモは、2022年3月11日のプレスリリースで、2024年3月までに5Gの人口カバー率90%を目指すとしています。

したがって、5Gについては、現時点ではソフトバンクの方がドコモより広範囲で通信できるといえるでしょう。

irumoの料金はいつから発生する？

irumoの料金プランや音声オプションの月額料金は、申込み月から発生します。

月の途中に申し込んだ場合、月額料金が日割り計算されます。

ただし、契約した月にすぐ解約した場合、請求金額は日割り計算されず1ヶ月分の料金となるので注意してください。

LINEMOからirumoがおすすめなのはどんな人？

LINEMOからirumoへの乗り換えは以下のタイプの方におすすめです。

• LINEMOのデータプランや月額料金に不満がある
• スマホをよく使う場所ではソフトバンクの電波が繋がりにくい
• 3GBではデータが足りないのでデータチャージを頻繁におこなう
• 低容量データプランの種類が充実している格安SIMを探している
• 家や職場など普段よくいる場所にすでにWi-Fi環境がある
• スマホの使用は電話がメインでデータを使うことはほとんどない
• 家族にドコモ回線の利用者がいる
• 家のWi-Fiをドコモ光もしくはhome 5Gにする予定がある
• 支払方法としてdカードもしくはdカードゴールドを使っている
• 乗り換えに伴うスマホの設定やデータの移行は店頭でサポートして欲しい

irumoの特徴は、毎月のデータ消費が少なく、かつ低価格の料金プランを探している方に最適なプランを提供している点です。

さらに、店頭サポートなどドコモの高品質なサービスを利用できます。

上記のどれかに該当する方は、この機会にLINEMOからirumoへの乗り換えを前向きに検討してください。

LINEMOからirumo乗り換えで違約金はかかる？

LINEMOからirumoへ乗り換えれば、LINEMOは自動的に解約になります。

しかし、解約しても違約金がかかることはありません。

LINEMOには契約期間の縛りがありません。

したがって、契約解除料という形の違約金は発生しないので安心してください。

また、MNP転出でirumoへ乗り換える際に、MNP転出手数料が請求されることもありません。

しかし、解約した月の月額料金は、月の途中で解約しても日割り計算はされずに満額請求されるので、その点に注意が必要です。

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LINEMOからirumoへ乗り換えまとめ

この記事では、LINEMOからirumoへ乗り換える際の手順、メリット・デメリット、乗り換えの際に利用できるキャンペーンなどを紹介しました。

乗り換えで失敗しないためには、乗り換え前に、料金プランやサービスなどについて、現在利用している携帯電話会社と乗り換え先の携帯電話会社を比較することが大切です。

乗り換える方がお得だと感じれば、乗り換えを検討しましょう。

LINEMOとirumoはワンストップ方式に対応しているので、オンライン手続きであればMNP予約番号の取得なしで乗り換え手続きが可能です。

さらに、irumoではdポイントが獲得できるお得なキャンペーンも展開しています。

irumoの料金プランやサービスに魅力を感じているのであれば、この機会に乗り換えてみてはいかがでしょうか。

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