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引っ越し時に大型荷物の配送費をお得に配送するには?業者別プランの特徴と費用を解説

引っ越し時に大型荷物の配送費をお得に配送するには?業者別プランの特徴と費用を解説

引っ越しで大きな持ち物の配送を依頼するなら、大型荷物向けサービスの利用が必要です。この記事では、大型荷物扱いになるサイズや重量、配送料金の相場について解説します。さらに、配送費を安く抑えるためのコツや、業者別の配送プランの特徴と値段についても解説しました。大型荷物の配送サービスをお得に利用したい方はぜひ参考にしてください。

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配送時、大型荷物になるサイズと重量を知っておこう

大きなサイズや重量の荷物は、配送サービスで大型荷物として扱われます。大型荷物にあてはまるサイズや重量は配送サービスによって異なるため、荷物を送る前に確認が必要です。

一般的に大型荷物として扱われることが多いサイズと重量は以下の通りです。

サイズ 縦横高さの3辺を合計した長さ160cm以上 最大200cm以内~260cm以内
※1辺あたりの長さに制限が設けられている場合あり
重量 25kg以上、最大30kg~50kg以内

たとえば佐川急便の場合、3辺を合計した長さが160cmを超えて260cm以内、重量50kgまでの荷物や複数個口の荷物が大型荷物の対象です。

荷物のサイズや重量が大型荷物の基準を超えている場合は、チャーター便などさらに大きな荷物向けの配送サービスが必要となります。ただし、一般的な引っ越しで運ぶ荷物の多くは、大型荷物として配送することが可能です。

なお、家庭内で大型荷物にあたる可能性があるものには、以下のような製品があります。製品ごとの記事も合わせてご参照ください。

大型荷物の配送費を安く抑えるコツ&注意点

ここからは、大型荷物の配送費を安く抑えるコツとして3つのポイントを解説します。

なお、引っ越しで家電を運んでもらう場合の注意点と、家電の買い替えタイミングを知りたい方は「引っ越しで家電を運んでもらう場合の注意点と、買い替えのタイミング」をご覧ください。

複数の業者から見積もりをとる

大型荷物の配送費を安く抑える1つ目のコツは、複数の業者から見積もりをとって、料金を比較することです。

大型荷物の配送費は、荷物の量だけでなく、移動距離やその他の条件で変わる場合があります。そのため、引っ越し業者に大型荷物の配送を依頼するときは、見積もりをとらなければ具体的な料金が分かりません。複数の業者から取得した見積もりを比較して決めるのがよいでしょう。

大型荷物の配送費を抑えるコツ

大型荷物の特性に合った配送プランを選ぶ

大型荷物の配送費を安く抑える2つ目のコツは、荷物の種類に合わせて適切な配送プランを選ぶことです。

たとえば、精密機器などの壊れやすい大型荷物を送る場合や、高額な大型荷物を送る場合は、利用すべき配送プランが異なります。故障や紛失などが起きてしまった場合に備えて保険をかけるなど、荷物の特性に合わせたプラン選びが重要です。

また、ゴルフ用品など特殊な形状の大型荷物を送る場合は、専用の梱包が必要となります。荷物の特性に合わない配送プランを選んでしまうと、配送トラブルなどで余計なコストがかかるリスクがあるため、注意が必要です。大型荷物の特性に合わせて、最適な配送プランを選びましょう。

古くなった大型家電は買い替えも検討する

大型荷物の配送費を安く抑える3つ目のコツは、古くなった大型家電は買い替えも検討することです。

冷蔵庫などの大きな家電は、引っ越しで運搬するよりも買い替えた方が安く済む場合があります。大きな家電は廃棄するために費用がかかりますが、リサイクルショップなどで売ればコストを抑えることが可能です。

また、古い家電と比較して、最近の家電は省エネ性能が高く電気代を節約できる製品が増えています。大型家電が古くなっている場合は、買い替えも選択肢に含めて引っ越し時に検討しましょう。

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大型荷物の配送相場はどれくらい?業者別プランで比較してみよう

ここからは、大型荷物の配送相場と、配送プランの特徴について業者別に解説します。

大型荷物を配送する際の相場は?

大型荷物を1個から配送できるサービスや、一定のサイズ内なら何個でも配送料金が変わらないサービスなど、業者によって料金設定は様々です。

そこで、相場を知るための目安として、3辺合計の長さが350cm程度の荷物を、隣接する都道府県の間で送る場合にかかる配送料金を業者別にまとめます。

 

会社名 プラン 料金
キタザワ引越センター 一発予約家財宅配便 8,000円~
ムービングエス 小口プラン 8,000円~
ヤマトホームコンビニエンス らくらく家財宅急便 15,050円~
日本通運 単身パック 16,000円~
サカイ引越センター せつやくコース 20,000円
アーク引越センター 大物限定プラン 20,000円~

上記の表は、1人~2人暮らしの引っ越しで想定される荷物量に対する料金です。この規模のコンパクトな引っ越しであれば、大型荷物を配送する際の相場は8,000円から20,000円までに収まります。

荷物量や移動距離が増えたり、引っ越しシーズン中に配送したりする場合は、配送料の相場は、より高くなる傾向です。

大型荷物を配送できるプラン

【業者別】大型荷物を配送できるお得なプラン

ここでは、引っ越しの際などに大型荷物を配送できる各業者のお得なプランを紹介します。引っ越し時に大型荷物の配送を検討する方は、参考にしていただければと思います。

ヤマトホームコンビニエンス らくらく家財宅急便

ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便では、家具1点から配送することが可能です。また、大型荷物の梱包作業から新居での開梱、設置までまとめて依頼できます。

らくらく家財宅急便で送れる荷物のサイズ規定は、以下の通りです。料金は、荷物の3辺(高さ+幅+奥行)合計にあわせて9区分に分かれています。

サイズ 荷物の高さ+幅+奥行の3辺合計が450cm以下
最長辺は250cm以下
天地がある荷物は高さ200cm以下
重量 150kg以下
但し、100kgを超える荷物に対しては追加の作業料金が必要

サカイ引越センター せつやくコース

サカイ引越センターのせつやくコースでは、大型荷物の梱包から搬入、設置までを依頼できます。

また、節約コースには10分間サービスという作業が含まれていて、荷解き後の掃除や片付け、家具の配置換えなどを手伝ってもらうことが可能です。

アーク引越センター 大物限定プラン

アーク引越センターの大物限定プランでも、大型荷物の梱包から搬入、設置までを依頼できます。

大物限定プランには特典が多く、最大50枚までの段ボールや2枚までの布団袋、5個までのハンガーボックスの利用が無料です。また、土日祝日や繁忙期を除く毎月1日~20日は特別割引があります。

赤帽いいとも 家財運搬

赤帽いいともの家財運搬でも、大型荷物の荷造りや運搬、設置を依頼できます。また、家財1点につき100円で荷物の保管サービスを利用可能です。ただし、赤帽いいともの家財運搬サービスは関東の首都圏近郊エリアが対象となっています。

運ぶ数を減らすなら、大型荷物を処分・売却するのもアリ

新居に荷物が入りきらない場合や、送料を抑えたい場合は、運ぶ荷物の点数を減らすことも検討しましょう。不用品や状態が悪いものは処分し、状態が良いものは売却することがおすすめです。

荷物を処分するときの注意点は、「引っ越し時の不用品処分の方法とは?トラブルを避けるための注意点」の記事をご覧ください。

不用品を処分する

荷物を売却するときは、近隣のリサイクルショップや買取業者で下取りしてもらう方法や、Webサービスを使う方法があります。

リサイクルショップや買取業者では、状態の良い家具や人気製品を高値で下取りしてもらうことが可能です。ただし、状態が悪い製品や季節外れの製品は値段が付かない場合もあります。

大型荷物を売却できるWebサービスは、フリマアプリのメルカリや、ネットオークションのヤフオク、掲示板サービスのジモティーなどです。Webサービスでは売却する値段を自分で設定できますが、出品や発送作業に手間がかかることや、落札者が見つからないリスクに注意が必要となります。

大型荷物を売却する詳しい方法は、別記事の家具を処分し、換金する方法をご覧ください。

引っ越し時の大型荷物の配送手配や引っ越しの手続きはお早めに

大型荷物として扱われる家電などを配送する場合は、複数の業者から見積もりをとって最適なプランを選ぶことがポイントです。また、古くなった荷物は引っ越しの際に処分・売却することも検討しましょう。

引っ越しの手続きがかかは手間と時間るため、早めにスタートすることをおすすめします。無料サービス「引越れんらく帳」を使えば、面倒な引っ越し手続きをWeb上から一括で行うことが可能です。引越れんらく帳なら、電気やガス、水道のほか電話や通信など複数の業者に対して、引っ越し手続きが1回で完了できます。

引っ越し作業を効率よく終わらせたい方は、ぜひ引越れんらく帳を利用してみてはいかがでしょうか。

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