引っ越し費用の相場を解説!見積もりの流れ、費用を抑える方法も
引っ越しで気になるのはやはり費用面。引っ越し費用は、引っ越しを行う時期や移動距離、荷物の量などによって変わってきます。ここでは、単身もしくは家族で引っ越しを予定している方に向けて、引っ越し費用の相場について詳しく解説します。見積もりを取るまでの流れや、引っ越し費用を抑えるコツなどもあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
◆引っ越しでやることリスト38!手続きや荷造り作業など総まとめ
◆引っ越しの見積もり金額を抑えるには?業者に依頼するときの流れ・注意点
◆【2023年-2024年版】引っ越しに縁起の良い日取りカレンダー
引っ越し費用は何によって決まる?
引っ越し業者に荷物の運搬を依頼しようと考えている方は多いでしょう。どの時期に引っ越しても費用は同じではなく、繁忙期か通常期か、距離や荷物の量がどれくらいかなどによって、数万円程度費用に差が出ることもあります。
ここからは、引っ越し費用を決める要素について詳しく解説します。
引っ越し時期
引っ越しの時期と引っ越し費用は大きく関係しています。引っ越し依頼が集中する時期は予約が取りにくく、引っ越し費用も高くなる傾向にあります。
引っ越し業界では、一般的に2~4月が繁忙期となっており、1年で最も引っ越し料金が高い時期です。4月の新生活に合わせて引っ越し需要が高まり、引っ越し費用も値上がりします。また、9月ごろも秋の異動や新学期などに際して、比較的高額になります。
反対に、11月ごろは、秋の引っ越し需要が落ち着くため、引っ越し費用は比較的安くなっています。また、1か月のなかでは、祝日や月末に引っ越しの依頼が集中しやすく、料金は割高になります。
繁忙期や引っ越し料金が安い時期について、より詳しく知りたい方は「引っ越しの繁忙期はいつ?料金を安く抑えるコツも解説」「引っ越しの安い時期はいつ?曜日や時間帯、家賃が安い時期もまとめて解説!」の記事もあわせてご覧ください。
移動距離
引っ越し費用は、移動距離が長くなればなるほど高くなります。移動距離が長い分、運搬にかかるガソリン代や高速代、作業員のコストなどが多くかかるため、同一県内での引っ越しよりも、県外へ移動する方が必然的に料金は高くなります。
荷物の量(家族の人数)
荷物の量によって、運搬に使用するトラックの大きさや台数、作業員の人数などが変動します。家族が多いほど運ぶ荷物量が増えるため、トラックの台数やスタッフの人数に比例して引っ越し料金も高くなります。ファミリーに比べ単身者の引っ越しの方が安価に抑えられるのは、引っ越し費用に荷物量が大きく関係しているからです。
引っ越し費用を正確に見積もるためには、荷物の量を事前に把握しておくことが必要です。
このように、引っ越し費用は、荷物の量に伴って高くなるため、荷物の量が少ない場合は、業者を介さずにレンタカーなどを用いて引っ越しすると、費用が抑えられる場合があります。
業者を利用しないで自力で引っ越しするときの費用については、このあと詳しく説明します。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
引っ越し費用の相場はどれくらい?引っ越し時期や距離ごとに比較
引っ越し費用は、時期や距離によっても変動します。では、引っ越し費用の相場はどれくらいになるのでしょうか。ここからは、一人暮らしの場合と家族の場合に分けて、繁忙期と通常期、それぞれの引っ越し費用の相場について解説します。
一人暮らし(単身)の場合
まずは一人暮らしの引っ越し費用の相場をみていきましょう。月と曜日ごとの引っ越し料金の変動の目安は、以下のようになります。
〇月ごとの引っ越し料金目安
荷物が少ない場合 | 荷物が多い場合 | |
1月 | 47,000円 | 65,000円 |
2月 | 49,000円 | 63,000円 |
3月 | 58,000円 | 88,000円 |
4月 | 55,000円 | 82,000円 |
5月 | 50,000円 | 67,000円 |
6月 | 50,000円 | 63,000円 |
7月 | 48,000円 | 68,000円 |
8月 | 46,000円 | 58,000円 |
9月 | 49,000円 | 60,000円 |
10月 | 46,000円 | 62,000円 |
11月 | 47,000円 | 57,000円 |
12月 | 45,000円 | 64,000円 |
荷物の量に関わらず、引っ越し料金が最も高いのは3月です。反対に8月、11月などは引っ越し需要も下がるため、比較的安く引っ越しできます。また、荷物の量が多いと、荷物が少ないときの約1.2~1.5倍ほどの料金になり、数万円単位で料金に差が出ることもあります。
〇曜日ごとの引っ越し料金目安
同一都道府県内 | 県外 | |
平日 | 約40,000円 | 約78,000円 |
土日 | 約40,000円 | 約75,000円 |
祝日 | 約40,000円 | 約81,000円 |
同一都道府県内での引っ越しの場合、曜日によっての料金の大きな変化はありません。ただし、県外への引っ越しは、祝日の料金が平日よりも割高になる傾向があります。
〇【繁忙期】3月~4月
繁忙期の距離別の料金目安は以下のとおりです。
荷物が少ない場合 | 荷物が多い場合 | |
~15km未満 | 37,000円 | 49,000円 |
~50km未満 | 40,000円 | 50,000円 |
~200km未満 | 50,000円 | 60,000円 |
~500km未満 | 51,000円 | 75,000円 |
500km以上 | 60,000円 | 82,000円 |
〇【通常期】3~4月以外
通常期の距離別の料金目安は以下のとおりです。
荷物が少ない場合 | 荷物が多い場合 | |
~15km未満 | 30,000円 | 40,000円 |
~50km未満 | 35,000円 | 42,000円 |
~200km未満 | 45,000円 | 52,000円 |
~500km未満 | 52,000円 | 66,000円 |
500km以上 | 55,000円 | 70,000円 |
繁忙期と通常期では、引っ越し料金に最大で1万円以上の差がでています。また、荷物が少ない場合には、単身向けプランなどを利用して料金を抑えるなどの工夫をしてもよいでしょう。
なお、一人暮らしの引っ越しでかかる初期費用について気になる方は、より詳しく知りたい方は「一人暮らしの初期費用の相場は?敷金礼金や家賃について解説」も併せてご覧ください。
家族の場合
次に、家族の場合の引っ越し費用の相場についてみていきましょう。
家族の人数別に見た、月ごとの引っ越し料金の変動の目安は以下のようになります。
〇月ごとの引っ越し料金目安
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
1月 | 76,000円 | 94,000円 | 125,000円 |
2月 | 84,000円 | 101,000円 | 129,000円 |
3月 | 119,000円 | 153,000円 | 188,000円 |
4月 | 108,000円 | 128,000円 | 161,000円 |
5月 | 84,000円 | 104,000円 | 131,000円 |
6月 | 83,000円 | 98,000円 | 120,000円 |
7月 | 78,000円 | 104,000円 | 135,000円 |
8月 | 82,000円 | 94,000円 | 134,000円 |
9月 | 80,000円 | 101,000円 | 124,000円 |
10月 | 81,000円 | 102,000円 | 127,000円 |
11月 | 76,000円 | 110,000円 | 121,000円 |
12月 | 80,000円 | 99,000円 | 124,000円 |
家族での引っ越しの場合には、単身の引っ越しに比べて運ぶ荷物量が増えるため、時期ごとの料金差がさらに大きくなります。例えば4人家族では、一番料金が安い月が約12万円、一番料金が高い月が約19万円と、7万円ほどの料金差が発生するという結果に。
運搬する荷物量が多い場合は、できるだけ繁忙期を避けた方がよいでしょう。
〇曜日ごとの引っ越し料金目安
同一都道府県内 | 県外 | |
平日 | 約82,000円 | 約152,000円 |
土日 | 約80,000円 | 約151,000円 |
祝日 | 約83,000円 | 約186,000円 |
単身と同じく、同一都道府県内での引っ越しの場合、曜日によっての料金の大きな変化はありません。しかし、県外に引っ越す場合には注意が必要です。特に大安や祝日などは引っ越し需要が高まり、トラックやスタッフの確保が難しくなるため、料金が割高になる傾向にあります。単身の引っ越しと同じ傾向ではありますが、荷物が多い家族での引っ越しの場合のほうが、差が大きいです。
〇【繁忙期】3月~4月
繁忙期の距離別の料金目安は以下のとおりです。
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
~15km未満 | 82,000円 | 97,000円 | 115,000円 |
~50km未満 | 86,000円 | 104,000円 | 115,000円 |
~200km未満 | 112,000円 | 134,000円 | 152,000円 |
~500km未満 | 127,000円 | 181,000円 | 202,000円 |
500km以上 | 166,000円 | 192,000円 | 215,000円 |
〇【通常期】3~4月以外
通常期の距離別の料金目安は以下のとおりです。
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
~15km未満 | 65,000円 | 78,000円 | 95,000円 |
~50km未満 | 68,000円 | 78,000円 | 95,000円 |
~200km未満 | 75,000円 | 93,000円 | 130,000円 |
~500km未満 | 110,000円 | 126,000円 | 130,000円 |
500km以上 | 115,000円 | 130,000円 | 155,000円 |
繁忙期と通常期とでは、同じ引っ越し内容でも最大で7万円ほどの料金差が発生することも。家族の人数が多く、長距離の移動になる場合には、繁忙期の引っ越しをできるだけ避けたほうが料金を抑えられます。
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引っ越し費用の内訳と目安をそれぞれ解説
ここからは、引っ越し費用を構成する内訳について解説していきます。後述する引っ越し費用の見積もりをできるだけ正確に行うためには、費用の内訳を理解していることが大前提です。
引っ越しの費用は、基本運賃・実費・オプションサービスの3つの要素で構成されています。
基本運賃
引っ越しの基本運賃は、移動距離・荷物の量・作業時間などによって決まります。基本運賃は、時間制運賃か距離制運賃のいずれかで計算します。
時間制運賃…引っ越しにかかる時間をもとに運賃を決定
距離制運賃…トラックの移動距離をもとに運賃を決定
なお、基本運賃は標準引越運送約款によって定められています。時間制運賃は荷物を運ぶ距離が100㎞以内、距離制運賃は荷物を運ぶ距離が100㎞以上の場合に適用されます。
【時間制運賃の料金目安】
1~2トン車まで | 3~4トン車まで | 5~6トン車まで | |
4時間 | 13,580~20,360円 | 16,000~24,000円 | 17,940~26,900円 |
8時間 | 22,650~33,970円 | 26,670~40,010円 | 31,390~47,090円 |
8時間を超えると1時間ごとに(上限) | 3,410円 | 3,890円 | 4,670円 |
【距離制運賃の料金目安】
1~2トン車まで | 3~4トン車まで | 5~6トン車まで | |
100~110km | 25,040~37,560円 | 28,500~42,740円 | 34,650~51,970円 |
140~150km | 29,230~43,850円 | 33,300~49,940円 | 40,480~60,720円 |
190~200km | 34,480~51,720円 | 39,270~58,910円 | 47,740~71,620円 |
200km~500km | 2,760円 | 3,160円 | 3,860円 |
20kmまでを増すごとに(上限) |
実費
実費は引っ越し作業にかかる費用です。以下の要素によって変動します。
〇人件費…引っ越しに携わるスタッフの費用です。運ぶ荷物が多いほどスタッフの人件費も多くかかります。目安としては8時間以内の作業で、一人当たり10,000~15,000円程度です。
〇輸送費…移動に高速道路や有料道路を使用した場合に加算されます。
〇資材の費用…荷物を梱包する資材や段ボール、テープなどの費用です。
オプションサービス
オプションサービス利用料金は、引っ越しの基本作業(荷造り、荷解き、搬入、搬出、運送など)以外の作業にかかる費用のことです。
基本作業以外も一緒に依頼する場合には、オプションサービス利用料が発生することもあります。
例えば、ピアノの運送、エアコンの取り付け・取り外し、ハウスクリーニングなどはオプションサービスに含まれます。
項目 | 料金目安 |
エアコンの取り付け | 10,000~15,000円 |
エアコンの取り外し | 5,000~10,000円 |
ピアノの運送 | 40,000~50,000円 |
ハウスクリーニング | 7,000~58,000円 |
上記以外にも、引っ越し業者ごとに対応しているオプションサービスは異なりますので、依頼する場合には、一度内容や料金を確認しておくことをおすすめします。
ピアノ運送費用の詳細やおすすめ業者については、「【引っ越し】ピアノ運送費用の相場は?おすすめの業者・プランを紹介」をご覧ください。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
引っ越し業者の費用見積もりの流れ
引っ越し業者の大きな決め手となるのは、やはり費用面です。引っ越しにかかる費用の見通しを立て、希望に合った業者に依頼するためにも、見積もりをとることは重要です。
引っ越し費用は、距離や荷物の量などをもとに計算されます。何も情報がないと当日に手配するトラックや従業員の人数を正確に予測することができません。
引っ越しの見積もりを依頼する際には、以下の引っ越し情報を事前に用意しておきましょう。
- 新旧の住所
- 引っ越し予定日
- 引っ越し人数
- 荷物の量
- 新居の立地や間取り
なお、引っ越し業者が実際に自宅に訪問して荷物量を見ながら行う「訪問見積もり」は、基本的に以下のような流れで行われます。
① 挨拶
② 荷物量の確認
③ 引っ越しの日程や内容の確認
④ 引っ越し当日のスケジュールの確認
⑤ 引っ越し会社に料金等の確認
⑥ 見積書の作成・提示
⑦ 段ボールの受け渡し
引っ越し費用の見積もりに必要な準備や流れについて、さらに詳しく知りたい方は「引っ越しの見積もり金額を抑えるには?業者に依頼するときの流れ・注意点」もあわせてチェックしてみてください。
相見積もりをして、複数の業者の金額を比較しよう!
引っ越し料金の見積もり金額は業者によって異なります。一社だけでは引っ越し費用が適切か判断することは難しいため、複数の業者で見積もり金額を比較する「相見積もり」を行うのがおすすめです。
ある程度引っ越し業者を絞り込んでいる場合には、個別に電話やメール等で問い合わせて見積もりを依頼してもよいでしょう。比較したい業者が決まっていない場合には、一括見積サイトを利用すると効率的に情報収集ができます。
なお、事前に、引っ越し費用の相場や料金体系などは調べておきましょう。引っ越し費用の相場がわかっていないと、提示された金額が適切かどうか判断できなくなってしまうからです。
訪問見積もりを依頼する場合には、部屋を片付けて荷物の整理整頓をしておくことをおすすめします。引っ越し費用は荷物量と大きく関係するため、おおよその荷物量を業者が把握できる形にしておくことで、見積もりの精度を高めることができます。当日までに処分する予定の物には、印をつけて識別しやすくするとよいでしょう。
一括引っ越し見積もりサイト例
数多くある引っ越し業者の中から、気になる業者を絞り込むのは大変な作業です。「どの引っ越し業者に依頼するか決めていない」「引っ越し業者のおすすめかわからない」とお悩みの場合には、一括引っ越し見積もりサイトを活用してもよいでしょう。
一括引っ越し見積もりサイトでは、基本情報を入力すると複数社の引っ越し見積もり金額を同時に比較できます。主な一括引っ越し見積もりサイトは、以下のとおりです。
サイト | 登録業者 | 備考 |
価格.com引越し | 100社以上 | 3分で情報入力が完了。地域・引っ越しタイプ・引っ越し業者別に口コミが見られる。 |
SUUMO引越し | 140社以上 | 大手から地域密着型の業者まで幅広く厳選。メールのみでも見積もりができる。 |
LIFULL引越し | 130社以上 | 引っ越し料金が最大60%割引になる。赤帽とも提携。 |
引越し侍 | 330社以上 | 提携業者数最大。ランキングや豊富な口コミの中から業者が選べる。 |
ズバット引越し比較 | 220社以上 | 最大12社に一括で見積もり依頼ができる。業者の選び方やランキングもサイト内で解説。 |
手続きラクっとNAVI | 60社以上 | 専任コンシェルジュがまとめて見積もりを集めてくれるため、引っ越し業者からの営業電話がない。 |
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
業者を利用しない場合の引っ越し費用の相場は?
距離や費用面などから、引っ越し業者を介するのではなく、自力での引っ越しを検討中の方もいるでしょう。
自力で引っ越しする場合にかかる主な費用は、以下のとおりです。
- 車両のレンタル代
- 高速代、ガソリン代
- ダンボールやテープなどの資材
- 協力者へのお礼
ほかにも、個人事業主(軽貨物ドライバー)が集まった組織である「赤帽」に依頼することで、費用が安く済む場合があります。赤帽を利用した引っ越しは、単身者や家族の人数が少なく、運ぶ荷物がそれほど多くない場合に特におすすめです。
赤帽についての詳しい説明や料金相場などは「赤帽の引っ越しは安いって本当?料金相場と他社比較を解説」をご一読ください。
ここからは、単身者と家族の場合にわけて、自力で引っ越ししたときにかかる費用についてまとめていきます。
一人暮らしの場合
30km程度の引っ越しを自力で行うことを想定した場合の料金相場は、以下のとおりです。
自力 | 赤帽 | 引っ越し業者 |
約20,000円 | 約20,350円 | 約40,000円 |
自力で引っ越しをする場合に一番費用がかかるのは、車両のレンタル代です。そのほか、梱包から荷物の搬入搬出まで、業者に依頼できる部分をすべて自分たちで行うことになります。
料金はあくまでも目安ですが、自力での引っ越しは引っ越し業者を利用する場合の半分ほどの金額でできる場合があります。
家族の場合
2~4人家族が自力で引っ越しをした場合を想定した料金相場は、以下のとおりです。
自力 | 赤帽 |
約60,000円~100,000円程度 | 約40,000円(ご家族引越し小) |
約54,000円(ご家族引越し中) | |
約68,000円(ご家族引越し大) |
引っ越し業者依頼価格(通常期) | |
2人家族 | 約68,000円 |
3人家族 | 約78,000円 |
4人家族 | 約95,000円 |
家族での引っ越しの場合には、運搬する荷物量によって料金もさまざまです。荷物量が多く、荷造りや運搬が大変な場合には、赤帽や引っ越し業者に依頼した方が楽な場合もあります。
電気、ガス、水道などの引っ越し手続きを一括完了
引っ越しの費用を抑える方法6選
引っ越し時期を調整できる場合には、できるだけ繁忙期を避けて引っ越し予定を組むとよいでしょう。
〇不用品を捨てて荷物を減らす
運ぶ荷物量が増えるほど、引っ越し料金は上がります。新居に引っ越しする前に、使わなくなった家具・家電・日用品等は処分しておきましょう。不用品回収業者に引き取ってもらうだけでなく、リサイクルショップで買い取りをしてもらう、フリマアプリなどを利用して売るといった方法もあります。
〇引っ越し作業の開始時間を指定しない
引っ越し当日、時間に余裕がある場合には、開始時間を特に指定しない「フリー便」を使う方法もあります。フリー便では、引っ越し業者側の空き状況に合わせて引っ越しスケジュールが組まれるため、時間を指定するよりも値段を抑えることができます。
〇ダンボールを自分で調達する
引っ越しに使うダンボールは、引っ越し業者から無料で提供されており、50枚程度を上限とする場合が多いです。しかし業者によっては、ダンボールの提供がなかったり、単身者の場合には、無料で提供される上限が少なかったりする場合もあります。
引っ越し準備中に、ダンボールが足りなくなった場合には、ホームセンターで購入したり、店舗から無料でもらったりすると費用を安く抑えられます。
〇値引き交渉する
値引き交渉をした結果、最初に提示された見積額よりも安くしてもらえるケースもあります
例えば、相見積もりをした他社の金額を提示して交渉すると、金額を融通してもらえる場合もありますので、見積もりで掲示された金額よりも安くすることはできないか、一度業者の人に相談してみるとよいでしょう。
「引越れんらく帳」ならインターネットやライフラインの手続きをまとめて一括申請!
この記事では、引っ越し費用の相場や見積もりをとる際の流れなどについて解説しました。引っ越し費用は、時期や荷物量などによって変動します。空いている時期に引っ越し予定を組んだり、不用品を処分したりすることで、引っ越し料金を抑えることができます。引っ越し業者を決める際には、複数の業者の見積もりを比較検討し、最も合う業者を選ぶようにしましょう。
また、引っ越しが決まると、ライフラインなどのさまざまな変更手続きもしなくてはなりません。事業者ごとに手続きすると手間と時間がかかり、抜け漏れが起こるリスクも高まります。そんな引っ越しのライフライン手続きを、一括で済ませられるサービスに「引越れんらく帳」があります。
「引越れんらく帳」は一度の情報入力で、電気、ガス、水道、インターネットなどの住所変更手続きをまとめて行えるサービスです。メールアドレスや各種IDですぐに登録が完了し、手続きはスマホから24時間いつでもできます。
引っ越し準備の空き時間を利用して、まとめてライフラインの各種手続きを済ませたい方は、ぜひ「引越れんらく帳」をご活用ください。
◆引っ越しでやることリスト38!手続きや荷造り作業など総まとめ
◆引っ越しの見積もり金額を抑えるには?業者に依頼するときの流れ・注意点
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