mineoの速度はどのくらい？パケット放題 Plusの使い方も解説

「mineoの速度はどのくらい出るの？」

「他社と比べてmineoは使いやすい？」

mineoへの乗り換えを検討されている方で上記のような疑問を抱えている方はいらっしゃいませんか？

mineoは他社にはないプランを複数提供しており、理解して使えば便利です。

また複数回線に対応しているために、ドコモからmineo、auからmineoなどさまざまなキャリアからの乗り換えが比較的簡単に行えます。

ただし初めての方にはどんなプランなのか？どのくらいの速度が出るのか？がわかりにくいかもしれません。

mineoの通信速度を他社と比較すると下記のように表すことができます。

キャリア	通信速度	月額料金（税込）
ahamo	下り： 70.78Mbps 上り： 10.16Mbps	20GB：2,970円〜
LINEMO	下り： 59.01Mbps 上り： 14.22Mbps	ミニプラン（3GB)：990円〜
UQモバイル	下り： 108.36Mbps 上り： 17.49Mbps	トクトクプラン（〜1GB）990円〜
ワイモバイル	下り： 92.72Mbps 上り： 17.27Mbps	シンプルS（3GB)：990円〜
povo	下り： 98.28Mbps 上り： 17.21Mbps	トッピング（30日間）：990円〜
楽天モバイル	下り： 136.37Mbps 上り： 33.45Mbps	3GB：1,078円〜
OCNモバイルONE	下り： 36.8Mbps 上り： 9.44Mbps	500MB：550円〜
mineo	下り： 53.88Mbps 上り： 12.36Mbps	マイピタ1GB（デュアルタイプ）：1,298円〜
イオンモバイル	下り： 33.5Mbps 上り： 7.74Mbps	さいてきプラン0.5GB（音声プラン）：803円〜
IIJmio	下り： 45.58Mbps 上り： 10.65Mbps	2GB：850円〜
LIBMO	下り： 30.28Mbps 上り： 9.93Mbps	なっとくプラン（3GB)：980円〜
BIC SIM	下り： 31.79Mbps 上り： 11.46Mbps	2GB：850円〜

mineoはマイピタプランの場合は上記の通信速度となりますが、通信速度ごとにプランを選択できるマイそくプランであれば、32kbps〜最大3Mbpsで利用することが可能です。

本記事では、mineoの通信速度とプランについて徹底解説します。

「格安SIMの通信速度はどれくらいあればどんなことができるのか？」も解説するのでぜひ気になる部分だけでもチェックしていってくださいね。

その他、当サイトでは楽天モバイルを無料で運用する方法も解説しています。

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mineoはどの回線がいい？

mineoには「Dプラン（ドコモ回線）」「Aプラン（au回線）」「Sプラン（ソフトバンク回線）」の3種類の回線を取り扱っています。

mineoを始めとした「格安SIM」「mvno」と呼ばれる形態のサービスは、上記3社のいずれかから回線を借りて運営していますが、mineoのように3社から選べるのは珍しいです。

とはいえ、上記3社は全て人口カバー率99%以上かつ、4Gの高速通信なのでほとんどこだわる必要はありません。好みで選んでOKです。

例外的に、自宅がドコモしか電波が入らないようならドコモを選ぶなどがありますが、基本的には3社のどれを選んでも同じサービスが受けられます。

Dプラン/Aプラン/Sプランの速度比較

mineoのドコモプラン、auプラン、ソフトバンクプランの2023年4月6日時点での平均速度はこのようになっています。

• ドコモ：37.37Mbps
• au：41.26Mbps
• ソフトバンク：66.47Mbps
  （参考：「みんなのネット回線速度」）

こちらはあくまで平均速度なので一概には言えませんが、上記サイトに寄せられた口コミの結果によると、ソフトバンクが一番速いようです。

様々な条件で速度は変化するため一概には言えませんが「少しでも速度が速い方がいい！」という方はソフトバンク回線を選ぶとよいでしょう。

mineoの速度は他社と比べてどう？

mineoを含めた主要スマホキャリアの2024/04/20時点での速度はこちらです。

キャリア	速度
mineo	下り： 53.88Mbps 上り： 12.36Mbps
ドコモ	下り： 133.64Mbps 上り： 15.78Mbps
au	下り： 130.33Mbps 上り： 17.97Mbps
ソフトバンク	下り： 100.33Mbps 上り： 17.96Mbps
ahamo	下り： 70.78Mbps 上り： 10.16Mbps
povo	下り： 98.28Mbps 上り： 17.21Mbps
LINEMO	下り： 59.01Mbps 上り： 14.22Mbps
ワイモバイル	下り： 92.72Mbps 上り： 17.27Mbps
UQモバイル	下り： 108.36Mbps 上り： 17.49Mbps
IIJmio	下り： 45.58Mbps 上り： 10.65Mbps
OCNモバイルONE	下り： 36.8Mbps 上り： 9.44Mbps
BIGLOBEモバイル	下り： 25.5Mbps 上り： 8.49Mbps

（参考：2024/04/20現在「みんなのネット回線速度」）

ドコモ、au、ソフトバンクの3社は回線の大元なので速度が速く、各社のサブブランドであるahamo、povo、LINEMO、ワイモバイル、UQモバイルも安定した速度となっております。

IIJmio、OCNモバイルONE、BIGLOBEモバイルなどはmineoと同じ格安SIMなので同等な速度になっております。mineoは大手キャリアほどは高速ではないことがわかります。

とはいえ、普通にスマホを使うにあたって何十Mbpsもは必要ありません。「どのくらいの速度で何ができるのか？」は後述するので参考にしてください。

なお、他社から乗り換え予定の方は、mineoへの乗り換え手順を確認しておきましょう。

mineoの4Gの速度は約75Mbps以上

mineoの基本的なプラン（マイピタ）での高速通信の速度は4G通信であり、理論値では75Mbps以上となります。

これだけの速度があれば、高画質の動画のダウンロードやビデオ通話など、普通に使いたいことはほぼなんでもできます。

時間帯、地域、天候など様々な要因により速度は下がり、75Mbpsが出ることはほぼありませんが、平均して30〜40Mbpsくらいは出ます。この速度でも日常的に不便することはまずないので、mineoの高速通信は安心して使えます。

mineoの5Gの速度は最大10Gpbs

mineoでは申し込み不要、利用料金無料で5G通信が利用できます。

5G通信とは（5 Generation/第五世代）の意味で、4G通信の次の世代の通信方式です。

徐々に5G通信対応エリアが広がってきているので、自分の生活圏内が5G通信対応エリアかどうかを以下から確認してみてください。

• ドコモ（Dプラン）対応エリア
• au（Aプラン）対応エリア
• ソフトバンク（Sプラン）対応エリア

5G対応エリアではスマホの上部に「5G」の表示がされ、5G通信がされていることが確認できます。

5G通信は最大10Gbpsの通信が可能で、これは4Gの100倍以上、光回線の5倍以上の速度です！

驚異的なスピードですが、表示上は5G通信になっていても4G並の速度、あるいは4G以下の速度になることもまだあります。完全に5Gが実用化されるにはもう少し時間がかかりそうです。

なお、mineoの5G通信オプションは無料で利用できるため、対応機種を準備するだけで高速通信を楽しめます。

mineoには低速〜中速プランも

そもそも、mineoのセールスポイントは高速通信ではありません。

できるだけスマホで高速通信がしたい方は、ドコモやauなどの大手キャリアか、そのサブブランドを利用しましょう。

mineoには、高速通信可能な「マイピタ」以外に低速や中速のプランが豊富で、月額料金を抑えながら必要なだけスマホを使えるのがウリとなっています。

次項以降でmineoの低速、中速プランを解説します。

mineoの速度と料金プランは？

mineoの料金プランを速度と共に順番に解説していきます。

• 高速通信の「マイピタ」
• マイピタにプラスできる「パケット放題 Plus」
• 低速〜中速が選べる「マイそく」
• 夜間フリー
• mineoの通話プラン

以下でそれぞれを解説します。基本的にmineoを使う方は「マイピタ」か「マイそく」のどちらかを選ぶことになります。

高速通信の「マイピタ」

マイピタはmineoの基本プランで、他社のスマホキャリアと同じく「月◯GB/●円」のプランです。4Gの高速通信が使えるので、どなたでも快適に使うことができます。

マイピタデータ容量	デュアルタイプ	シングルタイプ
1GB	1,298円	880円
5GB	1,518円	1,265円
10GB	1,958円	1,705円
20GB	2,178円	1,925円

「デュアルタイプ」とは音声通話とデータ通信がセットになったプランで「シングルタイプ」はデータ通信のみのプランです。普通に使う場合にはデュアルタイプがおすすめです。

ちなみに20GBはahamoは2,970円（税込）、LINEMOは2,728円（税込）、mineoは全体的に割安と言えます。

次に紹介する「パケット放題 Plus」や「マイピタ」はトリッキーな面があるプランなので「何も考えずにとりあえず安く使いたい！」という方はマイピタをおすすめします。

マイピタにプラスできる「パケット放題 Plus」

パケット放題 Plusは「マイピタ」に追加する月額385円（税込）のオプションです。

パケット放題 Plusをつけると、データ容量を使い切った後でも通信速度が1.5Mbpsになります。

1.5Mbpsと聞いてもピンとこないかと思いますが、LINEやメール、SNS閲覧、ウェブ検索などほとんどのことが不便なくできる速度です。高画質の動画やビデオ通話に適していないだけです。

パケット放題 Plusはマイピタの1GBと5GBプランでのみ月額385円（税込）かかり、10GBと20GBプランでは無料で使えます（申し込みが必要）。（シングルタイプの1GBにつけることはできません。5GBなら可能です）

1GBプランの場合は1,298円（税込）+385円（税込）=1,683円（税込）、5GBプランの場合は1,903円（税込）で使えます。

2,000円（税込）未満で、1.5Mbpsという中速度ではありますがネットが使い放題になるので「それほど高速通信は要らないから、節約したい！」という方に人気となっております。

なお、mineoのパケット放題Plusはテザリングを無料で利用できるため、Wi-Fiの代わりとして利用することも可能です。

低速〜中速が選べる「マイそく」

mineoにはマイピタ以外に「マイそく」というプランがあります。こちらは低速〜中速しか使えない代わりにかなり月額が安くなっております。

マイそくプラン名	最大速度	月額
スーパーライト	32kbps	250円
ライト	300kbps	660円
スタンダード	1.5Mbps	990円
プレミアム	3Mbps	2,200円

それぞれの速度でどのくらいのことができるのかは後述しますが、ライトの300kbpsというのは一般的にデータを使い切って通信制限がかかった状態です。

スーパーライトの32kbpsはそれよりも遅いので、ほぼメールとLINEしかできない状態です。

逆にプレミアムの3Mbpは、最高画質の動画を見る時以外はほぼ不便は感じないくらいの速度です。

このように低速〜中速で使い放題で使え、月額を大幅に節約できるのが「マイそく」です。

マイそくにはもうひとつ平日の12:00〜13:00のお昼休みの時間は超低速（32kbps）になるという特徴があります。この時間は多くの人がネットを使って混雑するため、通信が制限される形になります。

マイそくも上述のパケット放題 Plusも、Wi-Fi環境にいることが多い方や、ポケットWi-Fiをいつも持ち歩いている方におすすめです。

夜間フリー【2023年3月17日スタート】

夜間フリーはマイピタか、マイそく（スタンダード、プレミアムのみ）を契約中の方のみが申し込めるオプションサービスです。

夜間フリーは月額990円（税込）で加入すると、毎日22:30〜7:30の間、高速通信が無制限に使えます。

ここまでに紹介した低速や中速ではなく、30〜40Mbpsの高速通信がその時間帯は使い放題になります。

自宅にWi-Fiがなく、夜遅い時間にスマホを見て過ごしている方にはおすすめのプランです。

例えば、マイピタ1GB（音声通話付きプラン）の1,298円（税込）に夜間フリー990円（税込）で月2,288円（税込）で深夜〜早朝の間使い放題になるので、使い方によってはかなりお得になります。

mineoの通話プランは3種類+1アプリ

mineoには通話オプションが3種類と、それとは別で1つの通話アプリがあります。

• 10分通話パック：110円（税込）/月
• 10分かけ放題：550円（税込）/月
• 時間無制限かけ放題：1,210円（税込）/月

• mineoでんわ（アプリ）：通話料金が半額に

mineoで何も通話オプションに加入しないと、通話料金は30秒あたり22円（税込）です。

月に5分以上通話する場合は「10分/月かけ放題」に加入した方がお得になります。

また、1回あたり10分なら無料になるオプションと、通話全てが無料になるオプションがあります。

通常の電話アプリではなく「mineoでんわ」アプリを使うと、通話料金が半額（10円（税込）/30秒）になります。

mineoでんわアプリは、他の通話オプションと併用ができないので、なんらかの通話オプションにはいるか、mineoでんわを使うかどちらかを使うのがおすすめです。

なお、mineoでんわのプレフィックス通信について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

mineoのパケット放題 Plusをレビュー！

mineoは「パケット放題 Plus」が登場してから、大きな注目を浴びるようになりました。

「中速度（1.5Mbps）で使い放題」という新しいプランを提案することで、大手3社にも負けない存在感を放っています。

• mineoのパケット放題 Plusの評判は？
• mineoのパケット放題 Plusの使い方は？
• mineoのパケット放題 Plusはテザリングは使える？
• mineoのパケット放題 Plusの切替方法は？
• mineoのパケット放題 Plusに通信制限はある？
• mineoのパケット放題 Plusは日割りになる？

ここではパケット放題 Plusについてさらに詳しく解説していきます。

mineoのパケット放題 Plusの評判は？

SNSから、パケット放題 Plusについての口コミをいくつか紹介します。

パケット放題 Plusは「最大1.5Mbps」というサービスですが、基本的にはそれより遅く、1Mbps以下のこともあるようです。

希なケースとして、1.6Mbps出ることもあるようですね。

こちらで紹介した以外でも、mineoのパケット放題 Plusは「普通に使う分には十分」という方が非常に多いです。

mineoのパケット放題 Plusの使い方は？

パケット放題 Plusは最大速度が1.5Mbpsですが、この速度でもスマホで行うほとんどのことができます。

パケット放題 Plus（1.5Mbps）でも普通にできること

• LINE
• メールのチェック
• ほとんどのSNS
• IP通話
• リアルタイム性の低いゲーム

パケット放題 Plus（1.5Mbps）ではおすすめしないこと

• 高画質の動画閲覧
• 動画メインのSNS
• ビデオ通話
• リアルタイム性の高いゲーム
• 大きなファイルのアップロード、ダウンロード

以上のようにできること、おすすめしないことがあります。「おすすめしないこと」の項目に書いているものも、じっくり時間をかければできますが、快適とは言えないのでおすすめしません。

パケット放題 Plusの1.5Mbpsでも、日常的な活動の大半は不便なく行えます。

mineoのパケット放題 Plusはテザリングは使える？

mineoのパケット放題 Plusの利用中にテザリングは使えます。

テザリングとは、スマホをポケットWi-Fiのように使う方法です。スマホをWi-Fiの親機として使い、パソコンやタブレットをインターネットに繋ぐことができます。

とはいえ、パソコンやタブレットは画面が大きい分、スマホよりも多くのデータ容量を消費します。パケット放題 Plusは1.5Mbpsの中速度なので、タブレットやパソコンではより遅さが目立ちます。

緊急時に使うことはできますが、日常使いするにはあまりにも速度が遅く、ストレスを感じる可能性が高いのでおすすめしません。

mineoのパケット放題 Plusの切り替え方法は？

パケット放題 Plusは、スイッチをON/OFFできます。

mineoのマイページか、mineoアプリ内の「mineoスイッチ」で節約ONになっていればパケット放題 Plusが有効になり、データ容量を消費しません。

マイピタで1GB〜20GBのデータ容量を契約しますが、その容量を消費して高速通信をしたい場合は「節約OFF」にし、中速で使いたい場合は「節約ON」にしましょう。

mineoのパケット放題 Plusに通信制限はある！？

パケット放題 Plusには、3日間で10GB以上通信すると通信制限がかかります。

といっても、そもそも1.5Mbpsの中速なので3日間で10GB以上通信するのは普通の使い方ではあり得ません。

10GBは標準画質の動画で約20時間と言われているので、1日約7時間動画を見続ける×3日間で到達することになります。

実際にはもっと速く制限が来たり、遅く来る可能性もあります。どちらにしてもパケット放題 Plusでも使いすぎると通信制限がされることを知っておきましょう。

制限中は200kbpsの速度になり、制限のかかった翌日には解除されます。

3日間で10GBを超えそうな場合はmineoスイッチで「節約OFF」にし、高速データ容量を消費して通信するなどの工夫をしましょう。

mineoのパケット放題 Plusは日割りになる？

mineoのパケット放題 Plusは日割りになります。

申し込みした月も、解約した月も、月の途中であれば日割りになります。

といってもパケット放題 Plusは月額385円（税込）なので、1日あたり13円（税込）程度です。それほど神経質に気にしすぎないで良さそうです。

スマホを快適に使うのに必要な速度は？

mineoは大きく分けてマイピタとマイそくの2つのプランがあり、それぞれに速度が違います。

プラン名	最大速度	月額
マイそく：スーパーライト	32kbps	250円
マイそく：ライト	300kbps	660円
マイそく：スタンダード	1.5Mbps	990円
パケット放題 Plus	1.5Mbps	385円（オプション）
マイそく：プレミアム	3Mbps	2,200円
マイピタ（通常のプラン）	75Mbps	880円〜2,178円

スマホではLINEやメール、動画閲覧など様々な種類のアプリを使います。

使うアプリの種類ややりとりするデータによって快適に使える速度が変わります。

自分が使う頻度の多いアプリがどのくらいの速度が必要なのかをチェックし、プランを選んでみましょう。

• LINEやメールに必要な速度：32kbps
• QRコード決済やIP通話に必要な速度：300kbps
• SNS閲覧に必要な速度：1.5Mbps
• 動画視聴に必要な速度：3Mbps
• ビデオ会議に必要な速度：10Mbps以上

LINEやメールに必要な速度：32kbps

LINEのテキスト（文章）の送信や、メールの送受信は32kbps程度でできます。マイそくのスーパーライト（月額250円（税込））の速度です。

LINEやメールの中でも、スタンプや写真、動画の送受信には時間がかかります。

32kbpsという速度は一般的には速度制限がかかっている速度で、基本的に動画閲覧もSNS閲覧もWeb検索もできません。

mineoの電話機能と合わせてマイそくスーパーライトを契約し、LINEやメールのやりとりをし、動画やSNSはWi-Fi環境で行えば快適に使えるでしょう。

QRコード決済やIP通話に必要な速度：300kbps

上述の32kbpsでは不便を感じる可能性があるのが「QRコード決済」です。

コンビニなどでQRコード決済アプリを使うにもデータ通信が必要で、そのために必要なのが300kbps程度です。

また、LINEなどでIP通話をするにも300kbps程度は必要です。

300kbpsも一般的には速度制限のかかった状態なので、動画閲覧、Web検索などは全く快適に使えません。

SNS閲覧に必要な速度：1.5Mbps

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを快適に見られるのは1.5Mbps程度です。

YouTubeやTikTokなど、動画メインのサイトで高画質の動画を閲覧するには少し不安なので、画質が下がったり、読み込みに時間がかかる可能性があります。

1.5Mbpsの速度があればWeb検索もでき、QRコード決済も使えるので、ほぼ日常的に不便なく使えます。

1.5Mpbsはmineoのパケット放題 Plusとマイそくのスタンダードプラン（990円（税込）/月）で使えます。

動画視聴に必要な速度：3Mbps

YouTubeの標準画質を問題なく見られるのは3Mbpsです。高画質を視聴するには5Mbpsなので、高画質の動画を快適に見るのは期待できませんが、スマホでできるほとんどのことは違和感なくできます。

3Mbpsはマイそくプレミアム（2,200円（税込）/月）なので、この価格でほとんどのことが不便なくできる点が話題です。

ただ、マイそくシリーズは平日の12:00〜13:00のお昼休みの時間帯だけは速度制限がかかることを忘れないようにしましょう。

3Mbpsで不便を感じるのは「最高画質の動画」「快適なビデオ通話」「リアルタイム性の高いゲーム」などです。

ビデオ会議に必要な速度：10Mbps以上

zoomなどで快適にビデオ通話をするには10Mbps以上あると安心です。

マイピタも含む、一般的なスマホの高速通信は最高75Mbpsで、平均30〜40Mbpsです。

マイピタで1GB/5GB/10GB/20GBのいずれかのプランを契約して使える速度なので「低速も中速もイヤで、やはり高速通信しか認めない！」という方はマイピタプランを契約しましょう。

また、パソコンやタブレットをテザリングして使う場合は高速通信の方が快適に使えます。

「高画質の動画閲覧」「快適なビデオ通話」「リアルタイム性の高いゲーム」などを不便なく行うには高速通信が必須です。

mineoの速度が遅い！対策は？

mineoを使っている時に「スピードが遅い！」と感じることはあるかと思います。

速度が遅く感じる原因は様々なので、ここでそれぞれの原因と対策を紹介します。

• マイそくは昼（12〜13時）は繋がらない！
• mneoでは速度制限はかかる？
• mineoの速度制限はいつまで？解除される？
• 対策①データチャージをする
• 対策②Wi-Fiに接続する
• 対策③重いコンテンツは事前にダウンロードする
• 対策④mineo固有のサービスを使う

次項から詳しく解説しますが、スマホの速度は「環境、時間帯、スマホの状態」などによって様々に変化するので、一例として参考にしてください。

マイそくは昼（12〜13時）は繋がらない！

mineoには大きく分けて「マイピタ（通常プラン）」と「マイそく（低速〜中速プラン）」の2つのプランがありますが、マイそくは平日の昼間12:00〜13:00は最低速度（32kbps）になります。

mineoに限らず、平日の12〜13時は昼休みで、多くの人がスマホを使い、速度が遅くなりがちです。

だからこそマイそくでは12:00〜13:00は他人に回線をゆずることで月額が安くなっているというコンセプトです。

マイピタプランに付属の「パケット放題 Plus」は12:00〜13:00も制限なく1.5Mbpsで使えるので、平日お昼の制限がイヤな方はパケット放題 Plusを契約しましょう。

mineoで速度制限はかかる？

mineoで速度制限がかかるのは以下の3パターンで、制限時の速度はこちらです。

• 月間データ通信量を使い切った：200kbps
• パケット放題 Plusで3日で10GB使った：200kbps
• マイそくで3日で10GB使った：32kbps

月間データ通信量を使い切ると制限がかかるのはわかやすいですが、パケット放題 Plusやマイそくで3日で10GBの制限は忘れがちです。

最大200kbpsになるとほぼSNS閲覧やWeb検索は快適にはできないので、後述する何らかの方法で対策しましょう。

mineoの速度制限はいつまで？解除される？

mineoの速度制限の解除される条件を上述の3パターンで解説します。

• データ量を使い切った場合：データチャージ or 翌月1日に解除
• パケット放題 Plusの制限：制限日の翌日の朝
• マイそくの制限：制限日の翌日の朝

データ量を使い切った場合の制限は翌月の1日にパケットが付与されて解除されます。この時はほぼ午前0時に解除されるようです。

パケット放題 Plusとマイそくに関しては「制限日の翌日の朝」としか説明がされていないので、厳密に何時かは不明です。

システム状況やユーザーの数によって変わるので、午前6時〜8時くらいを目安にしておきましょう。

対策①データチャージをする

mineoで速度制限がかかった場合の基本的な対策は「データチャージをする」です。

月間のデータ容量を使い切った状態であれば、追加データチャージ100MBあたり55円（税込）でできるので、必要な分だけチャージしましょう。

「マイそく」の場合は24時間データ使い放題：198円（税込）/回のチャージができます。

緊急事態や絶対にデータ通信が必要な時に利用しましょう。

対策②Wi-Fiに接続する

どんなに通信制限がかかっていても、Wi-Fiに接続すれば快適に使えます。

通信制限時だけでなく、マイそくやパケット放題 Plus利用者はWi-Fi環境をうまく使って快適に高速通信ができます。

自宅や会社のWi-Fiだけでなく、カフェや駅の無料Wi-Fi、お手持ちのポケットWi-Fiや、友人のスマホをテザリングで使わせてもらうなど、なんとかしてWi-Fiに接続できれば低速や中速、速度制限の対策になります。

対策③重いコンテンツは事前にダウンロードする

映画やアニメ、YouTube動画や雑誌、電子書籍などは、事前にダウンロードできるものが多いです。

事前にWi-Fi環境でダウンロードしておけば、外出先でそれを見る分にはデータ容量を消費しません。

上述の「Wi-Fiに接続する」の上級版とも言えます。

自宅を出る前に「移動中にスマホで何をするか」を考えないといけないので少し手間がかかりますが、意識してみる価値はある方法です。

対策④mineo固有のサービスを使う

mineoが他社とは全く違う特徴として「フリータンク」「パケットギフト」「ゆずるね。」など、mineoユーザー同士でパケットを交換できる点です。

それらはmineoユーザーだけが参加できるコミュニティ「マイネ王」で行われます。

次項でmineo固有のサービスを詳しく紹介するので、役立つものがないかチェックしてみてください。

mineoのコミュニティ「マイネ王」とは？

mineoが他社と大きく違う点として「マイネ王」があります。mineoユーザーのみが参加できるオンラインコミュニティで以下ように様々な機能があります。

• フリータンク
• パケットギフト
• ゆずるね。
• シェアスペース
• mineoアンバサダー

これら以外にも「掲示板」や「ニュース」など一般的な機能もついているので、mineoユーザーはぜひ一度「マイネ王」にアクセスしてみてくださいね。

フリータンク【困ったら引き出してパケットを使える！】

mineoユーザーだけがアクセスできる、パケットを貯められるタンクにパケットを入れたり引き出したりできる機能です。

フリータンクから引き出すための条件はこちらです。

• 利用期間は毎月21日〜月末までの間
• １ヶ月に利用できる回数は2回まで
• 引き出せるパケットは最大500MBまで
• データ残量が1GB以下の場合のみパケット引き出しが可能

このようにいくつかの条件さえクリアできれば、最大で1GBのパケットをフリータンクから引き出して使えます。

自分のパケットが余った場合に誰かに使ってもらうためにパケットを寄付する機能もあるので、少しだけいいことをした気持ちにもなれます。

パケットギフト【mineoユーザー同士でパケットを送れる】

マイページから「パケットギフト」を選択し、データ通信量を決めて「ギフト発行」をすると、パケットをプレゼントできるコードを発行できます。

発行したコードをメールやLINEなどで渡したい相手（mineoユーザー）に送ることで、データ容量（パケット）をプレゼントできます。

一度にギフトとして送れるパケットは9.999MBまでです。

友人や知り合い、SNSの繋がりなどでmineoユーザーがいる場合はこの方法でデータ容量をプレゼントし合えます。

ゆずるね。【平日昼間の通信をゆずって特典ゲット】

mineoに限らず、平日のお昼12:00〜13:00はスマホを使う人がとても多く、通信回線が混み合います。

「ゆずるね。」では、この時間帯に通信をしないことで達成となり、達成した回数に応じて特典がもらえます。具体的な手順はこちらです。

1. 毎日11:30までに「ゆずるね。」を宣言。
2. 12時〜13時は数MB以上の通信をしない（メールやLINEで写真や動画を送らなければOK）
3. 13時まで通信を抑えられれば「達成！」
4. 1ヶ月の達成回数に応じて特典ゲット！

もらえる特典はこちらです。

• 5回達成：100MB獲得
• 10回達成：ゆずるね。深夜フリー獲得！
• 15回達成：200MB獲得
• 20回達成：パケ増し獲得

「ゆずるね。深夜フリー」とは、達成した翌月の1ヶ月間、23時〜翌7時までパケットを消費しなくなります。

「パケ増し」とは、契約容量の100%（契約しているプランと同量）が、翌月の10日頃に付与されます。

深夜フリーとパケ増しはかなり魅力的なので、余裕がある方は「ゆずるね。」を使ってみてくださいね！

mineoアンバサダー

mineoには以下の3つの「アンバサダー」制度が用意されています。

• 紹介アンバサダー
• サポートアンバサダー
• 共創アンバサダー

「紹介アンバサダー」はいわゆる友達紹介プログラムで、家族や友人にmineoを紹介すると、紹介数に応じて電子マネーがもらえます。

「サポートアンバサダー」は、mineoの先輩ユーザーとして、初心者ユーザーさんと個別チャットして使い方やmineoのシステムを教えてあげる制度です。サポートアンバサダーにはmineoからスマホ端末プレゼントなどの特典があります。

「共創アンバサダー」は、mineoの抱える課題や目標がシェアされ、事業戦略やプロモーション活動情報が閲覧できます。今後のmineoを一緒に創る体験ができます。

速度制限時に直接効果のあるアンバサダー制度はありませんが、興味がある方はmineoホームページをチェックしてみてください。

まとめ：mineoの高速/中速/低速を使いこなして節約&快適スマホライフを！

mineoには32kbps〜75Mbpsまで様々な速度のプランが用意されています。

プラン名	最大速度	月額
マイそく：スーパーライト	32kbps	250円
マイそく：ライト	300kbps	660円
マイそく：スタンダード	1.5Mbps	990円
パケット放題 Plus	1.5Mbps	385円（オプション）
マイそく：プレミアム	3Mbps	2,200円
マイピタ（1GB〜20GB）	75Mbps	880円〜2,178円

マイピタの高速通信だけを見ると、大手キャリアよりは若干見劣りする部分はありましたが、mineoの魅力は高速通信ではありません。

mineoの魅力は豊富な中速〜低速プランです。

他社ではほとんど提供されていない中速〜低速プランをいかにうまく使いこなして節約するかがmineoの魅力です。

ぜひ、節約派の方、中速や低速でも問題ない方はmineoのホームページをチェックしてみてくださいね！