「5Gに対応した格安SIMのおすすめは?」
「5Gを利用するには何をすればいい?」
「そもそも5Gってどんなメリットがあるの?」
5Gに関して、このような疑問がある方も多いのではないでしょうか。
格安SIMは現在20社以上がサービスを提供していますが、5Gにすべての格安SIMが対応しているわけではないため、5Gを利用したい場合はそれに対応した格安SIMを選ぶ必要があります。
この記事では5Gに対応した格安SIMを紹介すると同時に、格安SIMの通信速度や料金も含めそれぞれどのような方におすすめかも紹介しています。
5Gの利用に関してよくある質問や、5Gのメリット・デメリットについて紹介していますので、最後まで目を通してみてください。
また、最新のiPhoneでおすすめの格安SIMを利用したい方はこちらも併せてご覧ください。
- iPhone 14の値下げはこちら
- iPhone 15の在庫情報はこちら
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- iPhone 15シリーズの実機レビュー記事はこちら(iPhone 15/iPhone 15 Pro)
各キャリアの5G基本情報と対応エリア
2020年3月から日本で5Gサービスが開始されました。
目にする機会は増えているものの、そもそも5Gとはどのようなもので何ができるのか、はっきりとわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずは5Gとはどのようなものなのかを紹介します。
5Gとは
5G(ファイブジー)は「5th Generation」の略で、携帯電話などで利用される第5世代移動通信システムのことを指します。
5Gは「通信速度」「同時接続数」「低遅延」で進化したと言われており、従来の4Gと比べると次のとおりです。
4G | 5G | |
---|---|---|
通信 |
|
|
同時接続数 | 数台程度の接続が可能 | 100個の接続が可能 |
遅延 | オンライン会議やオンラインゲームなどでタイムラグ(遅延)を感じる | 4Gの10倍の精度でロボットなどの操作が可能 |
5Gサービスが普及することによってさまざまな電子機器がネットワークに接続されるようになり、これまでの技術が大きく進歩したり、新しいサービスが生まれたりすることで社会全体がより便利になることが期待されています。
個人でスマホを利用する場合でも、より高画質の動画を楽しめたり、VRやARなどのコンテンツを楽しんだり快適な環境でゲームができるなど、5Gの恩恵を受けられる場面は多いでしょう。
スマホ本体も新しくリリースされる機種は、5G対応されることが多くなってきているように、今後5Gはより身近になり浸透していくと考えられます。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの5G対応エリア
総務省の発表によると5Gの人口カバー率は2022年3月末で93.2%だとされています。
人口カバー率とは、「全国を500四方に区切り、そのうち半分以上をカバーしていればエリアカバー率は100%、半分未満であれば0%とみなす」という定義で計算されています。
つまり93.2%という100%に近い数値であっても、エリア別でみてみれば全く対応できていない地域があるのが現状です。
都市部では利用できることが多いですが、都市部を離れると5Gに対応していないことも多いため、5Gの利用を検討する場合まずは自分が住んでいる地域が5Gに対応しているのかを確認するのがおすすめです。
最新の5G対応状況については、公式ページから確認してみてください。
現状は上記のエリアマップの通りの状況ですが、現在各社対応エリア拡大をしており、それぞれの計画や実施状況は次のとおりです。
キャリア | 計画・実施状況 |
---|---|
ドコモ | 2024年3月までに全国すべての市区町村への展開、人口カバー率90%以上の実現をめざす |
au | 2022年3月には約5万局に達する5G基地局の構築を計画しており、700MHz帯による人口カバー率90%の5Gネットワークを整備していく予定 |
ソフトバンク | 5Gの人口カバー率が90%を突破 |
いずれにしても、各社は人口カバー率を伸ばす取り組みをしており、総務省が各携帯電話事業者の報告を取りまとめたものでは、全国の5G人口カバー率は2023年度末には95%、2025年度末に97%、2030年度末に99%と目標を掲げていると発表されています。
このことからも、今後も5Gは益々浸透していき多くの地域で利用できるようになると考えられます。
5G対応のおすすめ格安SIM比較
ここからは5Gに対応したおすすめの格安SIMを紹介します。
まずは5Gに対応した格安SIMを、回線や通信速度などと合わせて比較表で一覧にまとめました。
格安SIM |
音声通話SIM 最安月額料金 (税込) |
公式サイト |
---|---|---|
LINEMO | 990円 | https://www.linemo.jp/ |
ahamo | 2,970円 | https://ahamo.com/ |
povo | 0円 | https://povo.jp/ |
楽天モバイル | 1,078円 | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ |
ワイモバイル | 2,365円 | https://www.ymobile.jp/ |
UQモバイル | 2,365円 | https://www.uqwimax.jp/ |
mineo | 1,298円 | https://mineo.jp/ |
IIJmio | 850円 | https://www.iijmio.jp/ |
それぞれの格安SIMについて、月額料金やかけ放題のオプションなどをご紹介します。
3月24日時点の情報※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください
LINEMO|3GB以下におすすめ
料金プラン(税込) |
|
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
|
店舗情報 | なし |
通信回線 | ソフトバンク回線 |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
3GB以下のデータ通信で5G回線を利用したい方におすすめの格安SIMがLINEMOです。
LINEMOはソフトバンク回線を利用しており、多くの地域で5G回線に対応しています。
3GBまでのデータ通信を月額990円(税込)で利用でき、LINEアプリでのデータ通信をカウントしない「LINEギガフリー」で、LINE通話やビデオ通話を時間やデータ量を気にせず楽しむことができます。
標準通話に関しても、5分以内の通話が無料になる「通話準定額」、すべての通話が無料になる「通話定額」があるので、通話が多い方はあわせて利用を検討してみてください。
また、現在LINEMOでは最大半年間基本料が実質0円になるキャンペーンも実施していますので、興味のある方は確認してみてください。
ahamo|速度重視の方におすすめ
料金プラン(税込) |
|
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒(5分以内の通話は無料) |
オプション(税込) |
|
店舗情報 | なし |
通信回線 | ドコモ |
通信速度 |
|
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
公式サイト | https://ahamo.com/ |
ドコモが提供するahamoは通信速度を重視する方におすすめの5G対応格安SIMです。
当サイトで格安SIMの速度を比較してみた結果、ahamoは平均ダウンロード速度で1位、平均アップロード速度で2位という結果であり、いずれも3大キャリアと比較して遜色ない速度でした。
キャリア・格安SIM | 通信速度 |
---|---|
ahamo | 平均ダウンロード速度: 70.78Mbps 平均アップロード速度: 10.16Mbps (参考:2024/04/20現在) 「みんなのネット回線速度」 |
ドコモ | 平均ダウンロード速度: 133.64Mbps 平均アップロード速度: 15.78Mbps (参考:2024/04/20現在) 「みんなのネット回線速度」 |
au | 平均ダウンロード速度: 130.33Mbps 平均アップロード速度: 17.97Mbps (参考:2024/04/20現在) 「みんなのネット回線速度」 |
ソフトバンク | 平均ダウンロード速度: 100.33Mbps 平均アップロード速度: 17.96Mbps (参考:2024/04/20現在) 「みんなのネット回線速度」 |
ahamoは上記のように通信速度に優れている他にも、次のような特典があります。
・5分間の国内通話かけ放題が無料
・20GBまでの海外通信が無料
・dカードGOLDで料金を支払うと5GB付与
通信速度や通信の安定感を重視する方はahamoの申し込みを検討してみてください。
povo|基本料金0円で最安
月額料金(税込) |
基本料金0円
|
---|---|
国内通話料(税込) | 22円/30秒 |
通常の通信速度 |
平均ダウンロード速度: 98.28Mbps 平均アップロード速度: 17.21Mbps 出典:みんなのネット回線速度(2024/04/20時点の情報) |
店舗情報 | なし |
eSIM対応 | 対応 |
利用可能回線 | au回線 |
auが提供するpovoは、5G対応の格安SIMの中でも基本料金0円で利用できるサービスです。
自分に必要なデータ通信量や機能をトッピングしていく形で料金が決まります。
毎月◯GBで契約するというプランではなく、データ通信をしたいときには「7日間で1GB」をトッピング、電話をよく利用する月は「5分以内かけ放題を月額550円」でトッピング、使わない月は何もトッピングしない、と好きにプランを作ることができるので、無駄な出費を抑えることができます。
その他、コンテンツが視聴し放題になるトッピングなど多彩なトッピングプランがありますので、気になる方は確認してみてください。
povoの新規・MNPのお申し込みは「povo2.0アプリ」で簡単にお手続き!
- 下記の「povo|新規・MNPの方はこちら!」のボタンをクリックしてインストール
- 「利用契約・プライバシーポリシー」を読み「初めての方はこちら」をクリック
- メールアドレスでアカウント登録
- 「SIMタイプ」と「契約タイプ」を選択して申し込みを確認して申し込み完了
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楽天モバイル|データ容量無制限で使いたい方におすすめ
料金プラン(税込) | Rakuten 最強プラン
|
---|---|
国内通話料金(税込) |
|
オプション(税込) |
|
店舗情報 | 楽天モバイルショップ:全国に1,000店以上 |
通信回線 |
|
通信速度 |
引用:みんなのネット回線速度 ※2024/04/20時点 |
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
5G対応の格安SIMの中で、データ通信無制限で利用できるのが楽天モバイルです。
楽天モバイルは、データを使った分だけ請求されるシステムとなっています。
データ通信量無制限を提供している格安SIMであり、プラン料金は最高でも月額3,278円(税込)の請求であるため、毎月大量のデータを使用する方でも高額請求の心配はありません。
また通話アプリ「Rakuten Link」を利用することで国内通話が無料です。
データ通信も電話もたくさん使う方には非常におすすめの格安SIMですので、利用を検討してみてください。
その他、当サイトでは楽天モバイルを無料で運用する方法も解説しています。
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ワイモバイル|家族割や端末購入がお得
料金プラン(税込) |
ギガマシマシ新プラン
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---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
|
店舗情報 |
|
通信回線 | ソフトバンク回線 |
通信速度 |
引用:みんなのネット回線速度 ※2024/04/20時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり |
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
ワイモバイルはソフトバンクが提供する格安SIMで、安定した速度で通信ができることに加えて、家族割引サービスやおうち割でよりお得に使えることで人気です。
おうち割光セットとPayPayカード割で、最大1,287円(税込)引きの1,078円(税込)で利用できます。
親等数の制限はなく、別姓でも家族割引の適用となりますので、離れて暮らす親や兄弟と利用するのもおすすめです。
またワイモバイルは端末(スマホ)の単体割引や機種変更による割引を実施しているため、割安でスマホ端末を手に入れることができます。
出典:ワイモバイル公式
キャンペーン名 | 機種変更特典 |
---|---|
終了日 | 終了日未定 |
条件 | 以下全ての条件を満たした方
|
概要 |
機種変更割引が最大21,600円割引 対象機種でのお申し込みでPayPayポイント10,000円相当もらえる さらに、ネットからのお申し込みで手数料3,850円が無料 |
ワイモバイルの機種変更特典で、最大25,120円割引で購入できます。
割引対象機種は以下の通りです。
機種 | 機種代金定価 | 割引後機種代金 |
---|---|---|
iPhone 13 | 115,200円 | 93,600円 |
iPhone SE(第3世代) | 73,440円 | 66,240円 |
Google Pixel 7a | 55,400円 | 44,640円 |
OPPO A79 5G | 21,996円 | 13,400円 |
Libero Filp | 63,000円 | 55,800円 |
Android One S10 | 36,000円 | 28,800円 |
AQUOS wish3 | 21,984円 | 14,800円 |
かんたんスマホ3 | 28,800円 | 18,000円 |
Libero 5G Ⅳ | 21,996円 | 14,796円 |
OPPO Reno9 A | 31,680円 | 24,480円 |
UQモバイル|セット割りや繰り越しがお得
料金プラン(税込) |
|
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
店舗情報 |
|
通信回線 | au |
通信速度 |
参考:みんなのネット回線速度 ※2024/04/20時点 最新情報は引用元から確認できるが、当サイト記載の数値と違う場合あり |
支払い方法 |
|
eSIM対応 | 対応あり |
3月11日時点の情報※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください
auが提供する格安SIM「UQモバイル」は、自宅セット割やUQモバイルの家族セット割で料金が安くなるのが特徴の格安SIMです。
割引サービスが充実しているので、UQモバイルで2台目以降を契約している方にもおすすです。
自宅セット割では対象のインターネットサービス、またはでんきに加入することで、家族全員分の月額料金が次のように割引されます。
プラン | 基本月額料金(税込) | 自宅セット 割引後料金(税込) |
---|---|---|
くりこしプランS+5G(3GB)※新規受付終了 | 1,628円 | 990円 |
くりこしプランM+5G(15GB)※新規受付終了 | 2,728円 | 2,090円 |
くりこしプランL+5G(25GB)※新規受付終了 | 3,828円 | 2,970円 |
トクトクプラン(15GB) | 3,465円 | 2,365円 |
ミニミニプラン(4GB) | 2,365円 | 1,265円 |
またUQモバイルは、毎月の契約通信量で使いきれなかった分を翌月に繰り越せるのも特徴です。
現在、7ヶ月無料でデータ通信量が増える増量オプションキャンペーンも実施されていますので、興味のある方はあわせて確認してみてください。
>UQモバイル評判・口コミはこちら
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mineo|最大通信速度で選べる無制限プランがお得
料金プラン(税込) |
マイピタ 【音声通話+データ通信】
マイそく 【音声通話+データ通信】
※データ通信のみは別料金 |
---|---|
国内通話料金(税込) | 22円/30秒 |
オプション(税込) |
(デュアルタイプ3回線目以降は−165円)
|
店舗情報 | 全国193箇所(mineoショップ/mineoスポットは14箇所) |
通信回線 |
|
通信速度 |
|
支払い方法 | クレジットカード |
eSIM対応 | 対応あり |
mineoは5Gに対応し、3大キャリアから好きな回線を選べ、データ無制限のプランがある格安SIMです。
データ無制限のプランは最大通信速度別に料金が分かれており、それぞれ月額料金固定でデータ通信無制限に利用できます。
いずれのプランも月曜~金曜の12時-13時の間は通信速度が制限されるかわりに、お得にデータが使い放題になるというサービスです。
スマホの使い方に合わせて必要最低限の速度で契約することで、お得にスマホを利用できます。
以下の表を参考に通信速度を選んでみてください。
なお、mineoでは昼間の通信制限がなく、データ容量で選べるマイピタプランもありますので、ぜひチェックしてみてください!
>mineoの評判・口コミはこちら
\ 下記のリンクからのみ!mineo × 引越れんらく帳SIM乗り換えガイド事務手数料無料のキャンペーン! /
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトをお申し込みの場合は適用対象外となります。
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IIJmio|データeSIMがお得
料金プラン(税込) |
※データプランのみは別料金 |
---|---|
オプション(税込) |
|
通話料金 |
税込11円/30秒 |
通信回線 |
ドコモ/au |
通信速度 |
【タイプD(ドコモ回線)】 下り最大1,288Mbps 上り最大131.3Mbps 【タイプA(au回線)】 下り最大958Mbps 上り最大112.5Mbps ※速度超過制限時300kbps |
支払い方法 |
クレジットカード |
eSIM対応 |
あり |
IIJmio(アイアイジェイミオ)は月額料金165円、必要に応じて追加データ量を購入して利用するeSIM専用プランの「データプラン ゼロ」を提供しています。
大手キャリアの場合、データ追加料金は1GBあたり1,000円以上しますが、データプラン ゼロなら最初の1GBは330円(税込)、2GB〜10GBは495円(税込)で利用可能です。
1GB単位でいつでも追加購入ができますので、使うときには課金する、使わない月は月額165円(税込)で維持のみするという無駄な出費のない利用ができます。
メインSIMのデータ通信量を超えてしまったときの予備として活躍できる格安SIMですので、毎月データ通信量がオーバーしてしまう方は利用を検討してみてください。
5G対応のおすすめ端末
5G回線の普及が進んでいますが、5G回線を利用するには、5Gに対応した回線を選ぶと同時に、5Gに対応した端末を用意する必要があります。
ここでは5Gに対応した端末をスマホのシリーズごとに紹介します。
5G対応のiPhoneシリーズ
iPhoneはiPhone 12以降のシリーズで5Gに対応しており、現在対応してる機種は次のとおりです。
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第3世代)
iPhone11以前の端末の場合は、5Gに対応した格安SIMを契約しても5G回線は利用できないので注意してください。
5G対応のGalaxyシリーズ
Androidスマホの中で人気があるのが「Galaxyシリーズ」です。
Galaxyシリーズでは、現在以下の機種で5Gに対応しています。
- Galaxy A23 5G
- Galaxy Z Flip4
- Galaxy Z Fold4
- Galaxy A53 5G
- Galaxy S22
- Galaxy S22 Ultra
- Galaxy M23 5G
- Galaxy A22 5G
- Galaxy Z Flip3 5G
- Galaxy Z Fold3 5G
- Galaxy A52 5G
- Galaxy S21 5G Olympic Games Edition
- Galaxy S21 5G
- Galaxy S21 Ultra 5G
- Galaxy S21+ 5G
- Galaxy A32 5G
- Galaxy A51 5G
- Galaxy Z Fold2 5G
- Galaxy Z Flip 5G
- Galaxy Note20 Ultra 5G
- Galaxy S20+ 5G BTS Edition
- Galaxy S20 Ultra 5G
- Galaxy S20+ 5G
- Galaxy S20 5G
- Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition
端末はドコモやauから販売されることが多いですが、Galaxy Z Flip4に関しては楽天モバイルでも取り扱いがあります。
なお、Galaxy S22の実機レビューが気になる方は、下記記事を参考にしてください。
5G対応のXperiaシリーズ
SONYが提供しているAndroidスマートフォンがXperiaシリーズです。
国内で人気のAndroidですが、現在5Gに対応しているのは次の13機種です。
- Xperia 5 IV
- Xperia 10 IV
- Xperia Ace III
- Xperia 1 IV
- Xperia PRO-I
- Xperia 5 III
- Xperia 10 III Lite
- Xperia 1 III 2
- Xperia 10 III
- Xperia PRO
- Xperia 1 II (RAM 12GBモデル)
- Xperia 5 II
- Xperia 1 II
2020年10月以降に発売された機種は5Gに対応していますが、それ以前の機種に関しては5Gに対応していませんので、5Gを利用する場合には機種をよく確認するようにしてください。
5G対応のOPPOシリーズ
比較的安価で高スペックの機種を購入できることで人気のOPPOですが、5Gに対応している機種は次のとおりです。
- OPPO Reno7 A
- OPPO A55s 5G
- OPPO Find X3 Pro
- OPPO A54 5G
- OPPO Reno5 A
- OPPO Reno3 5G
- OPPO Find X2 Pro
OPPO A55s 5Gは30,000円を切る価格で購入できますので、5Gを試しに利用してみたい方におすすめの端末です。
その他おすすめのAndroid
その他、Androidで5Gに対応したおすすめのシリーズと機種は次のとおりです。
Pixelシリーズ |
|
Xiaomiシリーズ |
|
AQUOSシリーズ |
|
ZenFoneシリーズ |
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HUAWEIシリーズ |
|
シリーズによっては新機種として登場する端末も5Gに対応していない場合もありますので、端末を選ぶ際には5G対応をしっかりと確認するようにしてください。
格安SIMで5Gを利用するメリット
ここからは格安SIMで5Gを利用するメリットを紹介します。
- 大手3社よりも格安で利用できる
- 大容量データを高速でやり取りできる
- 通信品質が向上する
- 複数のデバイスを接続できる
それぞれのメリットについて詳しく紹介します。
大手3社よりも格安で利用できる
格安SIMで5Gを利用する大きなメリットは、大手キャリアと比較して安く5Gを利用できることです。
大手キャリアの5G対応のプランと楽天モバイルの無制限プランを比較してみました。
キャリア・格安SIM | 無制限プラン | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ドコモ | eximo | 7,315円 |
au | 使い放題MAX 5G/4G | 7,238円 |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 7,425円 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 |
大手キャリアの場合は7,000円台で料金が設定されている一方で、楽天モバイルは同じデータ通信量無制限でも3,278円と半額以下で5Gの利用ができます。
また楽天モバイル以外の格安SIMでも、オプション料金不要で5Gに対応しているものも多いため、料金の安さは格安SIMで5Gを利用する大きなメリットといえます。
大容量データを高速でやり取りできる
5G通信は、高画質の動画のような大きなデータ容量のものでも、短時間でダウンロードができるようになります。
2時間程度の動画であれば3秒ほどでダウンロードができますので、これまでかかっていたダウンロード時間を有効活用できます。
ARやVRなどストリーミングで利用するものに関しても、高速通信のおかげで動画がカクつくことなく利用できるので快適です。
通信品質が向上する
5Gでは通信の遅延が少なくなるため、安定したインターネット接続ができます。
オンラインゲームや動画配信を行う場合にも遅延が少なくなり、快適に楽しむことができるでしょう。
複数のデバイスを接続できる
5Gの場合、4G回線の10倍程度の機器を同時に接続できます。
スマホやタブレット、PC、ゲームなど複数デバイスを同時に利用する場合や、IoT家電など身の回りの機器を同時接続する環境でも、快適に通信ができるようになります。
格安SIMで5Gを利用するデメリット
格安SIMで5Gを利用するデメリットとして次の3点があげられます。
- 5Gに対応した端末が必要
- 対応エリアが限られる
- バッテリーを消費する
それぞれについて詳しく解説します。
5Gに対応した端末が必要
5G通信に対応するためには、5G通信に対応した端末を用意する必要があります。
最新の機種では5G通信に対応している場合も多いですが、現在使っている機種を使い続けたいと考えている場合は5Gに対応していないということもあります。
その場合は新しい端末を用意する必要がありますので、端末代金が別途かかってしまうことはデメリットといえるでしょう。
対応エリアが限られる
5G通信のエリアは現在拡大中であり、すべてのエリアで利用できるわけではありません。
せっかく5Gに対応できる端末やSIMを用意しても、住んでいるエリア、または利用を想定しているエリアが5Gに対応していなければ5G通信は利用できません。
格安SIMの5G通信は大手キャリアの通信網を利用するため、使いたい格安SIMの利用回線を確認して、各キャリアの公式ページから確認するようにしてください。
バッテリーを消費する
5G通信は4G通信に比べ大容量かつ高速通信を行うため、端末も多くの情報を処理する必要がありバッテリー容量を消費します。
また、4Gにしか対応していないエリアで5Gを利用しようとすると、端末ががんばって5Gの電波を探してしまうため、その分バッテリーを消費してしまうこともあります。
住んでいる場所や仕事場がすべて5G対応の場合は問題ありませんが、そうでない場合はバッテリー消費が通常よりも多くなる可能性がありますので、対応エリアは確認しておきましょう。
格安SIMで5Gを利用する方法
ここでは格安SIMで5Gを利用する方法を手順にそって紹介します。
まずは一覧で手順を紹介します。
- お使いのSIM・端末が5Gに対応しているか確認する方法
- 手順①:SIMロックを解除する
- 手順②:MNP予約番号を発行する
- 手順③:格安SIMへ申し込みする
- 手順④:回線の切り替えを行う
- 手順⑤:SIMカードの差し込み・APN設定をする
- 手順⑥:5G回線をに切り替える
それぞれの工程で注意すべきことも紹介しているので、申し込みをするときの参考にしてください。
お使いのSIM・端末が5Gに対応しているか確認する方法
5Gは「5Gに対応した回線」と「5Gに対応したスマホ」の両方が揃わないと利用できません。
そのため、現在使っているSIMカードが5Gに対応しているか、端末が5Gに対応しているかは、必ず確認するようにしてください。
現在利用している回線が5Gに対応している場合は、SIMカードの交換は不要で契約内容を変えるだけで5Gが利用できる場合もあります。
それぞれの格安SIMで利用できる5G対応の端末は、以下のサイトから確認できます。
格安SIM | 端末の動作確認ページ |
---|---|
LINEMO | 動作確認端末 |
ahamo | 対応端末一覧 |
povo | 対応機種・端末 |
楽天モバイル | ご利用製品の対応状況確認 |
ワイモバイル | SIM動作確認済機種一覧 |
UQモバイル | 動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧 |
mineo | 動作確認済み端末検索 |
IIJmio | 動作確認端末 一覧 |
上記に記載がない機種でも稀に5G回線を利用できる場合もありますが、通信速度が遅くなったり、通信が不安定になる可能性があります。
5Gのメリットをしっかりと享受できるよう、対応している端末を選び利用するのがおすすめです。
手順①:SIMロックを解除する
現在利用しているスマホと、5Gの利用で契約しようとしている回線が異なる場合はSIMロック解除の手続きが必要です。(SIMフリースマホを利用している方は手続き不要です。)
SIMロック解除は各キャリアの以下のマイページから無料でできます。
ドコモ | My docomo |
au | My au |
ソフトバンク | My SoftBank |
もしご自身でのSIMロック解除が難しい場合は、店舗でもSIM解除の手続きができます。
ただし、店舗での手続きは手数料として3,300円かかるので注意してください。
手順②:MNP予約番号を発行する
乗り換え先の格安SIMでも同じ電話番号を利用したい場合はMNP予約番号を発行します。
新しい電話番号で契約する格安SIM、データ専用格安SIMで契約される場合は、この工程は不要ですので、次の手順に進んでください。
MNP予約番号の取得は店舗やマイページや電話で簡単に取得できますが、電話での発行がスムーズかつ楽なのでおすすめです。
3大キャリアのMNP窓口の番号は次のとおりです。
ブランド名 | MNP窓口 |
---|---|
ドコモ | ①携帯電話:151 ②一般電話:0120-800-000 ※受付時間:9時~22時 |
au | ①携帯電話:151 ②一般電話:0120-800-000 ※受付時間:9時~22時 |
ソフトバンク | ①携帯電話:151 ②一般電話:0120-800-000 ※受付時間:9時~22時 |
MNP番号は取得した日を含めて15日と有効期限があり、有効期限内に回線切替を行わないと、MNP取得からやり直しになるので注意してください。
手順③:格安SIMへ申し込みする
5Gは普及が進んでいますが、まだ対応している格安SIMは多くはありません。
5Gを利用したい場合は、格安SIMが5Gに対応しているか確認をしましょう。
また格安SIMによっては5Gへの対応がオプションの場合もありますので、通常料金内で5Gが使えるのかもあわせて確認してから申し込みをしましょう。
利用する格安SIMを選び実際に格安SIMを契約する際は、その会社ごとに決まった本人確認書類を用意する必要があります。
主に必要となる本人確認書類は下記です。
- 運転免許証、運転経歴証明書
- 健康保険被保険者証+補助書類
- 特別永住者証明書
- 旅券(パスポート)
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 個人番号(マイナンバー)カード
本人確認書類上には、氏名・住所・生年月日の記載があり、申込内容と一致している必要があります。
各社の指示に従い、適切な本人確認書類を用意しておきましょう。
手順④:回線の切り替えを行う
利用する格安SIMを決め、申し込みまで終えるとSIMカードが手元に届きます。
SIMカードが届いたら、今まで使っていたスマホでMNPの転出手続きを行います。
MNP転出手続きは、新しいSIMカードに同封されている番号に電話をかけるだけで完了します。
MNP転出手続きが完了すると、これまで使っていた回線(MNP番号を発行した回線)の契約は自動で解約となりますので、解約手続きは不要です。
なお、回線の切り替えには30分〜1時間程度かかりますので、通話の予定がないタイミングで手続きをしましょう。
手順⑤:SIMカードの差し込み・APN設定をする
MNP転出手続きを終えたら、これまで使っていたSIMカードをスマホから抜き、新しく届いたSIMカードを差し込みます。
新しいSIMカードを入れたら、スマホの設定画面からAPNの設定を行う必要があります。
APNの設定は難しいことはなく、新しく契約した格安SIMを提供している会社のサイトから「APN構成プロファイル」をダウンロードして、画面の指示に従ってインストールするだけです。
最後に、電波は繋がっているか、電話を掛けることができるかなどの動作確認をして乗り換えは完了です。
手順⑥:5G回線をに切り替える
SIMの設定が終わったら、iPhoneとAndroidそれぞれ、以下の手順で5G回線を利用できます。
■iPhone
5Gサービスエリア内でiPhone の「設定」から「モバイル通信」→「通信のオプション」→「音声通話とデータ」をタップし、「5Gオン」または「5Gオート」にチェックを入れることで利用できます。
■Android
5Gサービスエリア内で端末の「設定」から「ネットワークとインターネット」→「優先ネットワークの種類」をタップし、「5G」が含まれていることでご利用可能になります。
IIJmioなど一部の格安SIMは、会員専用ページから5Gオプションを有効にすることで、5G回線が利用できるようになります。
手続き方法は、申し込み後にSIMカードと同封されてくる説明書を参考にするようにしてください。
格安SIMで5G利用に関するよくある質問
ここでは格安SIMでの5G利用に関して、よくある質問を紹介します。
- 4Gから5Gにする場合はSIMカードの交換が必要?
- 5GのSIMで4Gのスマホの場合はどうなる?
- 4Gのスマホで5GのSIMを契約できる?
- 5GのSIM契約で4Gは使える?
- eSIMで5G対応のキャリア・格安SIMはある?
それぞれの質問について、詳しく紹介します。
4Gから5Gにする場合はSIMカードの交換が必要?
ドコモ、ソフトバンク、楽天回線の場合は既存のSIMカードのまま5Gを利用することができます。
au回線の場合はSIMカードの交換が必要になる場合があり、そのときは無料交換の対象になります。
現在利用している回線がau回線で、同じSIMカードで5Gを使いたい場合は、各社によって交換の必要有無が異なりますので、各社ホームページを確認するようにしてください。
5GのSIMで4Gのスマホの場合はどうなる?
5GのSIMは原則として、5G対応スマホ以外での操作確認が行われていないため、保証の対象外になります。
万が一利用できた場合も、通信速度が低下したり、通話や通信ができなくなったり、端末の挙動がおかしくなったりすることがあります。
5G対応の端末も徐々に増えてきており、安価で購入できるものも登場していますので、5Gを利用する際には5G対応端末を利用することをおすすめします。
4Gのスマホで5GのSIMを契約できる?
5GのSIMを契約することは可能です。
ただし5Gに対応していないスマホの場合は5G回線は利用できません。
5G回線を利用したい場合は、5G対応スマホを用意する必要があります。
現在新しく登場するスマホは5Gに対応していることも多いですが、まだ5Gに対応していない端末も多いですし、中古で用意する場合は対応していない端末も多く存在します。
5G回線を利用したい場合は、購入前に各メーカーホームページにて5Gに対応しているか確認してみてください。
5GのSIM契約で4Gは使える?
5GのSIM契約で4G回線は利用できます。
例えば5G提供エリア外からのインターネット接続の場合は、自動的に4G回線に切り替わりデータ通信が行なえます。
またiPhoneであれば、「設定」→「モバイル通信」→「通話のオプション」→「音声通話とデータ」から5Gを契約している場合は、5Gと4G回線を選択することができます。
Androidの場合は「設定」から「ネットワークとインターネット」→「優先ネットワークの種類」から回線を選択することができ、5Gを契約している場合は5Gと4Gの両方を選ぶことができます。
eSIMで5G対応のキャリア・格安SIMはある?
ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアはすべてeSIMかつ5G回線に対応しており、提供されている料金プランは次のとおりです。
+キャリア | 料金プラン(税込) | 公式サイト |
---|---|---|
ドコモ |
|
https://www.docomo.ne.jp/ |
au |
|
https://www.au.com/ |
ソフトバンク |
|
https://www.softbank.jp/ |
格安SIMの場合はeSIMが利用できる格安SIMで5Gにも対応したサービスは限られ、以下がeSIMにも5Gにも対応している格安SIMの一覧になります。
格安SIM | 音声通話SIM 最安月額料金 (税込) |
公式サイト |
---|---|---|
楽天モバイル | 1,078円 | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ |
ahamo | 2,970円 | https://ahamo.com/ |
povo | 0円 | https://povo.jp/ |
LINEMO | 990円 | https://www.linemo.jp/ |
UQモバイル | 2,365円 | https://www.uqwimax.jp/ |
ワイモバイル | 2,365円 | https://www.ymobile.jp/ |
mineo | 1,298円 | https://mineo.jp/ |
IIJmio | 850円 | https://www.iijmio.jp/ |
3月24日時点の情報※最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください
上記格安SIMの中で、mineoとIIJmioで5G通信を利用したい場合は、マイページから別途5Gオプションの無料申し込みが必要です。
その他の格安SIMについては、5G対応端末で利用することでそのまま5G回線を利用することができます。
格安SIMの5Gまとめ
格安SIMで5Gを利用するメリットや、5Gに対応した格安SIMなどを紹介してきました。
5Gは2020年3月から始まり、現在は対応エリアを拡大している最中です。
対応エリアにいる場合は現在のプランのまま、または格安SIMで5Gに対応したサービスと契約し、5Gに対応したスマホにSIMを入れれば利用することができます。
高速通信、低遅延、100台程度の同時接続ができるなど、5G回線は非常に優れた回線ですので、気になる方は格安SIMで5Gに対応したものを契約し試してみてください。